
やっと、盆踊りに行ってきた。
例年、7月13~15日は、東京都内の盆踊りに出かける。
思えば、そんなことを始めたのは、もう11年前になる。いや12年かな。
当時、私は鍼灸専門学校の学生で、四谷三丁目の学校から新宿まで、
新宿通りを歩いて帰っていた。
午後の授業が終わって、夕方5時頃に新宿界隈を歩いて帰るのは、
誘惑が多い。
一杯引っ掛けて帰りたいところだが、
当時は学生に徹していた。
しかし、太鼓の音が聞こえてきたら、ふらふら~っと裏道に入って行った。
音のもとが太宗寺だと分かって、嬉しくなった。
※
今でこそXジェンダーなどと称しているが、
Xジェンダーなんて概念が言われるようになったのは、近年のことである。
それまで、私のような女性っぽくない女性で恋愛対象が女性の人も、
レズビアンとカテゴライズされていた。
性自認が女性ではないのだから、同性愛と言われるのは実はなんだか落ち着きが悪い。
男女二元論にもとづいて見たらそりゃ同性愛かもしれないけれど、
本人としてはそもそも女性ではないのだから、
女性を同性とは思えない。
念のため付け加えておくけれど、私は男性を同性とはまったく思っていない。
まあ、見渡す限り異性なのだと思っていただければ、近い。
ついでに、自分の身体も自分の性別ではないものと感じている、
というふうに想像してもらえたら、より近い。
どないだ。
もとい、
そんな私もレズビアンカテゴリーに入っていた。
それで、レズビアンバーはそこそこ落ち着く場でもあった。
二丁目のレズバーに、私は何度か行ったことが有る。
しかし、そこそこ落ち着くものの、なんだかここでも違和感は有る。
だから、居心地良い、というところまででもないので、
通うことは無かった。
それでも、街全体として私を排除するような気配は無いわけなので、
安心できる場所ではある。
※
そんな町の中心の寺が、太宗寺である。
そこから太鼓の音が響いて来たんだから、もうこりゃあホトケサマのお導きだか
なんだか知らないけれど、私は踊っていた。
どこかから太鼓の音が聞こえてきてワクワクした経験が有る。
子どもの頃はなんだか気恥ずかしくって、輪に入って踊ることができなかった。
友達と盆踊りに行った記憶も、無い。
それでも、太鼓の音が聞こえたら、どこでやっているのかと
探しに出歩いたことも有る。
太宗寺の盆踊りは毎年13~15日だ。
盆踊りは今や仏教から離れて、小学校のイベントと化しているものも有る。
そういう所だと、曜日で日程が組まれている。
あるいは深大寺の盆踊りの場合は、主催が蕎麦屋の組合なので、
蕎麦屋が休みの月曜日が中心になっていたりする。
そういう意味では、太宗寺の盆踊りはお盆にやる盆踊りだ。
毎年同じ日付なのは、遠くからわざわざ出張っていく私としてはありがたい。
しかし、先週末は雨がひどく、都内まで出かけて行く気持ちになれなかった。
※
今週末は地元のどこかしらで催されている。
というわけで、初めてのところへ行ってみた。
自宅から1㎞あまりの、中嶋神社というところだ。
境内に立派な銀杏の木が有る。
銀杏を拾いながら、境内に充分なスペースが有り地面がよく平らなのを見て、
これは盆踊りが楽しみだと狙っていたのだ。
行ってみたらやはり、盛況であった。
老若男女とりまぜてよく踊っている。
踊りもきれいだ。先生がいるのだろう。
子どもたちの太鼓も上手だ。先生がいるのだろう。
入れ替わり立ち替わり櫓に登る団体が有る。
年配男性がきれいに踊ることが印象的だった。
どうも、私の地元は爺どもが踊らない。
ご当地音頭も2曲かかった。
「中新音頭」と「丸池音頭」。
二つの町名の頭をくっつけ合わせている。
かなりローカルな曲というわけだ。いいなあ。
丸池ってどこじゃ。
ロックなアクセントの入った「東京音頭」がかかった。
「火の国太鼓」を2回踊って、帰った。
例年、7月13~15日は、東京都内の盆踊りに出かける。
思えば、そんなことを始めたのは、もう11年前になる。いや12年かな。
当時、私は鍼灸専門学校の学生で、四谷三丁目の学校から新宿まで、
新宿通りを歩いて帰っていた。
午後の授業が終わって、夕方5時頃に新宿界隈を歩いて帰るのは、
誘惑が多い。
一杯引っ掛けて帰りたいところだが、
当時は学生に徹していた。
しかし、太鼓の音が聞こえてきたら、ふらふら~っと裏道に入って行った。
音のもとが太宗寺だと分かって、嬉しくなった。
※
今でこそXジェンダーなどと称しているが、
Xジェンダーなんて概念が言われるようになったのは、近年のことである。
それまで、私のような女性っぽくない女性で恋愛対象が女性の人も、
レズビアンとカテゴライズされていた。
性自認が女性ではないのだから、同性愛と言われるのは実はなんだか落ち着きが悪い。
男女二元論にもとづいて見たらそりゃ同性愛かもしれないけれど、
本人としてはそもそも女性ではないのだから、
女性を同性とは思えない。
念のため付け加えておくけれど、私は男性を同性とはまったく思っていない。
まあ、見渡す限り異性なのだと思っていただければ、近い。
ついでに、自分の身体も自分の性別ではないものと感じている、
というふうに想像してもらえたら、より近い。
どないだ。
もとい、
そんな私もレズビアンカテゴリーに入っていた。
それで、レズビアンバーはそこそこ落ち着く場でもあった。
二丁目のレズバーに、私は何度か行ったことが有る。
しかし、そこそこ落ち着くものの、なんだかここでも違和感は有る。
だから、居心地良い、というところまででもないので、
通うことは無かった。
それでも、街全体として私を排除するような気配は無いわけなので、
安心できる場所ではある。
※
そんな町の中心の寺が、太宗寺である。
そこから太鼓の音が響いて来たんだから、もうこりゃあホトケサマのお導きだか
なんだか知らないけれど、私は踊っていた。
どこかから太鼓の音が聞こえてきてワクワクした経験が有る。
子どもの頃はなんだか気恥ずかしくって、輪に入って踊ることができなかった。
友達と盆踊りに行った記憶も、無い。
それでも、太鼓の音が聞こえたら、どこでやっているのかと
探しに出歩いたことも有る。
太宗寺の盆踊りは毎年13~15日だ。
盆踊りは今や仏教から離れて、小学校のイベントと化しているものも有る。
そういう所だと、曜日で日程が組まれている。
あるいは深大寺の盆踊りの場合は、主催が蕎麦屋の組合なので、
蕎麦屋が休みの月曜日が中心になっていたりする。
そういう意味では、太宗寺の盆踊りはお盆にやる盆踊りだ。
毎年同じ日付なのは、遠くからわざわざ出張っていく私としてはありがたい。
しかし、先週末は雨がひどく、都内まで出かけて行く気持ちになれなかった。
※
今週末は地元のどこかしらで催されている。
というわけで、初めてのところへ行ってみた。
自宅から1㎞あまりの、中嶋神社というところだ。
境内に立派な銀杏の木が有る。
銀杏を拾いながら、境内に充分なスペースが有り地面がよく平らなのを見て、
これは盆踊りが楽しみだと狙っていたのだ。
行ってみたらやはり、盛況であった。
老若男女とりまぜてよく踊っている。
踊りもきれいだ。先生がいるのだろう。
子どもたちの太鼓も上手だ。先生がいるのだろう。
入れ替わり立ち替わり櫓に登る団体が有る。
年配男性がきれいに踊ることが印象的だった。
どうも、私の地元は爺どもが踊らない。
ご当地音頭も2曲かかった。
「中新音頭」と「丸池音頭」。
二つの町名の頭をくっつけ合わせている。
かなりローカルな曲というわけだ。いいなあ。
丸池ってどこじゃ。
ロックなアクセントの入った「東京音頭」がかかった。
「火の国太鼓」を2回踊って、帰った。
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