犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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自動で閉じる話 扉篇

2018年05月27日 | Do it myself

玄関の木製の扉が「バタン!!」とものすごい音をたてて閉まる。
ドアクローザーを調節し直しても、うまくいかない。
ゆっくりと閉まってきて、最後の瞬間、「バタン!!」となる。

諦めて、自分が出入りする時は、最後まで自分の手で閉じている。
嗚呼、これではドアクローザーが付いている意味が無いではないか。
ということに気付いた。
これこそ、ドアクローザー交換の時期でございますこと。

インターネットの通販サイトで調べてみると、「交換用ドアクローザー」という商品が見付かった。
リョービが作っているのか。
リョービは電動工具のメーカーとして知っている。
私のチェーンソーもリョービの製品だ。

「交換用」は、前にどんなサイズのドアクローザーが付いていても交換できるように、
ネジの位置が調節できるようになっているという。
なるほど、では今付いている老ドアクローザーはどんなサイズの物なのだろう。
測ろうとして見てみると、リョービの文字が入っていた。なあんだ。

リョービのメーカーサイトを見てみると、ドアクローザーについて「基本」から説明してあった。
ドアの開く側に付けるのがスタンダードタイプ、内側に付けるのがパラレルタイプ。
ある角度まで開いたらそこで止めておける、ストップ機能。
ストップ機能がアームに有るのが外装式、本体内部に有るのが内装式。
新しい製品は、デザインが非常にスマート。

「ドアがバタンと閉まるようになったら、お早目に交換してください。」と書いてある。
そうなのよ、今それなのよ、お早目に交換したいのよ。

現状の物にはストップ機能は無い。
老母が歩行器を押しながら出て行く間、介護者は手を伸ばしてドアを支えていなければならない。
ストップ機能が有ったら、ステキじゃないか。

我が家のドアクローザーはパラレルタイプ。
ストップ角度が調節できる外装式を選ぼう。
それに、メーカーがリョービなので、「交換用」ではなく現行のモデルに交換できるようだ。
アームの製品番号と、本体のサイズを測ると、現行モデルのどの型にすれば良いか、判明する。

サイトには「ドアクローザーの外し方」も載っている。
「バタン!!」となるくらいなら、外してしまえば良いのだ。

外した跡の様子が写真。
そういえば、サイトの「お早目に交換してください」の項目に、
「オイルが漏れていたら」という条件が有った。
オイルが漏れて、そのオイルに埃が着き、周囲は汚れきっている。
下には漏れたオイルが垂れた跡がひと筋有る。

これじゃ「バタン!!」とも言いたくなるわけだ。

アームを取り付けた穴が、今の物の他にもあいている。
このクローザーは、少なくとも二代目のようだ。
この家を建ててもうすぐ45年。
20年ほどはもつ物がヘタって来る二回目の時期なのだ。
だから先日ビルトインコンロも交換したわけだ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/2163a34dd8a0ea273c85f97118a3d5bf

クローザーを外してみると、ドアに今のペンキを塗る前の色が残っていた。
ということは、このクローザーを取り付けた後にペンキを塗り替えたということだ。
今塗ってあるこの茶色のペンキが、当初からイヤでしょうがなかった。
焦げ茶色のペンキで塗られて、玄関はどっしりと暗くなってしまった。

最初は黄色っぽく明るい透明のペンキで塗ってあった。
私はそのドアの色が気に入っていたのだ。

ペンキを塗り替えるというのは、どうしてもだんだん濃い色になる。
そして不透明のペンキを塗ることになる。
そうやって、上塗りすることで汚れや傷みを隠すのだ。

一旦汚れたり傷んだりした板のペンキを、元の明るい透明の色に塗り直そうと思ったら、
今塗ってあるペンキをすっかりきれいに剥がさなければならない。
これはたいへんな作業で、もうペンキ屋の仕事の範疇とは言えなくなってくる。
だから、ペンキ屋に依頼すれば、ペンキの色はだんだん濃く不透明になるのは
いたしかたない事だ。

それで、あるとき私は発奮して、この扉を塗り替えることにした。
でも、たいへんだから外側だけ。
内側はそのまんまだったから、我が家の玄関扉は外と内とで色が違う、
へんてこな状態だったのだ。

ドアクローザーを外してみて気付いた。
今が塗り替えのチャンスじゃないか?
ドアクローザーが無くて平らで剥がす作業がしやすいじゃないか。

・・・またやることを増やしてしまった。


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