スポーツヲタクの独り言

目指せ毎日アップ。ひねくれものの独白、ぜひ見てね!

プロ野球最大のファンサービスは試合時間の短縮!

2007年12月27日 22時15分58秒 | 野球
プロ野球の興行面などを議論する事業委員会が26日、東京都内で開かれ、試合のスピードアップに関し、12球団で申し合わせた時間制限(攻守交代は2分15秒以内、投手交代は2分45秒以内)などのルールを厳守させるため、来年1月の実行委員会で具体策を検討することを確認した。
 この日は複数のテレビ局の担当者を招いて要望を聞き、「走者がいない時に投手が投げるまでの制限時間は12秒以内。違反した場合は球審がボールを宣言する」などの野球規則の順守を求める声が寄せられた。時間の計測状況を表示して時間制限を徹底させる案も出されたほか、ペナルティーの実施なども議論された。


近年言われる野球人気の低迷は、主に読売の試合の視聴率低迷とそれに伴う中継数の減少が原因だ。
地上波のコンテンツとして、今のプロ野球中継はいただけない。試合開始は観られない。試合終了も観られない。こんな「不良品」他にはない。他の競技の試合中継ではない事象だ。
話はいたって簡単明瞭。19時に始まって、21時までに終わる。これで全て解決。テレビ放送にとっても、生で観戦する観客にとってもこんないい話はない。
どこやらの監督が「弱者の論理」を振りかざして、たっぷり間を取ってじらしたりするのも作戦などとうそぶいてみたりするが、観客の都合を考えない独りよがりだ。だいたい野球は実際にプレーしている時間はひどく短い、やたらと「間」の多いスポーツ。今より相当スピードアップしたところで、観客にとって忙しいと感じることなどありえない。事実、高校野球の試合時間はほとんど1時間台。だが、それにせかせかした印象などないではないか。
他の主だったスポーツが2時間以内で終わることをもう少しプロ野球は重大に受けとめるべきだ。
地上波での放送は、野球に触れる第一歩。まず無償で試合を観ることから「ファン」化が始まる。その大事な一歩が中途半端な内容では興ざめだ。
大昔にいた「8時半の男」は、つまりその時間が試合のクライマックスだったって証拠。お金をかけずにできる最大のファンサービスにもっと真剣に取り組んでほしいものだ。

川上・岩瀬が保留。来年の今頃、中日の契約更改はどうなっているのやら…

2007年12月26日 22時04分55秒 | 野球
“クリスマス交渉”で球団からプレゼントされたのは、まさかの「ダウン提示」だった。53年ぶりの日本一に貢献した中日のエース・川上憲伸投手(32)が初の契約更改交渉に臨んだが、評価は到底満足できるものではなかった。
 「やっぱりな、とは思った」。1時間の交渉を終えた川上の表情には寂しさすら漂っていた。最初に提示された額は1000万ダウンの3億3000万円だ。今季は12勝8敗、防御率3・54。査定担当の井手編成担当は「ベースが高いし、数字を見れば下がっている」と説明したように、最多勝を獲得した昨年に比べれば見劣りする。
 だが、言い分もある。登板26試合のうち、優勝を争った巨人と阪神にそれぞれ7試合ずつ先発した。「なかなか勝ちを挙げづらいチームに投げている。そういうことを評価してくれないと、来年向かっていく勇気がわかない」。また、3年連続の開幕投手、2年連続の日本シリーズ開幕投手とエースの重責も果たしてきた。「査定を通信簿と考えたら学校によって違うけど、通信簿だけの評価しかしてくれていない」と不満を漏らした。
 川上はあと3日不足しているFA権を来季早々に取得する。メジャー流出も危ぐされるが、球団からはFA権についての話は一切なかった。最終的には現状維持まで戻したが、それでも納得はできない。何度も「寂しい」と嘆き、最後は「考え方、評価で近い部分はなかった。ボランティアで投げているわけじゃない」と怒りをにじませた。
 次回は1月末か、一昨年に続く自費キャンプイン後の2月。着地点の見えない現状では大荒れの予感が漂う。
 <日本一の守護神も越年>川上の前に交渉に臨んだ守護神・岩瀬も保留し、越年することが決まった。今オフ、FA宣言せずに残留した左腕に対し、球団は4000万円増の年俸4億3000万円の1年契約と、1年目4億2000万円で2年目から変動制となる4年契約の2種類を提示。シーズン終了後は北京五輪予選にも出場したばかりとあって「まだ来年に気持ちが切り替わっていないので、はんを押せなかった。選手として複数年はうれしいけど、単年で勝負した方が良いのかなあ」と苦渋の表情を浮かべた。球団への愛着は強いが、複数年契約の総額が保証されていないことを一番の懸念材料に挙げた。


今年の広島・黒田のメジャー移籍を見たら、岩瀬だって川上だって、そして読売・上原だって「俺も」と思って当然だ。
日本の球団がいくらの査定を出したところで、メジャーの半値以下。表向きはともかく内心はFA取得までガマンガマンと思っていることだろう。
特に中日の二人など、引退後の将来設計を含めても、メジャーを経験する事のメリットは大きいはず。ここは球団=ケチ・悪者、選手=FAもやむなし という世論を醸成しておくことに価値があるだろう。
ま、何にしても福留から福盛まで、日本時代の数倍のギャラで海を渡る現実を前にしたら、プライドの高い一流選手ほど現状の評価を苦々しく思っているに違いない。
来年の今頃、中日を筆頭にどれほどの選手がFAでアメリカに渡っていくのか。あちらさんのバブルがはじける前に一儲け。そう遠からず、アメリカにいる日本人選手の総年俸が、日本のプロ野球選手の総年俸を抜く日がやってくるんじゃないのかなぁ…

朝青龍の帰国はそんなに悪いの? 横綱だからって休日の使い方まで指図されるのおかしいじゃん

2007年12月25日 21時03分04秒 | 相撲
横綱朝青龍(27)が25日、希望していた年末年始のモンゴル一時帰国を断念した。この日、東京・墨田区の春日野部屋での出げいこの後、師匠の高砂親方(元大関朝潮)に説得され、素直に受け入れた。同部屋は年内は29日にけいこを終了。初場所(1月13日初日、両国国技館)に向け、来年1月3日からけいこを再開するが、休みの期間の過ごし方について朝青龍は「(国内で)どっかに行くよ」と笑顔で話した。

結局、朝青龍は帰国しないらしい。場所も巡業もない、部屋も休んでいるその「休日」をどう使おうと朝青龍の自由じゃないのかね。ましてや子供に会いに帰るのを禁じたら人権問題じゃないの??
謹慎も明けたんだから、もう何したっていいと思うんだけど。帰国はダメだけど、国内ならコッソリ何やってもOKってことなら、それこそおかしいことじゃない。
横綱としての務めは、初場所の成績でハッキリすること。帰国したとしても、立派な成績をあげればいいんじゃない? そのリスクは本人が負えばいいじゃない。目くじら立てるほうがおかしいと思うけどね。
いくら素行が悪いからって、何から何まで「悪い」っていう決め付けはまずいでしょ。差別ですよ、差別。
もともと品格なんかないんだから、横綱に推挙したことが間違い。業界挙げてミスしてるんだから、責任を朝青龍一人に押し付けちゃいけませんよ。
しかし、こんな状況の朝青龍が初場所優勝したら、それこそ相撲界全部で反省だよねぇ。

ラグビー大学選手権、対抗戦Gが4強独占。ってことは他のリーグは対抗戦の2部並ってこと?

2007年12月24日 13時09分43秒 | ラグビー
ラグビーの全国大学選手権第2日は23日、東京・秩父宮ラグビー場などで準々決勝を行い、前回準優勝の早大のほか、明大、慶大、帝京大がベスト4に進んだ。
 明大は9大会ぶり、慶大は6大会ぶりの準決勝進出で、関東の対抗戦グループが4強を占めるのは33大会ぶり。来年1月2日の準決勝(国立)は慶大-明大、帝京大-早大のカードとなった。
 早大は7トライを奪い、法大を39-7で退けて7大会連続のベスト4。明大は京産大に29-0と快勝し、慶大は関東リーグ戦グループ覇者の東海大を28-14で破った。帝京大は筑波大を46-8で下し、5大会ぶりの4強入り。


各リーグの1位チームが年を越せずに敗退。準決勝に残った4校が全て対抗戦グループ。困ったもんだ。
うーん。どうしたもんでしょ。リーグ戦、関西の上位校も対抗戦の5位未満の実力ってことでしょ。やっぱり対抗戦は頂上(早稲田)が高いから、追いかけるチームのレベルも上がるんでしょうか。
この準決勝の興味は、慶応対明治の決着戦。レギュラーシーズン引き分けの再試合といった趣き。動員という意味では決勝は早稲田対明治が美しいところかもしれない。
ま、どう転んでも早稲田の優勝は動かない。こうなると見所は「勝ち方」。でも、このカードじゃモチベーション上がらないよなぁ。すでに視線は日本選手権かな。

ダルビッシュ、早くも年俸2億。あと数年後にはポスティングで売却決定かな

2007年12月23日 22時59分53秒 | 野球
パ・リーグ最優秀選手と沢村賞に輝いた日本ハムのダルビッシュ有投手(21)が22日、代理人を伴って契約更改交渉に臨み、年俸2億円プラス出来高払いでサインした。今季の7200万円から1億2800万円の大幅アップ。満面の笑みを見せつつ「成績に満足してるわけじゃないし、上げてもらった分を倍ぐらいに返したい」と気を引き締めた。
 プロ入り4年目の年俸では、2006年の和田毅投手(ソフトバンク)の1億4500万円を超える最高額で、2億円到達の速さでも高橋由伸外野手、上原浩治投手(ともに巨人)と和田の5年目を上回った。
 ダルビッシュは今季26試合で15勝5敗、防御率1・82。210三振で最多奪三振のタイトルを獲得し、2連覇の原動力となった。日本代表でも、先のアジア選手権で台湾戦に先発し、北京五輪出場権獲得に貢献した。


今年の北海道日本ハムは気前がいい。全員の契約更改がすんなり終了。特にダルビッシュの2億はビックリだ。
この若さで2億に到達しちゃうと、この先どこまで上がっていくのか。人気面での貢献ももちろん大きいが、今後積み上げていく実績も相当のものと想像できる。
こうなると、当然日本の球界ではその年俸を支払いきれなくなる。FAで流出するくらいなら、いい時期に売り払ったほうがみんな幸せになれるかもしれない。
本人はメジャーに興味がないと言っているようだが、今年のような日本人移籍がインフレ状態だと、行かざるを得ないって雰囲気になる可能性もある。
来年のオリンピックを最後に野球がなくなると、オリンピックのために日本に残るという選択肢も消える。来年以降もメジャー移籍は増える要素は満載。ま、選手も商品と割り切れば、ダルビッシュの商品価値を上げるだけ上げるためにもこの2億は「あり」な判断なのかもしれない。

トルシエがFC琉球へ。沖縄の人には悪いけど、何か胡散臭くない?

2007年12月22日 15時55分25秒 | サッカー
日本フットボールリーグ(JFL)のFC琉球は19日、那覇市のトランスコスモスCRM沖縄で元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(52)=フランス=の総監督就任会見を開いた。トルシエ氏は「FC琉球を完全なプロチームへと導き、同時に若者の才能をしっかりと伸ばしていきたい」とJ参入や育成など多方面で、尽力していくことを表明した。
 約5年ぶりに日本に戻って、指揮にかかわるトルシエ氏。会見では、かりゆしウエアに身を包んで、音楽に合わせ踊りながら報道陣の前に登場。「はいさい、わんねートルシエやいびん」と沖縄の方言で笑顔のあいさつ。
 就任理由についてトルシエ氏は「野口必勝代表が私に伝えてくれた情熱、夢に誘われた。やる以上は、決意と長期構想をもってチャレンジしたい」と述べるとともに、FC琉球をJ1に参戦させることを約束。「JFL17位のチームの形をしっかりつくり上げていく」「私の名前、イメージ、ノウハウが役立つならば」とも話した。
 野口代表は「圧倒的なカリスマ性、指導力、求心力を持つ指導者として選んだ。3年以内にJ2、2013年にはJ1へ昇格したい」と明言した。
 トルシエ氏とFC琉球との橋渡し役となった榊原信行氏(DSE代表)は「沖縄でサッカーという新しい分野で全力を尽くしていく。今まで培った人脈を生かしたい。一過性の話題にならないよう、しっかりと結果を残していく」と協力を約束した。
 トルシエ氏は、トップチーム強化だけでなく、ジュニアなど下部組織までクラブ全体の構築に携わっていく。監督など、新体制は来年1月中旬に発表する予定。


日本代表監督退任後、職を転々としていたらしいトルシエ氏が再び日本に働き場所を求めたようだ。
しかし、JFLチームに「総監督」とは豪気なもの。今シーズンの低迷で監督を始め、選手もバッサリ切り捨てておいて、ずいぶんと思い切ったことをするものだ。
これはまったくもって個人的な心証だが、怪しげなマルチ商法などに見られる「広告塔」の役目をトルシエ氏におっかぶせているように見える。集金のための大風呂敷。榊原某の参画も長期的な視点というより、さっさと金集めをして売り抜けるんじゃないかと疑いたくなる。
沖縄の方には申し訳ないが、地理的ハンデを抱えてJリーグに参入するのは相当な困難なはず。夢は確かに大切だし、心意気は立派かもしれないが、この怪しげな面子で果たして達成できるのか。どこかで誰かが貧乏くじを引くハメにならないといいんだけど…。

プロレス会場で亀田家の減刑を求める署名を求める意味って…

2007年12月21日 21時22分10秒 | 格闘技
ボクシング亀田兄弟の父史郎氏(42)が、二男大毅の世界戦での反則行為指示で処分を受けて以降、初めて公の場へ姿を現した。黒ずくめの服にサングラス姿で、リングサイドで観戦。小川と猪木とのもみ合いを見て「何が何だか、よう分からんなぁ…」と苦笑い。それでも「元気もろうたわ」と言葉を残して、足早に会場を立ち去った。

今さら猪木が何やら張り切っているらしいIGF。猪木自身もリングに上がったようで、復帰を模索しているのかもしれない。
で、復帰と言えば「亀田家」。このIGFの会場で亀田家の減刑嘆願の署名活動が行われたらしい。
「亀田兄弟ならびに亀田史郎氏に対する処分減軽を求める署名嘆願書」なるものが配られたようで、そこには「亀田兄弟のボクシングに対する純粋な夢と希望を消さないで!」などと書かれている。別にJBCは亀田兄弟からボクシングを取り上げちゃいない。単に一定期間試合しちゃダメと言っているに過ぎない。1年の出場停止で夢も希望も消えちゃうようなら、辞めちゃえばいいのにね。ボクシングのような競技では怪我だって日常茶飯事。長期に渡る戦線離脱も起こりうること。それで夢も希望のなくしてたら、辰吉さんが鼻で笑うってもんじゃない。
しかし、何がふるってるって、この署名を集めているのが後援会らしいんだけど、署名集めるなら後楽園ホールに行って、ボクシングの興行のときにボクシングファンから集めたらいいのにね。そこで集まった署名なら、JBCだって少しは関心を示してくれるかもしれないし。
亀田父も息子たちが本当にかわいいのなら、プロレス会場で顔売ったり署名集めるよりも、いいトレーナーにつけてボクシングのクオリティを上げること考えたらいいのにね。今さら無理かなぁ…

朝青龍が正月に帰省するかどうかは朝青龍の自由じゃないの?

2007年12月21日 18時23分46秒 | 相撲
日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱北の湖)は20日、「今は本場所に全神経を集中させるべきだ。今回は普通の休場明けじゃないし、結果を出すまでは気を緩めてはいけない」と話し、横綱朝青龍の年末年始のモンゴル帰国について強く反対した。
 朝青龍はこの日の記者会見で「年末年始は日本で過ごすのか」との問いに「まだ分かりません」と言葉を濁した。北の湖理事長は「療養するためにモンゴルに帰り、治ってから戻ったばかりだ。わたしが師匠だったら絶対に(帰国は)駄目だと言う。余計なことを考えている場合じゃない」と強い口調で話した。
 また朝青龍の師匠、高砂親方(元大関朝潮)もこの日、「帰すつもりはない」と語った。


朝青龍問題は、2場所の出場停止と減給で一応落着したこと。今現在の彼の行動は業界のルールからはずれない限り何ら問題がないはずだ。
正月に帰省するかどうかはあくまで本人の心がけの問題で、理事長が注文をつけるべき事柄ではない。家族と正月を過ごすことを止める権利は誰にもないはずだ。
もちろん、これは世間の目をまったく考慮に入れない上での話しで、実際帰国すれば厳しい意見が出ることは間違いなかろう。だが、朝青龍の権利自体を否定するのはおかしい。帰国した結果あれこれ言われるとしてもそれは朝青龍自身が決めるべきこと。親切で「やめなさい」と言うのは勝手だが、「やめろ」と命令すべきではない。
処分が済んだ不祥事が原因で帰省を差し止めるなら、理事長以下幹部連中だって、解決していない時津風問題等でもっと違った身の処し方があるのではないか。
朝青龍が初場所以降、横綱の責務をちゃんと果たすかどうかは、もっぱら朝青龍の心がけの問題。帰省した結果成績が振るわなければ朝青龍自身が責任をとれば済む話。理事長も親方もマスコミにそんなことを語る前に、朝青龍本人とよく話し合って決めればいいんじゃないの? それともマスコミを介さないと横綱とコミュニケーションがとれないってわけ?(笑)

強くなるなら方法は問わず、でファンが増えるのか読売

2007年12月20日 10時49分16秒 | 野球
ヤクルトを自由契約となったアレックス・ラミレス外野手(33)の巨人入りが19日までに確実になった。複数の関係者が明らかにした。2年契約で総額11億円とみられ、週明けにも発表される。巨人は既にクルーン投手(前横浜)、グライシンガー投手(前ヤクルト)を獲得し、3人目の大型補強となる。
 今季のラミレスはセ・リーグ新記録となる204安打を放ち、122打点で打点王を獲得。2003年にも本塁打王と打点王に輝いた。
 ラミレスはヤクルトに複数年契約を求めたが、1年契約を提示した球団側と交渉が決裂。中日からフリーエージェント(FA)宣言した福留孝介外野手の獲得を断念した巨人が交渉に乗り出していた。(金額は推定)


やっぱりラミレスは読売入りらしい。ここまでくれば逆に大した神経と賞賛されるべきか。
しかし、ラミレスにメジャー移籍って話はなかったのだろうか? 福留があれだけの高額契約でメジャーに移籍できるのに、日本で輝かしい実績のあるラミレスがメジャーに相手にされないのは何故なのか。
これまでメジャーに渡った日本人野手を見ると、もちろん打つことに関して一流(例外もないことはないが)であったわけだが、それ以上に守備力に定評のある選手ばかり。走攻守の総合力が高い選手が海を渡っているわけだ。
日本で強打者の名を欲しいままにしていた外国人選手は概ね走力や守備力に難がある。トータルで高いレベルの外国人は何も好き好んで日本には来ないというわけだろう。
だが、それにしても今年の日本人選手のメジャー移籍はやたらと高額だ。それなりの投資をしても間違いがないという「実績」が効いている。このバブルが崩壊しないように、特に福留にはシッカリやってもらいたいものだ。
話を読売に戻すと、こんな補強をしていると若手が育たないだけでなく、世代のバランスがまったくとれなくなる。来季のスタメンで20代の選手が阿部と脇谷だけ、ベンチを見渡してもほとんど30代になりかねない。
常にFAと他チームの外国人でスタメンを固めていれば、そりゃ30代ばかりになるのも当然。それもチームカラーと割り切って、ドラフトでは投手だけを補給し続けるのも考え方かもしれない。だが、このやり方でファンが増えるとも思えないのだが…。

シューマッハー氏のしたことは当然よくないことだけど…

2007年12月19日 23時09分01秒 | スポーツ一般
一流レーサーとしての腕がうずいたのか-。飛行機の離陸時間に遅れまいとして、タクシー運転手に代わって自ら運転した元F1レーサー、ミヒャエル・シューマッハー(38)の行為がとんだ騒動に発展している。
 ドイツ紙などによると、スイス在住のシューマッハーは15日、訪問先の独南部の小村で、家族とともにシェパードの子犬を買った後、タクシーに乗り込み近くの空港に向かった。しかし、離陸時間に間に合わせるため、運転手(42)に“交代”を申し出たところ、運転手が「信じられない」と感激、気前よく運転席を譲ったという。
 シューマッハーはその後、「信じられないような場所」(タクシー運転手)で他の車を抜き去ったほか、多くのコーナーを「全開で攻めた」という。最高速度については明らかにされていない。シューマッハーは降車後、60ユーロ(約9800円)の運賃に加え、100ユーロのチップを特別にはずんだという。
 しかし、話はここで終わらなかった。地方紙を通じてこの話を知った地元警察が激怒、運転手を交通法違反で事情聴取する方針という。シューマッハー自身も罰金刑の対象となりそうだ。
 この件について、シューマッハーのマネジャーは「タクシー運転手はシューマッハーを助けてくれたのだ。すべての運転手がそうであってほしい」と、少なくとも運転手に対しては“穏便”なはからいをするよう警察側に強く求めている。
 F1史上最高のドライバーともいわれ、その服装の色から「赤い皇帝」の異名を持つシューマッハーは昨年9月に現役引退を表明した。


現役を退いて1年。シューマッハーさんは相変わらず超一流のドライバーだったようだ。飛行機の時間に間に合わすため、タクシーを自ら運転。信じられないようなテクニックで走ったようだ。
ハッキリ言って、やってはならないこと。お咎めがあってしかるべきである。
だが、問題なのはこのタクシーの運転手。現地の法律がどうなっているのかは知らないが、少なくとも日本ではタクシーを資格のない人に営業で運転させるだけで法律違反のはず。当然スピード違反等もそれに加わるわけだろうから、これは由々しき問題だ。シューマッハー氏は当然そのあたりの「口止め」の意味合いも含めて別途100ユーロを支払ったはず。それをペラペラしゃべっちゃうのは信義にもとる行為と言わざるを得ない。それに、言えば自身にも司直の手が伸びるのは確実。やっぱりこの運転手はあまりお利口さんでなかったようだ。
まあ、悪いことだってことは承知だが、果たしてシューマッハー氏がどんな運転をしたのか。そのことに興味津々だ。頭文字Dも真っ青の公道レーサーぶりだったのだろうか。映像残ってないかなぁ(笑)

本当にオリックスってどこに向かっているのだろうか?

2007年12月18日 16時10分34秒 | 野球
横浜の古木克明外野手(27)とオリックスの大西宏明外野手(27)の交換トレードが成立し、17日、両球団が発表した。右の代打を含む外野の守備強化を目指す横浜と、左の長距離打者を探していたオリックスの思惑が一致した。
 古木は1999年に愛知・豊田大谷高からドラフト1位で横浜入団。2003年に125試合に出場して22本塁打をマークした。安定した守備が持ち味の大西は大阪・PL学園から近大を経て、03年にドラフト7巡目で近鉄入団。今季は出場83試合で打率2割4分7厘だった。
 オリックスの中村球団本部長は「古木は長打が打てるし、以前から興味があった。大西も横浜に入った方がチャンスが増える」と話した。


オリックスが今度は古木だって。うーん、このセンスは何だろうか。峠を越えた強打者やら、少々ではなく相当難アリ選手とかをかき集めてどこへ向かっていくのやら。ここにカブレラまで加わればもう完璧だろうが。
まあ、ここまで徹底すれば逆に清々しくもあるが、気の毒なのはピッチャーだろう。これだけのザル外野陣ではランナー2塁で三遊間、一二塁間を抜けても1点は確実。古木を三塁で使おうものなら、三塁線、一塁線ともに恐怖ゾーン。だって、一塁・カブレラor清原、三塁・古木、ライト・濱中、レフト・ローズだよ。
派手な打ち合いになれば、それなりに威力を発揮するかもしれないけど、常に長打頼りの不確実な打線。このチームのピッチャーはいやだろうなぁ。
カブレラ、和田が抜けて長打力にまったく期待が持てなくなった西武と、逆に守備力や機動力に期待が持てないオリックス。この2チームが最下位争いをするのは間違いなかろう。

ラグビー大学選手権開幕。早稲田1強は揺るぎそうにないなぁ…

2007年12月17日 19時04分18秒 | ラグビー
ラグビーの第44回全国大学選手権は16日、東京・秩父宮ラグビー場などで開幕。1回戦8試合を行い、前回準優勝の早大は中大を50-7で下して準々決勝に進んだ。
 関東リーグのリーグ戦グループを制した東海大は関学大を60-12で退けた。筑波大は関西リーグ覇者の同大を25-20で破って10大会ぶりのベスト8入り。
 12度の優勝を誇る明大、前回ベスト4の京産大のほか慶大、法大が8強に進出。今大会で唯一初出場の拓大は帝京大に19-52で敗れた。
 前回覇者の関東学院大は大麻事件のために出場を辞退した。準々決勝は23日に行われる。


ラグビー大学選手権が開幕。関東学院が出場しないことで、早稲田1校が抜きん出た存在。正直、優勝の興味が持てない大会と言えそうだ。
1回戦終了で、対抗戦5校、リーグ戦2校、関西1校が残った。高校まではあれだけ強い九州、関西勢が大学となると勢力図はガラッと変わる。人材の問題はもちろん大きいだろうが、指導の面でもさらに差がついているのではなかろうか。
来年以降、関東学院に人材が流れにくくなることを思うと、どこが強くなっていくのか。早稲田一極集中の現状を打破できる大学の出現に期待したい。
しかし、同志社の低迷ぶりはどうしちゃったんだか。人材に恵まれないというわけでもないのに勝ちきれないのはやっぱり指導ということか。あの3連覇以降、同志社自身はもちろん、関西の大学の優勝もないことを関西の関係者やファンはどう思っているのだろう。
まあ、大学ラグビーが盛り上がることに関して言うことはないが、もうちょっとトップリーグが何とかならないものか。ラグビーは観ても面白いスポーツ。なんとか王子みたいなスター一人で注目度も激変するのがスポーツなら、スター育成も一つの方法だと思うのだがいかがでしょうねぇ。

浦和の3位は立派だけど、「世界3位」って言い方はおかしくない?

2007年12月16日 23時51分00秒 | サッカー
サッカーの6大陸クラブ王者などが世界一を争うクラブ・ワールドカップ(W杯)最終日は16日、横浜市の日産スタジアムで行われ、決勝で欧州王者のACミラン(イタリア)が南米代表のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)に4-2で快勝し、17年ぶりのクラブ世界一を決めた。前身のトヨタカップなどを含め史上最多4度目の優勝。
 ミランは1-1で迎えた後半5分、ネスタのゴールで勝ち越し。さらにブラジル代表のカカ、インザギの自身2点目と立て続けに加点。ボカの反撃を1点に抑え、南米勢の3連覇を阻んだ。
 3位決定戦ではアジア王者の浦和がアフリカ代表のエトワール・サヘル(チュニジア)を2-2からのPK戦の末に破り、アジア勢過去最高の3位に入った。浦和は今季限りで退団するワシントンが2点を挙げ、PK戦は4-2で制した。
 最優秀選手はカカ。ミランは優勝賞金500万ドル(約5億6500万円)、浦和は250万ドル(約2億8250万円)を獲得した。


本腰を入れて勝ちに来たミランはやっぱり強かった。ヨーロッパの強豪クラブがガチンコの100%本気モードで試合するところを日本で観られる機会は滅多にないこと。それだけでもサッカーファンにしてみれば大満足と言える。
そして浦和レッズ。アジア勢最高の3位と大健闘。そのことは賞賛に値する。
だが、マスコミの「世界3位」って表現はちょっとおかしくないか? この大会の3位であることに異論はないが、そのことがイコール世界3位ではあるまい。
浦和の健闘にケチをつける気はさらさらない。開催国枠などという大会を盛り上げるための方便でなく自力で出場権を獲得して、アフリカチャンピオンに勝っての(まあ、PKだったけど)3位。立派なもんだ。だが、実力が違う大陸からそれぞれ1チームしか出場できない以上、2位以下のチームが真に世界2位とか3位とか言える訳もない。そんなこと誰もが百も承知なんだから、わざわざ「世界3位」などと声高に言うこともないではないか。大会3位で充分立派。それでいいじゃないか。
来年も、アジア枠から日本のクラブが出場できるように浦和・鹿島・G大阪には頑張って欲しいものだ。

野球界の薬物汚染が露に。阪神ウィリアムスの名前もあるけど…

2007年12月15日 17時35分15秒 | 野球
米大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」が13日発表され、ロジャー・クレメンス投手、エリク・ガニエ投手、ミゲル・テハダ内野手、アンディ・ペティット投手ら大物現役選手の薬物使用が報告された。具体的に選手名が公に示されたのは初めてで、大リーグの薬物汚染が広がっている実態が明らかになった。
 409ページに及ぶ詳細な報告書は、主に3グループの薬物使用選手を挙げている。栄養補助食品会社「BALCO(バルコ)」に絡むバリー・ボンズ外野手ら8選手。薬物の違法売買により逮捕されたメッツの元球団職員からの情報をもとに特定されたクレメンスら53選手。インターネットでの購入記録がある16選手。
 そのほか球団から大リーグ機構への連絡があった薬物所持例や、薬物の違法な処方を受けて摘発された例などを挙げ、AP通信は計85人としている。西武に所属していたアレックス・カブレラ内野手と、ジェフ・ウィリアムス投手(阪神)の名前も含まれている。
 ニューヨーク市内のホテルで記者会見したバド・セリグ・コミッショナーは「悪事にかかわる者がいるなら、その事実を明らかにしたかった」などとする声明を発表した。しかし、2003年まで薬物検査を導入しなかった大リーグ側の責任には言及しなかった。
 米議会の圧力や世論の批判を受け、大リーグは昨年3月、ジョージ・ミッチェル元上院議員を責任者に任命し、薬物使用の実態を調査していた。


野球界と薬の問題は最近になって騒がれだしたことだ。それまではまったくの不問。いわばやりたい放題の状況にあったわけだ。ドーピング検査に乗り出したのもほんの最近のこと。騒ぎが大きくなるにつれて、メジャーのホームランバッターが減っていったことを思えば、薬物依存は確実に存在していたはずだ。
だが、我々の世界ではそれが違法と決まる前までの行為は歓迎されないにしても許されるべきこと。それが法治国家のルールだ。規制以前の薬物使用者は尊敬されないまでも犯罪者ではありえない。
件のミッチェル・リポートには日本で活躍する外国人選手の名前も挙がっているらしい。例えば阪神のウィリアムス。証拠の小切手もあるそうだ。
私はドーピングの実態について詳しくないが、少なくともウィリアムスはオリンピックに参加していて、厳しいチェックを潜り抜けているはず。彼が使っていたとされるような禁止薬物は使用を中断したからといって検出されなくなるようなものなのだろうか? あるいは検出不能にするような薬物も同時に使用しているということなのだろうか? 買ったことは事実のようだから、使用を目的にしないでその手の薬物を購入するのは不自然といえば不自然なのだが。
仮にドーピングの形跡を消す方法があって、検査をすり抜けられるとしたら、薬物疑惑はあらゆる選手にありうることになる。そうなったらもう取り締まりに意味がないことになる。今の時世の薬物とその検出がどのくらい進んでいるのか、ぜひ何かで取り上げて欲しいものだ。
日本球界でも内心ひやひやしている選手はいるかもしれない。肉体改造などと称して身体をでかくした選手は怪しまれること必至だろう。
正直言って、トップレベルのスポーツは健康を害するもの。どのスポーツでも怪我が付いてまわる。健康を害してまで薬物でパフォーマンスを上げることは間違っていると言い切っていいものか、私にはわからないのだが…

遠い遠い世界への第一歩。CWCで見せつけられた力の差を埋められるか浦和

2007年12月14日 22時46分04秒 | サッカー
日本の誇りを背負った赤い悪魔が、欧州王者を追いつめた。アジア王者の浦和は13日、「TOYOTAプレゼンツ クラブワールドカップ2007」の準決勝でACミラン(イタリア)に0―1で惜敗した。後半23分にMFシードルフ(31)にゴールを許したが、守備陣が奮闘。日本勢が初めて体験する欧州ビッグクラブとの真剣勝負では課題も残ったが、世界へ大きな一歩を踏み出した。浦和は16日にエトワール・サヘル(チュニジア)との3位決定戦を行う。
 横浜の夜には、奇跡が起こりそうな予感が漂っていた。ACミランとの世紀の一戦。日本の誇る赤い悪魔は勇敢だった。前半10分、矢のようなMF阿部の猛スライディングがバロンドール(世界最優秀選手賞)男、MFカカーからボールを奪い去る。その瞬間、会場を埋め尽くした6万7000人観衆がどよめいた。
 失点は1。赤き血のイレブンのプレーが欧州王者の顔色を変えさせた。闘莉王は「守備が通用することが分かった」と胸を張った。後半31分に左太腿を負傷し、途中交代したが「点を取りにいく、楽しみにしていた時間だったのに」と強気に振り返った。
 日本勢として初めて欧州のビッグクラブに挑んだ真剣勝負。その試合で得たものは、鈴木の言葉が象徴していた。「失うものが大きい状況でずっと戦ってきて、きょうは失うものが何もないという気持ちになれた。断然、楽しく感じた」。アジアで常勝を義務づけられた王者が、挑戦者に徹した。その気持ちが最少得点差の敗北という結果に結びついた。
 J王者として迎えた今季は、大きな屈辱から始まった。2月にバイエルンMに招待されたブルズ杯で6失点。中でも攻撃参加が多い闘莉王は欧州スカウト陣から「エゴイスト」と酷評された。アジアで唯一、欧州でも認知されたクラブと言われる浦和だが、それは年間100万人超を動員する屈指の集客力への評価。世界中に生中継されたACミラン戦は、ピッチ上での力を証明する絶好の舞台でもあった。
 妥協なき強化方針も実を結んだ。昨季、個を尊重したブッフバルト前監督でJ1を初制覇しながら、クラブ幹部はその手腕に「限界を感じた」と明かした。今季は規律に厳しいオジェック監督を招へいし、さらに上を目指した。個性の強い巨大戦力のゆえ、チーム内の衝突は絶えない。だが、シーズンを通じ、アジアレベルでは決して沈まない強さを身に付けた。
 もちろん、カカーのスピード、ピルロの精度に点差以上の差を痛感したのも事実だ。だが、会場を埋めた圧倒的な赤とともに王者を苦しめた戦士は、大きなインパクトを与えた。クラブW杯はもはや「見る大会」ではない。国際試合は「代表」だけのものではない。日本が誇る赤き血のイレブンが、世界のサッカー史に新たな1ページをしるした。


点差こそ1だが、その実力差はあまりに大きい。アジアの頂点に立っても、欧州のビッグクラブははるか彼方って感じだった。
まあ、これは仕方あるまい。経験が違いすぎる。欧州のビッグクラブはいわば世界選抜。クラブでもナショナルチームでも充分過ぎるほどの経験を積み重ねている相手に、互角に渡り合えって言っても無理な注文だ。
日本にプロサッカーリーグが出来て15年。ようやく世界への道が開いたばかりだ。見上げる山ははるかに遠く高い。この山を目指すには、更なる強化と経験が必要だ。
ハッキリ言って、今の日本のクラブでこれが可能なのは浦和だけだろう。この際、国内で1強皆弱となろうとも、もっともっと選手を補強し、アジアを平らげてCWCの常連になることだ。
一応社交辞令として、浦和は強かったなどとイタリアのマスコミが言っているようだが、それは「思ったより」という言葉が抜けているだけ。おいそれと彼我の差が埋まるわけではないだろうが、今のCWCが各大陸王者のトーナメントである以上、いつかどこかで南米王者や欧州王者が足元をすくわれるときが来る。そのときの相手が日本のクラブであって欲しいと思っているのは私だけじゃないはず。その日を目指して浦和、ガンバレ! そしてその浦和以上のクラブ作りを他のJクラブも目指してくれ。