井上荒野『あちらにいる鬼』 2019年05月31日 | よみものみもの 瀬戸内寂聴も、井上光晴も、読んだことが無い。 井上荒野という作家も知らなかった。 貸してくれると言うので、読んだ。 作品は、章ごとに二人の女性の視点で書かれている。 作者の母と、作者の父の情事の相手という二人だ。 作者の父というのが光晴で、情事の相手が今の寂聴だ。 どちらも読んだことが無いから、良く言えば先入観を持たずに読むことができた。 ※ 桜上水の駅近くの団地に男は妻子と住んでいる。 . . . 本文を読む