去年の6月頃に、ライムの苗木を買って庭に植えた。
カシャーサ51にライムを絞ってどかんと放り込み、
ミントの葉をドサドサ入れ、
氷砂糖も入れてガサガサ搔き回す。
ミントがアホのように殖えているから、
庭で穫れたものでカイピリーニャを作って飲んだら
さぞ旨かろうと思ったのだ。
そんなに都合良くいくだろうか。
※
地植えにしたままほったらかしていたら、
冬、枯れそうになってしまった。
葉がカサカサになっていて、触れると落ちる。ヤバい。
大晦日に鉢上げした。
「遅かりしか」と記録に書いてある。
遅まきではあったけれど、枯死は免れた。
3月半ばにまた地植えした。
今年でどれくらい育つだろう?
冬を乗り越えられる力を蓄えられるだろうか?
それともまた室内で越冬させたほうが良いだろうか?
もし、室内の越冬が毎年必要なら、
いっそ鉢植えで育てるとか、
あまり大きく育てない、というふうに気を配る必要が有る。
まあ、12月によく注意して見よう。
忘れないように。
※
あれもこれも植物が一気に成長している。
と同時に、虫も一気に出始めた。
2、3日ぼんやりしていたら、
なんもかも食われてしまう。
せっかく冬を越すことのできたライムは無事だろうか。
見る。
ウゲ。
枝や葉に、何やらが付いている。
平たい。
長径がせいぜい5㎜程度の楕円形というか紡錘形というか。
そして平たい。
全体は薄茶色で、中央に縦に黒っぽい筋が有る。
目っぽくてイヤな感じだ。
それが、
枝の又やら葉の裏やら、あちこちに張り付いている。
※
この手のはカイガラムシと相場が決まっている。
調べてみる。
柑橘類によく付くカイガラムシには数種類あるらしい。
これは、ミカンワタカイガラムシのようだ。
「5月や8月に葉裏や枝で卵嚢を作る。」とある。
よーし分かった。
5月と8月に葉裏や枝をチェックして、卵嚢の時点で退治してくれるわ。
とにかく、今付いている輩を、鋏の刃を立ててこそぎ落していく。
簡単に取れる。
https://www.nogyo.tosa.pref.kochi.lg.jp/info/dtl.php?ID=3720
「幼虫態で越冬」とある。
ということは、
鉢上げして室内に置いていた時には付いていたのだろう。
あの時は、葉が枯れやしないか、ということばかりに気持ちが行っていたせいか、
とんと気付かなかった。
木が大きくなって虫が付いたら
駆除はなかなかの作業になりそうだ。
卵塊の状態が目立つので、手作業で捕るならチャンスだろうか。
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