研究日記

考えたこと、読んだ本、出席した集まりなどを残しておくためのもの。

ふるさと納税の限度額を計算する

2009-01-21 | Weblog
昨年ふるさと納税をしたのだが、
札幌市のページにも、
ふるさと納税関連のことが載っていた。
http://www.city.sapporo.jp/citytax/topics.html

さてそれはいいのだが、
今回取り上げるのは、
「特例控除は住民税所得割の1割が限度です。」という記述についてである。

ふるさと納税は、
寄附した額の5千円引きが戻ってくる制度だが、
それには限界がある。

例えばその限界が2万円の人が、
4万円を寄附しても2万7千円しか還ってこない。
(詳しい計算は後)

「寄附するのにケチくさい」と言われるかもしれないが、
限られた所得の中からふるさと納税するなら、
限界を見極めて寄附したいと私は思う。

その限界が、
先ほど述べた「特例控除は住民税所得割の1割が限度です。」だ。

細かい説明はすっとばす。
端的に言う。
限界を逆算する式は以下の通りだ。
寄附限界=(住民税額-4千円)×10%÷(90%-所得税率)+5千円

でも、まだ今年の住民税額は分からない。

しかし、
源泉徴収票があれば、
下記の税額シミュレーションで大体の住民税額が分かる。
http://www.tax-asp.e-civion.net/tax-project/IntecMenuAction.do
(平成19年中収入分までしかないけど)

所得税率は、
源泉徴収票片手に、
ネットで自分で調べてみよう。

そうやって計算すると、
私の平成20年中の寄附限界額は34,575円で、
34,575円までなら、
寄附額-5千円が還ってきたはずだ。

まあ、
この計算の最大の弱点は、
もう平成20年は過ぎ去っているので寄附できず、
平成21年の収入は正確には分からないので、
正確に計算できない、
というところだ。