スポーツヲタクの独り言

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昔、「審判は10人目の選手」だった読売の威光も地に堕ちたってことらしい

2005年06月08日 16時46分13秒 | 野球
ロッテに“格”の違いを見せつけられた試合後。「堀内、辞めろ!」―駐車場に向かう途中、ファンからのヤジを浴びた巨人・堀内監督はバツの悪そうな顔をするしかなかった。
渡辺前オーナーの球団会長就任が発表された。低迷する巨人を立て直すための“復帰”。だが重要な日にチームはぶざまな姿をさらけ出した。
まずは初回だ。中堅・ローズが先頭の小坂の打球を後逸。中継ミスも絡み、あっという間に先制点を許した。さらに四回には代田に初球を簡単にスクイズを決められた。25日のロッテ戦でも小林宏に初球を簡単にスクイズを決められており、まるで再現VTR。阿部は「情けない…」とくちびるをかみしめた。
打線もいつものように簡単に打ち取られた。「悪いけどパ・リーグの審判はヘタだな」。堀内監督は審判のストライクゾーンのジャッジにも文句を付けるほどイラ立っていた。
借金は今季ワーストタイの『9』。指揮官は「それはしようがない」と声を絞り出すのが精いっぱいだった。
いやいや最下位の言い訳が「審判がヘタ」とは恐れ入りました。
読売の思考としては自軍に有利な判定=うまい審判、不利な判定=ヘタな審判 ということなのだろう。そうやって現役時代においしい思いをしてきた堀内監督としてみれば、つい愚痴の一つも言いたくなるのかもしれない。
打てない、守れない、走れない、そして相手チームから「10人敵がいる」と言われてきた審判も「あて」にならない…。
交流戦も読売との試合があったればこそだったはずだが、このままでは地上波ゴールデンの枠もいつまで続くか先行き不透明。
せっかくナベツネ様がご復帰あそばされたことだし、スポーツ紙各紙の論調も案外好意的だったりもすることからも、読売主導の「球界再編」もあながちない話でもなくなったのかなぁ。そうなれば読売のご威光も復活! なんて、そんな筋書きを夢想してる人が球界にはきっと少なくないんだろうなぁ。