サフラン咲いた

昨日だったか、
気付いたら、サフランが咲いていた。


まだ咲いていないものは、つぼみも出ていないような様子だ。
タイミングの個体差が大きいな。

庭の日当たりが良くないせいだろうか。

咲いたものは雄しべを採って、染色に使おう。
割り箸で摘まんで引っ張って摘み取るべし。


※

いや、ちょっと待て。
黄色いしべのほうが花粉をたくわえている。
そっちが雄しべだ。
赤いのは雌しべだな。間違っていた。

一つの花に何本も有るから雄しべだと思ってしまったが、
黄色いほうだって何本も有る。

※

いや、つぼみのものが一株有った。
赤い雌しべがつぼみの先からチョロッと見えている。


花が開くより早く受粉しようという魂胆なのだろうか。

※

庭木が高く伸びて、日当たりが悪くなってきている。
冬の野菜も作りたいので、高くなり過ぎた木はこの冬に伐ろうと考えている。
昨年の冬から伐り始めているが、まだまだだ。

花水木が高くなり過ぎて、
室内からは花も紅葉も見えやしない。
辺りは日陰が増えて湿気が溜まり、
幹はすっかり苔むしている。

長年見てきた木なので惜しいけれど、伐ることにしようと思う。

すぐ横にむくげが生えているから、
花水木を伐ったらきっと勢いを増すだろう。
暗すぎて花をあまり付けていなかったので、それはそれで良いだろう。

※

どんなに気に入っていても、
変わってゆくのが庭というもので、
変わっていってこそいきいきと生きている証だと思う。

光と風を取り込もう。