犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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刺すもの

2020年07月29日 | イキモノタチ
[あらすじ] 風邪引いた。風邪じゃないよ、副鼻腔炎だよ。
数年ぶりに医者行った。抗生剤と、鼻汁をゆるめる薬と、抗アレルギー薬を服用する。

服薬して5日経ったが、まだハナが黄色い。
抗生剤を変えて、さらに1週間、という処方。



庭仕事をしたくない。
雨が多いのも理由だが、止んだ時にできなくもない。
でも庭の奥に行きたくないのは、蚊が多いからだ。

蚊に食われると、痒い。
私はよく蚊に食われる。
たかられる。
集まってくる。
好かれる。
ひとより私が蚊に好かれる。

数年前、どこやらの高校生だかが、研究を発表した。
自分よりも妹のほうが蚊に好まれるのはなぜか。
そして、足の裏の菌の種類によって、蚊は人を選り好みしていることをつきとめた。
すばらしい。
だから、蚊に好まれる人は、足の裏をアルコールで拭いてから出ると良い、という対策もできる。

私は、足の裏をアルコールで拭いて、衣服のあちこちにミントオイルをスプレーし、
庭で作業する辺りに蚊取り線香を焚いたり、殺虫剤を撒いたりしてから作業する。

それでも、首や顔など出ている所や、服が薄手なら貫いて刺してくる。

プクンと腫れて、痒い。
かゆいのやだ。

なに、10分も我慢すれば、痒みは収まる。
即発型のアレルギーはそんなものだ。
私の場合、それで済む。

しかし、友人Qなどは、翌日もその後も一週間くらいは痒く、
寝ている間に掻いてしまったりして、肌にひどく痕が残る。
痛々しいのだ。
これは、タイプが別の、遅発型アレルギーが起きているのだ。

私も、アシナガバチやブヨに刺された時には、遅発型に悩まされた。
もう治ったかと思うと忘れた頃に再発する痒みは、
しつこく、また、強い。
これにはステロイド剤が有効だ。

即発性のアレルギーでも、痒いもんは痒い。
やだ。
だから、ついつい庭仕事をサボりがちになる。



それが。
抗アレルギー薬を飲んでいるおかげで、アレルギーが起きにくい。
蚊に食われても、ほんの直径2㎜程度の発赤が起こる程度で、
痒みはほとんど無い。

かかってこいである。
勇んで庭に出る。
刺すんなら刺してみろい。
ワハハ―



今年は柿の実がずいぶん付いている、
うまく熟したらこれは楽しみだ。

と、柿の枝をくぐって
その枝を見た時に思わず声が出た。
「ゲッ」

暗い枝に、明るく蛍光色のトゲトゲのものがいる。
イラガの仲間の幼虫だ。

あぶない。
もしも身体の刺毛に触れたら、
電撃のような痛みが走り、やけどのような痕になり、
しつこい痒みに襲われる。

「うーん、強い痛みは10分くらいでおさまって、
それだけだったよ。」とは、友人Mの弁である。
かなり、アレルギー反応が弱めである。
おそらく、アレルギー強めの私が刺されたら、それだけでは済むまい。

帽子もかぶっておいて良かったー、
雨が降り出したからかぶっていたんだ、雨よかったー

と思いつつよく見ると、
あっちの枝にもこっちの枝にも、
ずら~っといる。

蛍光黄緑の身体は、きれいっちゃきれいだ。
孵化して最初のうちは、特にきれいだ。



枝ごと切り落として踏んだり、
鋏で虫を切ったりした。
分厚いゴム手袋をしていて、ちょうど良かった。



写真のものは、2令くらいだろうか。
トゲトゲが黒くて、強面に成長している。

さーて、何匹写っているでしょう、か?
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