犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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骨太転倒日記 三回目篇

2019年01月22日 | 介護ウチのバヤイ
[あらまし] 同居母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
夜間はパーキンソン病の薬が効いていないから、
あまり活動しないように。

夜間はベッドサイドのポータブルトイレで用を足す。
夜は宅食を取っているし、調理もしないように。

などなど、ケアマネさんも私も介護士さんたちも言っている。
が、動く。



今朝6時の定期巡回の介護士さんに、転倒して床に横臥しているのを発見された。

介護士さんに介助してもらい、四つん這いになれた。
声かけ指導してもらい、ベッドサイドに行き、
つかまって自力で立ち上がれた。
薬を飲む前でも、これくらい動ける。
パーキンソン病としては、さほど悪くない。

あちこち痛い。骨折していないか。受診したほうがいいんじゃないか、
と本人は心配する。
周囲も心配する。
転倒からいくらか時間が経っているが、
痛いと言っている箇所は腫れてもいない。
体重もかけられる。移動もできる。
骨折なんかしていない。



老人マンションに住んでいる友人Nさんが骨折して入院した、と言う。
骨折した様子の話を聞いて、骨折した感じはずいぶん違うのだと分かった、と言う。
でも、ちょっと痛いと心配する。

心配無いですよ。
骨折したらそんな痛みじゃありません。



「(転倒することが)三回目で、やっとよく分かった。」と言う。

何が分かったのかさておき、介護士さんと目を見合わせてしまった。
三回目???

「カウンターがリセットされてるんだ?」と介護士さんが言う。

転倒が三回目と言うのなら、ずいぶん忘れている。
今年に入って三回目という意味だろうか。
三回目だったっけ?
もう半日常化してしまって、私も回数が分からない。



「小金井のおじいちゃんにご飯を作らなきゃと」
小金井の?おじいちゃん?

ああ。母は二十歳前後の頃、小金井に住んでいた。
おじいちゃんと言ったのは母の父のことだと言う。

祖父は私が生まれる前に他界したので、私はおじいちゃんと呼んだことが無い。
母も、祖父のことを私に対して「おじいちゃん」という言葉で言ったことが無い。
なのに突然なんじゃらほい。



パーキンソン病の薬の副作用として、幻視が有る。
また、異様にはっきりした夢も見る。
今回は、もうどちらか判然としない。

隣に母の父が寝ていて、お腹が空いたと言ったから、
ご飯を作ってあげなきゃ、となって、
台所で、インスタントのそばを作ったのだそうだ。

そして、はたと、こんな事をしてはいけないと約束したばっかりだった、
と気付いて、ベッドに戻ろうとしたが、
もう少しでベッドという所で転倒したのだそうだ。



無事にデイサービスに出かけて行った。
痛がらずに歩けている。
騒ぐなてえの。

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