犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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N艦隊との海戦

2015年07月03日 | イキモノタチ
梅雨になれば思い出す、
庭に棲み、家の裏に棲み、草むらに棲み、風呂場に入り、
ともすると台所を這い回る、
イニシャルN。

どうしても好きになれないのだが、
素早く動くGよりマシ、と思っている。

私が一番好きでない家の中の虫は、Kである。
ベンジョコオロギとも呼ばれる、カシューナッツに
過剰に長い脚を付けたような、あいつらだ。
跳ねることで、こちらの予測できない動きを、
しかも大きな動きをすることが不快である。

その点、Nなんてかわいいもんだ。
追うまでもなく捕らえられる。

しかし、気付かずに触ってしまった時がいけない。
触感がまずよろしくない。
冷感もよろしくない。
それより何より、
洗っても洗ってもぬめりが取れないのがいけない。

そんなNを退治すべく、一昨年は罠を作った。

広口の瓶に、ビールを入れて塩をとき、
口の内側にはごま油を塗って滑りを良くした。

これを、庭のあちこちや、家の周囲のあちこちに置いた。

これはたいへん効果的だったが、
非常にうまそうで、ヤツらに使うのはもったいない気がした。
夏にビールを買ったら、自分が飲みたい。

そこで、ビールではなく糠をといた水に変更した。
これもまあまあかかった。

しかし、効果的である分、その処置は不愉快であった。
日々、何十匹となめくじの溺死体を埋葬する。
不愉快極まり無い。

ある時、
敷地のあちこちに罠を仕掛けて退治しても
敷地全体のN密度に変化は無い、
という研究結果を読み、
罠をやめた。

つまり、どんなにせっせと退治したって、
外部からまた流れ込んで来るということなのだろう。

減らないんだったら、罠の処分なんか
毎日の不愉快なことをひどく増やしているに過ぎないじゃないか。
やーめた、ってなもんだ。

隣家のおばちゃんの証言によれば、
「うちもお風呂場の裏側のほうに、いーっぱいいるの。
でもね、薬撒いたら出なくなったわよ。」
ということだ。

そこで今年は市販の忌避剤を家の周囲に撒いてみている。
そうね、少ないような、やっぱり出没するような・・・。

戦いは続く。

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