犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

腹無い

2017年10月07日 | イキモノタチ
蜘蛛写真のブログなど書き終えて家を出る。
出かける前に玄関前を掃き掃除する。
おや、虫。
…の上半身。

カマキリが食われている、というと
すぐに思うのは、交尾が済むとメスがオスを食う、という習性だ。
しかしこれから寒くなるこんな時期に交尾するだろうか。
卵で越冬、なんてことがあるのか?

調べてみると、そうだった。
交尾して、秋口に産卵し、卵で越冬して、4、5月頃に孵化する。
そういえば
「カマキリの卵を取ってきて机の引き出しに入れて忘れて
あるとき机からちっこいカマキリが湧いてきてビビった。」
というのはよく聞く話だ。
え?聞かない?

ある観察によると、交尾後にメスがオスを食べなかった場合、卵は30個程度、
食べた場合は80個程度。
しっかりメスに食べられたほうが、たくさんの我が子を遺せるようだ。

またある観察によると、
メスは交尾の最中からオスを食べ始める。
頭からモリモリいく。
頭を失った状態でもオスは交尾を続ける。

そうか。
私が見つけたこの遺骸は、腹の柔らかいところだけを失っている。
そういうものかと思ったが、
カマキリのあのしっかりした顎では、カマキリの身体の固い部分もものともせず食えるようだ。

ではこれは、他のイキモノが、食べやすい部分だけを食べたあと、
ということも考えられる。
我が家の玄関周りには、今年、猫の母子が棲みついている。
やつらがオイシイとこだけ食べたのかもしれない。

あるいはやはり、メスが交尾の後に、
ゆっくりと腹ばかりを食べたものかもしれない。

わからんね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アシダカグモの脱皮 | トップ | サンスクリット初級講座~テ... »

コメントを投稿

イキモノタチ」カテゴリの最新記事