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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

座業と伸び

2019年11月22日 | からだ
[あらすじ] 犬の散歩をしながら、あちこちストレッチなど。
身体の固い子だったまま身体の固い人になったけれど、払拭したい。
運動音痴で器械体操は一番の苦手だったけれど、できることも有る。
手首の関節をやわらげたり、離陸しないパルクールの練習をしたり。


机に向かっている時間も多い。
パソコンで作業していたり、サンスクリットの勉強をしていたり。
欠落している化学や物理や地理の勉強をしていたり。

そういう時間にも関節を伸ばす。
椅子に腰掛けているのがちょうどいいという関節も有る。



結跏趺坐しようとして、
右の股関節が左よりも固いことに気付いた。
よく開かない。

だから、机に向かっている間、
右の足の甲を左の腿に載せる。
右手が空く時は、右膝を下に向けて押す。

繰り返しになるが、伸ばすためにはまず一旦縮める。
右膝の上に置いた手を押し返すように脚に力を入れる。
そして脱力する。
終始、呼気で行う。



もうずいぶん以前に見たのだが、
「ホンマでっか!?TV」に出演している人が、
足の指を曲げて立って、歩いて、なんなら飛び跳ねて見せていた。
後で調べたが、たぶん夏嶋隆氏だったのだろう。

フツウの爪先立ちと逆で、内側に指を曲げて立つのである。

不健康そうな人の代表で、誰だったか芸人さんがやらされて
激痛に悲鳴を上げていた。
やらされてと言っても、飛び跳ねるなんてまさかまさかで、
立つことすらできなかった。

いや、こりゃ立てないって。

足指を曲げて、床に付けて押してみるが、
それだけで痛い。
関節が床板に触れる感じだけで痛い。

ここに体重をかけるなんて、想像しただけで
腰砕けになって失禁しそうなくらい痛い。



何事も、
続けていればできるようになる。
毎日少しづつやっていれば、
身体は変わる。

ロケット工学者の糸川英夫氏は、60歳を過ぎてバレエを始めた。
毎日、箪笥の引き出しに脚を載せて、脚を上げる練習をした。
引き出しの上に新聞紙を載せるのだが、それを毎日一枚づつ増やしていったという。
紙一枚の厚さは無に等しいが、積もれば山となる。

日々の変化は目に見えない程度だが、
何週間、何ヶ月と続けると、大きな差になってくる。



大きな体験は無いけれど、
小さな体験なら、有る。

3ヶ月続けると、感じられるくらいの違いが出てくる。
そして、効果がいくぶん後に残る。
だから、全くやらないよりも、飽きてもいいからやった方がいい。

「お百度詣り」というのは、そういうことなのではないか、と思っている。
毎朝とにかく神社まで行く。
階段を登る。
手や口を浄める。
姿勢を正して、礼をする。
願いを言葉にして想う。
階段を降る。
歩いて帰る。

これを百日やっていれば、心身もすっきりすることだろう。



いやはや、そうは言っても、
足指を曲げて立つことができるようになるまでは、
ちょいと月日がかかりそうだ。
痛いわー

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