年越し準備

動物に何か着せて愛玩してみたり、
何かデフォルメしたような写真にしてみたりといったことは
私は好まない。

しかし、よくお似合いですこと、ジーロさん。

友人Ｍが、編みぐるみで鏡餅つき帽子を作ってきてくれた。
ちゃんと、耳を通す穴がある。
猫用の型紙を参考に、耳の特にでかい我が犬ジーロに合わせて作ったそうだ。

犬は喜ばない。
「いやいや」と前足で掻いて外そうとするが、
さほどにいやでもないらしく、すぐに受け入れた。

スヌーピーが戦闘機に乗る妄想をするときの、
アビエイターキャップみたいだ。

一年半前に死んだ、雌の一腹仔、カバサだったら、
このようなプレゼントも数秒でズタズタにしてしまったことだろう。

とはいえ、この後、
プルプルプルと頭を振ったら、餅が下に回ってしまったが。