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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

クチャクチャラー

2018年10月27日 | からだ
[あらすじ] 図書館のように静かな所だと特に、
他人の立てる物音が気になるものだ。

イライラするのは、そんな些細なことでイライラする自分の中に原因が有る、
同じ物音でも気にしない人もいるのだから、そのようであればいいのだ。
と考えていた。が、しかし、
サンスクリットの祈りで「平穏」を三回唱える内、
二回目は自分の周囲の人や動物が静かで穏やかであることを祈っている。
周囲が穏やかでなければ、自分の平穏は乱されるからだ。
ということを知った。



面白いことに、
周囲のせいで平穏が乱されるのは周囲が原因と見る、見て良いのだ、
と知ったら、なぜか、
今までイラ立っていた物音も気になりにくくなった。

「クチャ…クチャ…クチャ…」と定期的に聞こえてきても、
ギャハハ、きったねー、あー気になるよねこういうの!
と、一歩、余裕が出る。

祈ることというより、祈りの意味を知ることで、
私の何かが変わったのだ。



周囲の物音でイライラする、自分はイライラしいだな、
めんどくせえな、もっと図太くいりゃいいのに。

結局、私は自分に不満を感じる。
自責の念と言ってもいい。
「クチャ」がきっかけとなって、自分が自分を責める、苦しさを味わうことになる。
クチャ音の不快さに自責をさせられる迷惑さも乗っかって迷惑なのだ。ああ迷惑。



誰もが公共の場の迷惑行為に対して同様の反応をしている
とは言わないが、私の場合、
「クチャ」の問題は純粋に音だけの問題ではなかったのだと思う。



目の前の席に今日もジ…年配の男性が。
すごい!5秒に一回のペースでクチャっている!!
お、少しおさまった。
小クチャを聞かなかったことにしてあげてもでも鳴らない持続時間は26秒!!
あんた新記録だよ。


数分後、「クチャ」はおさまった

なんかつまんねえ

と思った数分後、別の方向から「キユッ、ヂュッ」という
何か物音が!
それが人間のお口から発しられているとはしばらく気付かないようなクチャ音。
ヒアカムズアナザークチャラー!



平日の午後の図書館に年配男性は多く、
私の好む場所に年配男性は多く、
そして自ずとクチャラー率は高い。
クチャ逆ピラミッドの底辺で私は今過ごしている。
嫌っても自分が損する、というくらい彼らはマジョリティなのか。


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