犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

着たい服なんか無い

2014年07月18日 | LGB&T
トランスヴェスタイト、異性装。異性の服装をする。
という指向が在るように、多くの文化で、男女の服装は異なる。

私自身は、どうも女物の服を着ると、居心地が悪い。
女性らしい身体の線を出すようなものは心身ともに苦しい。

しかし、だからと言って男性のように装いたいとは思わない。
境界というのは線ではなくかなり広い範囲なのだと思う。
トランスジェンダーという領域の中にもいろんな人がいるってこった。

FTM(女性から男性へ変わりたいひと)だと、
少年ぽい服装をしたり、スーツを着てネクタイ締めて、という人もいるが、
私はまーるでそんな気は無い。

とにかく、私の着たい服など世の中ではなかなか売っていない。
自分で縫えばいいんだが、さほどのコダワリがあるでもないので、
服屋は結局、小柄なオッサンコーナーへ行ったりする。
が、女物の売り場へ行っても男物の売り場へ行っても、
色も形も気に入るようなものはなかなか、無い。

あんまりこだわっても、裸で暮らすかムシロ巻いて過ごすしか
なくなっちゃうので、いつも着ているものはだいたい妥協だ。

私のことをファッションセンスが無い、なんて言う人がいたが、
それにはこんな背景があるんだよと言いたい。



和服というものは、男女で形の違いが無い。
その代わり、着こなしに明確な違いがある。
色・柄の違いよりも、着こなしの違いは絶対だ。
だから、洋服より厄介だ。

盆踊りが好きであちこち繰り出す、と言うと、
浴衣ですか?
と聞かれることが多い。
質問している人も、私の浴衣姿が想像しにくかったりするので
聞いてくるようでもある。

着こなしによる男女の違いがあるので、私は浴衣も
どう着ていいものかわからない。

男女どっちつかずな帯の締め方、なんてのを開発してみようか。
なんて考えたりもする。
おもしろいかも。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 回転寿司の水曜マチネ | トップ | 履きたい靴も無い »

コメントを投稿

LGB&T」カテゴリの最新記事