犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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太宗寺 新宿二丁目盆踊り

2023年07月14日 | 踊る阿呆
すっかりキャッシュレスの生活に慣れてしまった。

遅まきにスマホを買ったのが4年前。
現金をあまり持ち歩かなくなった。

しかし、スマホ決済が使えない店も、まだまだ有る。
現金も持っていたほうが良い時も多い。
それに、夜店で何か買い食いしたくなるかもしれない。

なるべく荷物は持ちたくない。
ポケットに入れて済ませたい。
軽いほうがいい。
踊るんだし。

新宿の盆踊りに出かける。
パスケースにお札を挟んで出かける。



新宿通りの一本裏の、細い道を行く。
行くてから賑々しく太鼓が響いてくる。

15年ほど前、
四谷三丁目の鍼灸学校からの帰り道、
この太鼓の響きに誘われた。
それ以来、私は毎年々々、盆踊りに通うようになったのだ。



地元の盆踊りはすたれていると言っていいと思う。

小学校の校庭に、夜店が並ぶ。
子供たちの楽しみは屋台のほうだ。
夜店と言ったって、PTAがやってんだから、おとなしいもんだ。
テキヤも知らないで育つ子供も多いだろうな。

櫓の上で地元の婦人会が踊ってはいる。
子供たちはほとんど踊らない。
ただ、太鼓に興味の有る子はけっこういる。
交替で太鼓を叩く。

小さな神社や町会の盆踊りでは、青年会も踊る。
なんとなく、申し訳程度に、照れくさそうに踊る。
これはこれでいいけれど、
文化が盛んとは言い難い。



そこへ行くと、新宿二丁目は楽しい。
踊りの輪には文字通り、老若男女が踊る。
2日目には高学年、3日目には低学年の踊りコンテストが有るので、
よく練習している子は本当に上手だ。
ぐっ、かわいい。



私の住んでいる調布の町は、
移入者が多い。
だから、地元の神社や町会よりも、
小学校を中心としたコミュニティが強くなったのかもしれない。

子供たちの親の多くが、この土地で育ったわけではなかったりする。
自分が子供の頃に楽しんだものなら、引き継ぎもするだろうけれど、
そんな感じでもないのだろう。

畑が無くなってマンションや戸建てが建つ、という流れは
今でも続いている。
移入者が多いという構造は、まだまだ続きそうである。



とはいえそんな中でも、お寺や神社での盆踊りに行くと、
長く続いていることを感じられたりもする。

ブツクサ言っているように見えるかもしれないけれど、
小学校の盆踊りにも、時々行く。
せいぜい元気に踊る。
数人くらいは踊りに興味を持つ子がいるから、楽しい。



太宗寺の境内に入って、
しまった!
と気付く。

小銭をまったく持って来ていない。
お賽銭が無い!

いつも、踊り始める前にお詣りすることにしていた。
4年前にスマホを買って、キャッシュレスの習慣が身に付き、
コロナ禍を経て久しぶりの盆踊りに来て、
お賽銭の分の小銭を持って来ていないことに気付いた。

お賽銭もスマホ決済ができれば

あ、
そういうニュースもやっていたな。
ポケットの小銭、という額じゃ済まなくなっていそうだが。



お賽銭。お賽銭。お賽銭。
今度、盆踊りに行く時は、
お賽銭分の小銭を持って行くのを忘れないようにする。
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