近所のドッグランは、平坦な広場であり、
ポツンポツンと5メートル程の高さの木が植えられている。
5本あるうち2本はシイノキの類だと思うが、詳しくは分からない。
そのうち1本に、毎年「毛虫」が付く。
夏になると、その木の周囲に柵を立てて「立入禁止」なんて札が掲げられる。
昨年の夏、よく見たらそれがヒロヘリアオイラガだと分かった。
「毛虫」というよりは、棘虫だ。
このトゲに触れると、電撃の痛みで、
人によっては火傷のようなミミズ腫れができる。
※
我が家では、チャンチンの木と柿に付く。
高くなり過ぎたチャンチンはこの冬に伐った。
上のほうの枝は枯れていたが、ヒロヘリアオイラガによる食害も
影響したと思われる。
柿は低いので、イラガの付いた枝を切り落として退治したり、
昨年は遂に殺虫剤のスプレーを使ったりもした。
殺虫剤を買ったのは、
玄関前の桜の高い枝にクロイラガの幼虫が付いてしまったからだ。
高枝切鋏で切るには難しいし、
枝の下に入って切っていて幼虫が落っこちてきたらコトである。
仕方ないのでスプレーに頼った。
※
イラガが付くと言えば、ブルーベリーだ。
ブルーベリーを摘む時には、イラガの幼虫に気を付けなければいけない。
我が家のブルーベリーにもヒロヘリアオイラガが付いたことが有る。
相原のブルーベリー農園に行ったことが有る。
ここはイラガがいない。
農園主は、「イラガの生態について調べて、繭のうちに捕ってるんです。
木の根元のほうに付くんですよ。」
と語っていた。
なるほど。
動き回る幼虫よりも、じっとしている繭のほうが見付けやすい。
包まれているから殺虫剤は効かないが、逃げもしない。
※
このことを思い出して、ドッグランの木を見てみた。
すると。
有った有った。
わー。
有った有った有った有った。
羽化したあとの古い繭の殻が一杯ある。
繭に穴があいているので、過去のものだと分かる。
古いのが有る。
そして昨年も幼虫が出た。
ってことは、成虫が帰ってきて、産卵もしただろう。
ってことは、越冬した今年の繭も付いているはずだ。
そういう気持ちになって、あらためて木を見る。
すると。
有った有った。
わー。
有った有った有った有った。
樹皮とそっくりそのままの色と質感である。
が、ポコポコと出っ張っているので、見える。
見えると続々見えてくる。
塊りで繭になる習性が有るようだ。
ひー。
幹を眺め上げると、あちこちに塊りが有る。
けっこう高いほうまで有る。
※
足元の小石を拾って、
一つの繭を破ってみた。
繭はわりと軟らかく、簡単に割れた。
中には鮮やかな黄色い幼虫がいた。
まだ蛹になっていないのか?
蛹になって越冬するものだと思っていたが。
ポツンポツンと5メートル程の高さの木が植えられている。
5本あるうち2本はシイノキの類だと思うが、詳しくは分からない。
そのうち1本に、毎年「毛虫」が付く。
夏になると、その木の周囲に柵を立てて「立入禁止」なんて札が掲げられる。
昨年の夏、よく見たらそれがヒロヘリアオイラガだと分かった。
「毛虫」というよりは、棘虫だ。
このトゲに触れると、電撃の痛みで、
人によっては火傷のようなミミズ腫れができる。
※
我が家では、チャンチンの木と柿に付く。
高くなり過ぎたチャンチンはこの冬に伐った。
上のほうの枝は枯れていたが、ヒロヘリアオイラガによる食害も
影響したと思われる。
柿は低いので、イラガの付いた枝を切り落として退治したり、
昨年は遂に殺虫剤のスプレーを使ったりもした。
殺虫剤を買ったのは、
玄関前の桜の高い枝にクロイラガの幼虫が付いてしまったからだ。
高枝切鋏で切るには難しいし、
枝の下に入って切っていて幼虫が落っこちてきたらコトである。
仕方ないのでスプレーに頼った。
※
イラガが付くと言えば、ブルーベリーだ。
ブルーベリーを摘む時には、イラガの幼虫に気を付けなければいけない。
我が家のブルーベリーにもヒロヘリアオイラガが付いたことが有る。
相原のブルーベリー農園に行ったことが有る。
ここはイラガがいない。
農園主は、「イラガの生態について調べて、繭のうちに捕ってるんです。
木の根元のほうに付くんですよ。」
と語っていた。
なるほど。
動き回る幼虫よりも、じっとしている繭のほうが見付けやすい。
包まれているから殺虫剤は効かないが、逃げもしない。
※
このことを思い出して、ドッグランの木を見てみた。
すると。
有った有った。
わー。
有った有った有った有った。
羽化したあとの古い繭の殻が一杯ある。
繭に穴があいているので、過去のものだと分かる。
古いのが有る。
そして昨年も幼虫が出た。
ってことは、成虫が帰ってきて、産卵もしただろう。
ってことは、越冬した今年の繭も付いているはずだ。
そういう気持ちになって、あらためて木を見る。
すると。
有った有った。
わー。
有った有った有った有った。
樹皮とそっくりそのままの色と質感である。
が、ポコポコと出っ張っているので、見える。
見えると続々見えてくる。
塊りで繭になる習性が有るようだ。
ひー。
幹を眺め上げると、あちこちに塊りが有る。
けっこう高いほうまで有る。
※
足元の小石を拾って、
一つの繭を破ってみた。
繭はわりと軟らかく、簡単に割れた。
中には鮮やかな黄色い幼虫がいた。
まだ蛹になっていないのか?
蛹になって越冬するものだと思っていたが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます