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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

虫々

2021年07月10日 | イキモノタチ
最寄りのドッグランには、木が3本植えてある。
鳥居型の支柱がそれぞれに立ててある。

その横棒と縦棒の交わった陰に、何かいる。
よく見ると、小さな蜘蛛の巣に5㎝くらいの毛虫が引っ掛かって
ぶら下がっているのだ。
毛虫がこのように蜘蛛の巣に掛かるわけが無い。
毛虫はすっかり干からびたようになっている。
死んで干からびて枝から落ちてきたところを蜘蛛の巣に引っ掛かったのだろう。

おや。この毛虫は先日ウチの庭木でも見た、
マイマイガの幼虫じゃないか。
干からびた中でも、背中の斑点の赤と青の色が美しい。

その上半分に集中して、米粒くらいの小ささの白いものが
たくさん付いている。
糸で絡んでいるようだ。

小型の蛾の繭だろう。
マイマイガの毛虫に他の蛾が卵を産み付けたのだろうか。
毛虫が干からびたようになっているのは、
小さな蛾の幼虫たちが中身を吸い尽くしたからだろうか。

今日はスマホも持って来ていない。
残念だ。



どうも、茶毒蛾の毛虫にかぶれて以来、
毛虫に目が行くようだ。
マイマイガの毛虫はかぶれない。



翌日は雨だった。
犬のウンチが済んだら帰ろうということばかり考えていたし、
合羽のポケットにスマホは入れて来ていない。



翌々日は忘れずにスマホを持って出た。
木に寄って行ってみると、支柱の陰に毛虫の姿は見えない。
雨か風で落ちたか、誰かが落としたか。

真下の地面の草むらの中にすぐに見つかった。

ここから小さい蛾がワッと羽化するのだろうか。
思い出すたびに見てやろう。

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