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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

カキベラを作ろう

2016年08月27日 | Do it myself
[あらすじ] 木彫の展示を見に行った。


陶芸を始めて9ヶ月。
まだ経験もろくすっぽ無いし、基本的な技術もまるで知らないままなのに、
やってみたいことだらけ。
月に一度、窯に通うだけでは足りなくなってきた。
自宅で粘土いじりできるようにしなくては。

そのためには、道具が必要だ。
粘土と、粘土をこねる場所と、道具が必要だ。
道具を買い揃えるのは銭がかかる。
自分でなんとかできるもんは自分でなんとかするのが信条だ。
道具の自作から入ろう。

道具の中でも、カキベラと呼ばれる、へらを作ろう。
器の外形や、底や、模様などを彫る道具だ。
木の柄の先に、細い金属の板が輪に付いているものだ。

陶芸やっています。と言えるように、土と水と火じゃなくて
木と金から始める。
木火土金水(もっかどごんすい)で五行が揃う。
いいぞ。
鍼灸師っぽい発想じゃないか。

木の柄にするには、玄関先の桜の枝を切ったものが
ストーブの焚きつけにしようと乾かしてある。
細い金属の板は、古い傘の骨を切れば良い。

傘の骨は、コの字型の強い構造になっている。
これを、叩いて平たく伸ばす。
叩き台に、金床が欲しい。以前から欲しかったが、持っていない。
自宅の中に、金床になるような鋼鉄は無いものか、探す。

斧の刃がある。
斧を数年前に買い換えたから、古い斧の刃がどこかに転がっているはずだ。
見付からない。
探す間に、その刃を止めていたクサビが見付かった。
小さいが、今回はこれで事足りる。

叩いて伸ばした細く薄い金属の板を、

コンロであぶって、軟らかくなったところですかさず曲げる。
そして水で冷やす。
硬くなったかな。
曲げた金属の板の端を、やすりで研いで、刃にする。

木の柄の先に、溝を切って、金属の板を差し込む。
緩まないように、針金で巻いて固定する。
以上。



こんなものを作ろうと考えていた矢先に行った展示で
木彫師の手製の道具が見られたのでちょうど参考になった。


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