なますのつかい 2015年12月30日 | 日々 「すいませ~ん」 玄関に来る人がいるので、この声はと駆けつけると案の定、 隣の酒屋のおばちゃんが立っている。 「これ、膾、作ったから。 あとこっちは、柚子を砂糖で煮たの。 このままでもいいけど、お湯でといて飲んでもいいしね。」 膾は鮭のアラを使ったもので、毎年くれる。 いつからか忘れてしまったが、いつの間にかお隣の膾を アテにして、ウチでは作らなくなっている。 自信のある時は「今年はうまくで . . . 本文を読む