犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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合羽にボタンを取り付けた(犬用)

2021年08月13日 | 犬と暮らす
飼い犬ウーゴくん去勢オス5歳ビビり。
家の中では絶対に排泄しない。
こともない。
お客さんにビビってオシッコ漏らしたりウンコ出ちゃったりは、する。
しかし、「トイレで用を足す」ということは
施設で育つ中で経験していないので、できない。

だから、毎日の朝夕の散歩は欠かせない。
必ず外で用を足す。
ただし、たいへん慎重に場所を選ぶ。
「家から出たらすぐにする」なんてことは無いし、
「あちこちでこまめにマーキング」もしない。

気に入った箇所でぐるぐる回って
やっと腰を落とす。
それでも何かがうまくおさまらないのか、
また回る。また回る。また回って
揚げ句にそこではしないで移動するということも多い。

自分の家の便器じゃないと落ち着いて排便できない人なら
共感できるか。

ともかく、外へ出かけて、決まった場所へ行かないと
排尿も排便もしない。

特に便はドッグランに行ってする。
昨年10月に保護団体から引き取って、
この界隈を散歩するようになり、
数日目からドッグランに行くようになった。
それ以来、「ウンチはドッグランで」と決めたようである。
他の場所でしたことは数えるほどしか無い。



ドッグランは自宅から1㎞近い所にある。
そにかく毎朝そこへ行く。

雨でも行く。
私は合羽を着るが、犬にも着せる。
湿った犬など始末におえない。



なんでも初めてのものは怖がる犬なのでどうかと思ったが、
ネットショップで買った合羽は案外すんなり着てくれた。
着せられる間もジッと立って待っていられる。
かなり良い子である。

犬に着せる物を選ぶ時に寸法を取るのは3ヶ所ある。
首周り、着丈、胸周りである。

首周りは首輪のサイズでもある。
引き取るために首輪を用意する際、
保護団体から「首のサイズは35㎝」と聞いていた。

着丈は、首輪の位置から尻の先つまり尻尾の付け根の所までの長さだ。
測ってみると、48㎝だった。

胸周りとは、犬の胸の一番張っている所だ。
これが、我がウーゴくんは58㎝有る。

犬というのは種類によって形が実に様々である。
犬というものを全く知らない人
たとえば宇宙人が見たら、
犬を犬というひとつの種として捉えるだろうか。
チワワとグレートデンが同じ生き物だと誰が思うか。

人間のせいでもあるよな。
巣穴に逃げ込んだ兎を追うために短足な犬を意図的な交配で作り出したり。
愛玩しやすいように小さいサイズを追求したり。

いや話が逸れた。
我が犬ウーゴくんの体格の特徴は、
「けっこう大き目の胸」だと思う。
まあそんなにものすごく大きいわけではないが、
全体のサイズの割には胸囲がでかい。

だから、市販の犬用の服のサイズ表を見ると、
どうもうまく合うものが無い。



これならいける
と思って買った合羽だったが、
ちょっと走ると胸のところが外れてしまう。

最初に買ったのは、首周りも着丈も合うのだが、
胸周りがまるで足りなかった。

犬の合羽の着せやすい形の一つである。
頭を通す穴が有って、
胸に垂れる部分が有って、
全体にかぶせる身ごろを両側から合わせてきて、
胸の垂れ部分とマジックテープで留める。

つまり、着せ付けるポイントが胸周りなのである。



胸囲に合わせて二回り大きいサイズのものを買い直した。
しかしそれでも、ちょっと走るとマジックテープが剥がれてしまう。
動くほどの余地が無いほど胸がパンパンなのだ。

帰り道に雨の中、何度もかがんで、汚れた胸の部分のマジックテープを貼り直す。
これは不便だ。



もう買い替える気はしない。
補強しよう。

母が溜め込んだ半端のボタンがゴマンと有る。
そこから大きめで四つ穴のボタンを選んだ。

何かに使えると思ってとっておいた紐が有る。
ちょっとだけ伸縮性が有るので、ちょうどいい。

マジックテープの部分に、更にボタンが掛けられるように取り付けた。



歩く分には外れない。快調である。

小さ過ぎた合羽にも取り付けてみた。
着丈は足りているのだから、これで使える。

2着できた。
雨が続いてもこれで安心。
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