犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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初めてのスーパーに行く

2023年03月20日 | 日々
「初めてスーパーに行く」ではない。
さすがにそんなことはない。
「初めてのスーパーに行く」んである。
今まで行ったことの無いスーパーで買い物をする。

東京都下調布市は深大寺界隈に住んでいる。
住宅街である。
畑や植木畑はずいぶん減ってきた。
そして家が増えた。
つまり人が増えた。

古い小さい個人商店は消えてゆき、
スーパーマーケットが増えた。

今は、自宅から1㎞圏内に3軒のスーパーマーケットが有る。
多いんでねえか。

さらに1.5kmくらいに広げるとまた数軒有る。
2㎞にも広げたらもう数えきれない。多い。
そんな東京都市郊外である。

1㎞圏内の3軒で充分に事足りる。
ただ、回数や買い物の内容がマンネリ化する。
それで、たまに出先からの帰りには、
行ったことの無いスーパーに積極的に寄るようにしている。

どこのスーパーも似たり寄ったりであり、
また同時に、少しだけ違う。
その、少しだけ違う部分を楽しもうというわけだ。

スーパーには、価格帯の設定が有る。
そこを逸脱して、いつもと違うスーパーに行くと、面食らう。
お財布事情を超える冒険は、しない。
そりゃ、価格帯を変えれば、品揃えも変わるのは当たり前だ。
あくまで、同じ価格帯の中で、ちょっとの新奇を探す。
つまし~く楽しむのだ。

自社ブランドが有ればそれを買ってみたりもする。
お惣菜には特に違いが出ると思う。



家を中心にして、放射状に走っている道路は、よく使う。
反対に、家を中心に円弧に沿う道は、通らない。
だから、家に近くても滅多に通らない道というのは有る。

そういう道を試しに走ってみた。
すると、知らない所にスーパーが有った。

「こんな所に」と思うのはこっちの勝手だ。
地元の人は日々利用しているのだろう。



駐車場は40台あまり。
店舗は小さくもない。
売り場はゆったりとしている。

レジは3台有る。
カードもスマホ決済もひととおり利用できる。

午後4時半。

妙に、売り場に人がいない。
店員がいないのはそう不自然でもないが、
他に客がほとんどいない。
いや、通路が広いのがかえって空いているように感じさせるのだろうか。
へんにガランとしている。

そう思うと、
割引シールの貼ってある商品が多いような気がしてくる。
売れ残りが多いからではないか。

レジは3台有るが、1ヶ所しか稼働していない。
一人の店員さんが、せっせと対応している。
私の前の年配のお客さんに、支払機の使い方を丁寧に説明している。
しながら、私がレジに並んだことにも気付いて、一言わびを入れてから対応を続ける。

終わったらすぐに戻って「お待たせしました」と私の買い物の精算にとりかかる。
風格からして、店長さんのようである。
えー。ここいらの地域の、この大きさのスーパーの、この時間帯で、
店長一人で切り盛りしている?

できている。
できてしまうくらい、客が少ない。
もう少し、あと一時間も後なら、あるいは18時台なら、
もっと混み合うのだろうか。
その時にはパートさんもレジに入って、
そして待ちの列もできるのだろうか。



滅多に行かないスーパーに行くと、たまにこういう雰囲気の店に会うことは有る。
そういう店は、数ヶ月後には無くなっていたりする。

今回の店は、店長さんの仕事ぶりが見事だったので、
なんだかさみしい。

何がいけなくて、あんなに客が少ないのだろう。

また行ってみようと思う。
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