犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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防災

2015年03月16日 | おらほ調布
自治会の集まりに行った。

私の住むところは、もと、深大寺町といって調布の中央北部を
覆う広い地域だ。
自治会はそこに住む約2500世帯中、800世帯ほどが参加しているという。
なかなかの規模である。

いざ災害が起きたら、避難や物資供給は自治会の力に負うところが大きい。
農地を切り売りしてできた新興住宅地に移り住んできた人たちも、
加入しておくに越したこたあない。
ウチだって、40年前に引っ越してきた口だ。

集会では、地元に住む元消防庁勤めの方の話を聞くことができた。
インドネシアの津波などの大きな災害や、下町の過密地域での防災を
体験してきた人だ。

東京都の消防が、火災の危険度を5段階にランク付けした地図がある。
(↓最終ページ)
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/download/houkoku_3.pdf?1309
おらほ調布市を見ると、ほぼ水色と緑色、5段階の1、2で覆われている。

これは、揺れがあっても家屋が倒壊しにくい、
延焼の危険が低く火事は起きても広がらない、
なんなら自分たちの手で火を消し止めることができる、
といった意味だそうな。

関東大震災の後、天文台だとか航空宇宙研究所(現JAXA)などの国の機関を
建てたのは、ここらの地盤が良いからだ。
ウチの近所の浄水場には、大きな給水塔もある。
地域ごとの細かい計測で、4年前のあの日、震度2だった場所すらある。

こういった場所は、つまり、被災しない。
大きな災害が東京を襲っても、被災地にならない。
それはけっこうなことだが、一方、影響でライフラインがストップしたとしても、
物資が届かないということも意味する。
被災地にならない多摩地区はスルーして、物資は23区に行く。

だから自分で備えなさい、というお話だった。
空地があるから目隠しを作ればトイレにも困らない。
地盤が良いから湧き水も絶えないだろう。
木々が多いので、切れば薪にもなる。
無理に避難所に行くことはない、ということだ。

なるほど、被災しないということは、救援が来ないということにもなる。

私の主食、乾蕎麦を買いだめしておこうっと。

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