犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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王義之に捧げるの鵞鳥

2019年10月26日 | 自画自賛
王義之は、4世紀の中国の人で、
なんたって書の名手だ。

なぜなのか知らないのだが、鵞鳥が好きだったらしい。
なんなのだろう。
鵞鳥は懐くそうだ。
飼うとかわいいらしい。
飼ってみれば、王義之の気持ちももうちょっとは分かるだろうか。

王義之が鵞鳥好きなのは知られており、
ちょいと一筆書いてもらおうなんて考えて鵞鳥を持参する人も有ったという。

私も、王義之に気に入られるべく、鵞鳥を捧げる。
陶器だけどね。

翼を広げているのは1年半くらい前、
他のは更にもう1年くらい前に
作ったんだったか、どうだったか。

半磁器土で大まかに作って、
乾かしてちょっと削って、
素焼きして本気で削って、
そして本焼きした。



その後、備前焼にも精緻な彫刻を施す細工ものが有ることを知り、
びっくらこいた。
鶏の羽の毛ばの一筋ひとすじが表現されている。
それを見て、なあんだ、半磁器土でもっと頑張るべきであったな、
と力が抜ける思いだった。

ちなみに、
翼を広げた一羽目は、乾燥させて削った時点で
へんなとこを持ってしまって翼がもげて落として首も折れた。

細かく削ったりする作業は嫌いではないのだが、
くたびれるのであんまりちょくちょくやる気にはならない。

当分はこれで満足しておく。

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