旧友

中学、高校時代の友人数名と飲み、
次の日、大学に通っていた頃の旧友と会い、
またその次に専門学校の級友と過ごし、
次の週には幼稚園の頃からの幼なじみと集まった。

それぞれに、私の呼び名が違う。
４、５種類の呼び名が混ざっている。
それに伴って、私はどんなヤツかという人物像も、
それぞれに違っているように思った。

いづれにしろ、自分のことをよく知っている人たちと過ごすのは
気楽なものだ。

久しぶりの人と会う時にはそれなりに緊張するものだが、
旧友には会ってみるとすとんと収まるもので、違和感無い。

昨日はこれまた20年来の友人と久しぶりに会ってきた。
たぶん10年ぶりか、それ以上か。
久しぶりに会ってみたら、セクシュアルマイノリティの活動家になっていた。
こちらからすると、そんなことしてたっけ？と思うのだが、
私が鍼灸師になっているのだって、あちらからすれば意外だろう。

旧知の友と、以前と違う関わり方ができるというのも、
おもしろいものだ。