goo blog サービス終了のお知らせ 

犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

デイサービスで留守が良い

2017年11月25日 | 介護ウチのバヤイ
老母84歳パーキンソン病。

足のむくみが強い。
パーキンソン病の薬の副作用でもあるが、
もともと若い頃からむくみがちでもあった。
もともとの傾向と副作用が重なっているから、強く出ているのだろう。

血圧が高い。
降圧剤には利尿薬を使っている。
それでもむくむ。

歩いてください、と言われる。
足にたまった水分を汲み上げて心臓へ戻すには、
静脈を筋肉の活動で押す、ポンプ作用が必要だ。

ところが歩くのも楽ではない。
それでも歩けば歩けないこともないが、歩きたくない。

足の裏の角質化がひどく、立つだけで痛い。
これは、皮膚科の往診を受けて、だいぶ良くはなってきた。

しかし、楽に歩けるほどではないらしい。
本人以外には分からない。
どこまでつらいのか。どこからは甘えなのか。



足のむくみが強いので、うまく動かせない、と言う。
それも加わって、入浴がひとりでは難しい、
自分では体の洗えない部分もある、と言う。

では入浴サービスのある施設に通いましょう、と
ケアマネージャーさんが提案してくれた。

週に一度、デイサービスに通うことになった。



リハビリ中心のデイケアは、欠席することが多くなったので、
しばらくおやすみ、ということにしていた。

週に一度、留守の間に私はのびのびと家の掃除などをしていた。
しかしそれが無くなっていたので、
私は思いのままに掃除や片付けができなくなっていた。

デイサービスも朝から夕方までたっぷり留守になる。
ありがたい。



掃除くらい母がいてもできそうなもんだと思われるかもしれないが、
母もまだ元気だし意志ははっきりしているので、
自分だったらこうする自分はここはこうしたい、という思いが強い。

居たらそれを言う。
相談して話し合って折り合いを付ける、という作業ができればいいのだが、
主張する元気はあるが議論する元気は無いという状態だ。
つまり、言い出したら聞かない。

だから、掃除や片付けを思い通りに進めるためには、
留守の間が良い。



母のことを書くたびに思うことがある。

まるで、小学生の作文のようだ。

家での母親の実態を書く。
教室で当てられてそれを音読する。
友だちが家に帰って自分の親にそれを話す。

こうやって、本来は秘匿されているはずの家庭内の実情が
子どもの作文によって持ち出される。
参観日に読まれたり、文集に載ってしまったりした日には
親の面目はまったく丸潰れである。

それを、ブログでやっている気がするのだ。

つづく


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。