[あらすじ] 痛みがあちこちに移動したり、次から次へ新たな症状が出たり。
いろんな病気になったり、治りにくかったりする人には、
考え方のパターンがあるようだ。
医者や薬や健康法など、何かに頼れば治ると思っているタイプがそのひとつ。
自分の身の周りの物事が病気の原因になっていると思ってそのせいにしているタイプがそのひとつ。
症状に縛られて何もできない生活をしていくタイプがそのひとつ。
※
人の思いはなんと生き方を左右することか。
中でも、長いあいだ根に持っていることがあると、
それは実は心の奥にありながらに、体に症状を引き起こす。
過去のこと、若い頃のこと、さらには子どもの頃のことともなると、
沈潜してきた時間も長くなり、その分、体への影響も大きくなる。
●怨恨タイプ
「小学生の時にあの子にいじめられた」
私にいじめられた人もいるかもしれない。
けれど私をいじめた人もいる。
忘れられない。と言い切ってしまうより、忘れれば楽になる、と言っていたほうが
なんぼか忘れられるようになりそうだ。
いじめた側は忘れている。
びっくりするほど親しげに再会して来る。
「あの時わたし、こう言われてつらかったのよ」と言えたら楽になるだろうか?
「母親の言ったあのセリフが忘れられない」
子どもの頃の身近な人と言ったら、まず親、きょうだい。
中でも母親の言葉は、一生に影響を与えやすい。
与えやすいからこそ、あんまりそこを気にしていると、
いつまでも親の影響下から抜けられない。
親の言葉なんて、子どもの人生への呪いでしかない。とすら思う。
祝福を与えられる大人でありたいが、大人だってそんな簡単じゃない。
そんな大人になったのだから、いつまでもお母さんの子どもじゃない、と思うのなら、
親の言葉なんか背後に回してしまえばいい。
「家が貧乏だったから進学できなかった」
子どもは家の事情に囚われる。
そこから脱出するには、ある程度の行動力が身に付く必要がある。
それは親の育て方にも影響はされるが、子ども自身の個性が大きいだろう。
家が貧乏だったからではなく、そんな家から飛び出すところまでの気が自分に無かったのだ。
「交通事故の相手に誠意が無い」
もらい事故であればあるほど、相手のせいだ、という思いは強くなる。
自分は何も悪くないのにこんなケガをした、と思うと、
自力で治しにくくなる。
交通事故被害者に後遺症が出やすいのは、こういう理由も大きい。
しかしそれは結局のところ自分が損じゃないか。
治ってしまえば相手の誠意も必要なくなる。
誠意の無い相手なら、早く付き合いをやめたいじゃないか。
治れば終わる。
「以前付き合っていた人にこんなこと言われた」
関係が近くなるほど、自分の内面に入って来られる。
日頃、自分では見たくない自分に関して、言われたくないことも言われるかもしれない。
今も関係が続いているなら、それだけのことだ。
続いていない相手のことなら、もういいじゃないか。
そんなことより次行ってみよう!
いろんな病気になったり、治りにくかったりする人には、
考え方のパターンがあるようだ。
医者や薬や健康法など、何かに頼れば治ると思っているタイプがそのひとつ。
自分の身の周りの物事が病気の原因になっていると思ってそのせいにしているタイプがそのひとつ。
症状に縛られて何もできない生活をしていくタイプがそのひとつ。
※
人の思いはなんと生き方を左右することか。
中でも、長いあいだ根に持っていることがあると、
それは実は心の奥にありながらに、体に症状を引き起こす。
過去のこと、若い頃のこと、さらには子どもの頃のことともなると、
沈潜してきた時間も長くなり、その分、体への影響も大きくなる。
●怨恨タイプ
「小学生の時にあの子にいじめられた」
私にいじめられた人もいるかもしれない。
けれど私をいじめた人もいる。
忘れられない。と言い切ってしまうより、忘れれば楽になる、と言っていたほうが
なんぼか忘れられるようになりそうだ。
いじめた側は忘れている。
びっくりするほど親しげに再会して来る。
「あの時わたし、こう言われてつらかったのよ」と言えたら楽になるだろうか?
「母親の言ったあのセリフが忘れられない」
子どもの頃の身近な人と言ったら、まず親、きょうだい。
中でも母親の言葉は、一生に影響を与えやすい。
与えやすいからこそ、あんまりそこを気にしていると、
いつまでも親の影響下から抜けられない。
親の言葉なんて、子どもの人生への呪いでしかない。とすら思う。
祝福を与えられる大人でありたいが、大人だってそんな簡単じゃない。
そんな大人になったのだから、いつまでもお母さんの子どもじゃない、と思うのなら、
親の言葉なんか背後に回してしまえばいい。
「家が貧乏だったから進学できなかった」
子どもは家の事情に囚われる。
そこから脱出するには、ある程度の行動力が身に付く必要がある。
それは親の育て方にも影響はされるが、子ども自身の個性が大きいだろう。
家が貧乏だったからではなく、そんな家から飛び出すところまでの気が自分に無かったのだ。
「交通事故の相手に誠意が無い」
もらい事故であればあるほど、相手のせいだ、という思いは強くなる。
自分は何も悪くないのにこんなケガをした、と思うと、
自力で治しにくくなる。
交通事故被害者に後遺症が出やすいのは、こういう理由も大きい。
しかしそれは結局のところ自分が損じゃないか。
治ってしまえば相手の誠意も必要なくなる。
誠意の無い相手なら、早く付き合いをやめたいじゃないか。
治れば終わる。
「以前付き合っていた人にこんなこと言われた」
関係が近くなるほど、自分の内面に入って来られる。
日頃、自分では見たくない自分に関して、言われたくないことも言われるかもしれない。
今も関係が続いているなら、それだけのことだ。
続いていない相手のことなら、もういいじゃないか。
そんなことより次行ってみよう!
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