スポーツヲタクの独り言

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シューマッハー氏のしたことは当然よくないことだけど…

2007年12月19日 23時09分01秒 | スポーツ一般
一流レーサーとしての腕がうずいたのか-。飛行機の離陸時間に遅れまいとして、タクシー運転手に代わって自ら運転した元F1レーサー、ミヒャエル・シューマッハー(38)の行為がとんだ騒動に発展している。
 ドイツ紙などによると、スイス在住のシューマッハーは15日、訪問先の独南部の小村で、家族とともにシェパードの子犬を買った後、タクシーに乗り込み近くの空港に向かった。しかし、離陸時間に間に合わせるため、運転手(42)に“交代”を申し出たところ、運転手が「信じられない」と感激、気前よく運転席を譲ったという。
 シューマッハーはその後、「信じられないような場所」(タクシー運転手)で他の車を抜き去ったほか、多くのコーナーを「全開で攻めた」という。最高速度については明らかにされていない。シューマッハーは降車後、60ユーロ(約9800円)の運賃に加え、100ユーロのチップを特別にはずんだという。
 しかし、話はここで終わらなかった。地方紙を通じてこの話を知った地元警察が激怒、運転手を交通法違反で事情聴取する方針という。シューマッハー自身も罰金刑の対象となりそうだ。
 この件について、シューマッハーのマネジャーは「タクシー運転手はシューマッハーを助けてくれたのだ。すべての運転手がそうであってほしい」と、少なくとも運転手に対しては“穏便”なはからいをするよう警察側に強く求めている。
 F1史上最高のドライバーともいわれ、その服装の色から「赤い皇帝」の異名を持つシューマッハーは昨年9月に現役引退を表明した。


現役を退いて1年。シューマッハーさんは相変わらず超一流のドライバーだったようだ。飛行機の時間に間に合わすため、タクシーを自ら運転。信じられないようなテクニックで走ったようだ。
ハッキリ言って、やってはならないこと。お咎めがあってしかるべきである。
だが、問題なのはこのタクシーの運転手。現地の法律がどうなっているのかは知らないが、少なくとも日本ではタクシーを資格のない人に営業で運転させるだけで法律違反のはず。当然スピード違反等もそれに加わるわけだろうから、これは由々しき問題だ。シューマッハー氏は当然そのあたりの「口止め」の意味合いも含めて別途100ユーロを支払ったはず。それをペラペラしゃべっちゃうのは信義にもとる行為と言わざるを得ない。それに、言えば自身にも司直の手が伸びるのは確実。やっぱりこの運転手はあまりお利口さんでなかったようだ。
まあ、悪いことだってことは承知だが、果たしてシューマッハー氏がどんな運転をしたのか。そのことに興味津々だ。頭文字Dも真っ青の公道レーサーぶりだったのだろうか。映像残ってないかなぁ(笑)
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安藤美姫には谷亮子の爪の垢こそ必要なのでは?

2007年12月02日 14時25分16秒 | スポーツ一般
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯第3日の女子ショートプログラム(SP)は1日、仙台市体育館で行われ、2位につけた安藤美姫(トヨタ自動車)はフリーで3度転倒するなど精彩を欠き、145・81点で4位に終わった。安藤はGPファイナル(14、15日・トリノ)の出場権も逃した。
 カロリナ・コストナー(イタリア)が164・69点でGPシリーズ初優勝を飾り、武田奈也(早大)が154・83点で3位に入った。SP最下位の浅田舞(中京大)は体調不良で棄権した。
 <まさかの大乱調…>動きは硬く、滑りはスピードを欠いた。ジャンプで3度の転倒。連続ジャンプは1度も跳ぶことができなかった。世界女王の安藤が、まさかの大乱調で4位に沈んだ。SP2位からの逆転優勝はおろか、GPファイナル進出まで逃した。
 2連続3回転を予定していた冒頭のジャンプで、回転が足りずに尻もちをついた。続く2回転半―3回転の新技は単発に。ライバル浅田真央(愛知・中京大中京高)の大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と「同じ基礎点だから」(安藤とモロゾフ・コーチ)との理由で、この大会から組み入れたが、不発に終わった。
 3月の世界選手権で涙の初優勝を飾った。「女王」の称号を手にし、「やり遂げた気持ちになった」。達成感はいつしか空虚感に変わる。「何で滑っているんだろうと思ったこともある。プライベートなこともあって、気持ちが試合に向かなかった」。前日は、周囲の支えで競技への意欲を取り戻したと話していたが、精神面での完全復調はまだだったようだ。
 金ヨナ(韓国)や浅田真ら勢いのある若手の突き上げに、頂点を守る重圧との戦いは続く。だが安藤にはトリノ五輪の惨敗から復活した経験がある。女王の真価が試されるのは、これからだ。


怪我による練習不足やモチベーションの低下と言った言い訳は山ほどあるのだろうが、このおねえちゃんの根性なし加減は今に始まったことではない。よく言えば繊細な神経、悪く言えば悪いのは全部周りのせいと言った態度に終始する脆弱な精神構造なのに、それでも世界の一線に踏みとどまっているのは、才能が飛びぬけているためなのだろうか。
せっかくの才能に、それに見合った「心」があれば、きっと無敵の女王さまになれるものを。ここんところはぜひとも谷亮子に教えを請うたらどうだろうか。何度勝っても、いくら勝っても、それでも他人を押しのけてでもまだ勝ちたい谷亮子の勝負根性の何%かでも受け継げれば、浅田や中野なんか目じゃないだろうに。
まあ、まったく個人的に言えば、安藤がここで消えてもいっこうに問題なしかな。世間で言うほどかわいいとも思わないしね(笑)
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強くないのに期待させすぎのバレーボール。このままじゃ北京は無理だよね

2007年11月21日 22時44分39秒 | スポーツ一般
日本はオーストラリアにストレート負けし1勝2敗と黒星が先行した。オーストラリアの高いブロックの前に石島雄介(23)=堺=、清水邦広(21)=東海大=のアタッカー陣が封じられ、逆に相手の強打を止められなかった。大会序盤で北京五輪出場権獲得は厳しい状況となった。ブルガリアはプエルトリコとの2連勝同士の対決を制し3戦全勝。ロシアもチュニジアを下し、3連勝。
 ショックは大きかった。9月のアジア選手権ではフルセットの末敗れたオーストラリアに、ホームの日本でストレート負け。清水は「高さを意識はしなかったけど、上から奥に打とうとしすぎた」と唇をかんだ。
 リベロを除く先発6人中、4人が2メートル超という相手の高さを破れなかった。石島、清水がミスを連発。勝負どころでサーブが入らず、拾って切り返してもさらに拾われ、強打を浴びた。「レシーブが上がった後のラリーを制することができなかった」植田辰哉監督の分析がむなしく響いた。
 高さ、強さに加え、粘りでも負けていては、勝ち目はない。「サイドの速いトスなら(ブロックは)1枚ぐらいかと思ったが、予想以上に相手(のカバー)が速かった」とセッターの宇佐美大輔(パナソニック)。北京への道は遠く、険しい。


ものの見事な完敗。いいところなし。
この実力を世間もマスコミも知っているはずなのに、むりくりに前景気を煽りすぎるから失望感も少なくない。
大昔、日本がバレー強かったことをいまだに引きずって、弱い弱いと嘆いても始まらない。日本が強かったのは、単に他の国が強化に本気じゃなかったため。日本と同じ事をすれば体格で上回る分強いのは当然なのだ。
世界のバレーにとって、日本の果たす「経済的」役割は大きい。そのためにも適度に強くないとみんなが困るということはあるだろう。国際大会がしょっちゅう日本で開催されるのも、他国では興行が成立しないからだし。
このまま日本の低迷が続いて、特に男子が二進も三進もいかないことになると、国際大会招致も難しくなって、ますます弱くなるという負のスパイラルが始まりかねない。
まあ、人種によってスポーツの向き不向きは確実にあるだろう。バレーやバスケットは日本人にはしんどい競技と認識して、オリンピックは参加できれば御の字と割り切るしかなさそうだ。
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五輪女子マラソン代表争い開幕! 野口快勝で残り1枠

2007年11月19日 23時11分09秒 | スポーツ一般
五輪連覇が見えた。北京五輪国内選考レースの第1弾、東京国際女子マラソン(18日 国立競技場発着42・195キロ)で、04年アテネ五輪金メダリストの野口みずき(29=シスメックス)が2時間21分37秒の大会新記録で圧勝。終盤35キロからの上り坂でペースを上げる強さを見せつけ、五輪代表を確実にした。2年2カ月ぶりのフルマラソンで復活した女王は、来年8月17日の五輪で女子史上初の連覇に挑戦する。
 雲ひとつない秋晴れの向こうに、北京への道がくっきりと見えた。サングラスを外した野口が、日本人初の国内3大マラソン(東京、大阪、名古屋)制覇を示す3本指を立てて歓喜のゴール。2時間21分37秒の復活ショーで8年ぶりに大会記録を塗り替え、五輪代表に当確ランプをともした。
 「このレースに勝ててうれしかった。ひょっとしたら(日本新記録をマークした)ベルリンや五輪より、2倍うれしいかも」
 世界中のランナーたちに、変わらぬ強さを見せつけた。前半は向かい風に悩まされ、15キロから20キロは17分台というスローペース。だが、渋井、コスゲイとの争いになった30キロ手前で自ら動いた。最初のスパートで軽く渋井を振り落とすと、次のスパートでコスゲイに引導を渡した。「何となく“前に出ろ”って何かが下りてきたんです」
 37キロから始まる急坂を前にギアをトップに入れた瞬間、五輪の女神が野口に乗り移った。03、06年と高橋尚子が失速した35~40キロの5キロを大会最速の16分56秒でカバー。シドニーの金メダリストをのみ込んだ東京名物の上り坂が、アテネの金メダリストにひれ伏した。
 アテネで歓喜の涙を流し、05年のベルリンでは2時間19分12秒の日本記録をマーク。だが、順風だった野口のマラソン人生に悪夢が待っていた。再び日本記録更新を狙った06年9月のベルリンと今年4月のロンドンを、ともに左足の故障で回避。狙ったレースで失敗したことがない野口にとって初めての試練だった。
 「きつかったけど、それ(故障)があったから今がある」
 不安から涙を流したこともあったが、悪夢をバネにした。右のキックが強いため左に重心が傾く癖を、バランスマットを使ったトレーニングで調整。かつては跳びはねるようなフォームで上の方向に逃げていたパワーも、上下動の少ない走り方に修正したことで、前への推進力に姿を変えた。藤田監督は「馬力で押していくんじゃなくて、走法が変わってきている」と説明。来年7月で30歳になる女王は、アテネよりも確実に進化している。
 「(代表に)決まったら、今まで以上の練習をしていきます。連覇に向かっていきたい」
 北京への道は圧勝で切り開いた。目指す舞台は来年8月17日。女子史上初となる五輪連覇を達成した時、野口が生きた伝説になる。


ぐうの音も出ない強さ。これじゃあ、有力どころが東京を避けて通るのも頷ける。野口圧勝。それもとてつもない強さ。トラブルがない限り五輪当確どころか連覇も当確と言った感じだ。
この結果、代表3枠のうち2枠が埋まったようなもの。残り1枠を2レースで争うことに。
注目は高橋尚子の動向。大阪か名古屋か。まあ、抜群の実績と知名度を持つ高橋なら、とにかく残り2レースのどちらかで勝てば「当確」だろう。
日本から野口の他、誰が出たところで、野口に敵うとは思えない。そうであるなら考え方は2つだろう。将来を見据えて若手を登用するか、スポンサー対策のために人気のある選手を選ぶか。まあ、普通に考えれば、高橋に最後の花道を飾らそうという力が働きそうな気がする。もっともそれもどちらかのレースで勝つことが絶対条件。そうだとすれば、残り2レースでの有力選手の動きをギリギリまで見定めることになる。2レースの主催者は高橋の参加不参加にやきもきすることになるんだろうな。
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女子バレー7位で終了。これがサッカーなら間違いなく監督更迭だよね

2007年11月17日 22時33分34秒 | スポーツ一般
バレーボールW杯女子大会最終日(16日・名古屋市ガイシプラザほか)、日本はブラジルに1-3で敗れて通算6勝5敗となり、1991年大会に並ぶ史上最低の7位に沈んだ。欧州選手権覇者のイタリアが米国に快勝し、11戦全勝で初優勝。ともに9勝2敗のブラジルと米国は得点率により、ブラジルが2位、米国が3位となった。イタリアのシモーナ・ジョーリが最優秀選手に選ばれた。男子大会は18日に始まる。
 五輪切符を確保したブラジルと逃した日本。ともに重圧から解放された最終戦は肩の力が抜け、力を振り絞れる状態にあった。それだけに結果は両者の力量差を雄弁に物語り、日本のブラジル戦連敗は20に伸びた。
 柳本監督は35歳のベテラン、多治見麻子を先発で起用。意欲に満ちたセンターは「このままで終わらせたくない」と周囲を鼓舞した。
 しかし、勢いだけでは攻め切れない。第1セット中盤に連続失点し、木村と栗原が立て続けにブロックを食らった。
 1-1で迎えた勝負どころの第3セットは終盤に息が切れた。「応援に恥じないプレー」を誓った栗原は跳躍力が落ちた。完全に力負けだった。北京五輪出場権獲得は、来年5月の予選で目指す。世界との距離をどう受け止めるか-。


うーん。現実は厳しいねぇ。北京の切符どころか、上位にまったく歯が立たずの7位。
一生懸命やっているのはわかるけど、精神論ではどうにもならない事態と認識するべきじゃないかなぁ。
これがもしサッカーだったら、国中から更迭論が噴出してるはず。バレーファンは皆さんお優しいことで。
柳本監督の下で、竹下キャプテン、高橋エースという体制全体に限界が見えた気がする。これで結果が出ない以上、総取替えでいいと思うのだが。
だいたい、これだけ頻々と世界大会やっているバレーボールなのに、いまだに課題が見えたなんて能天気なコメントが出るのがおかしい。克服できない課題なら、メンバー選考から考え直すべきだろう。
体格のハンデは今に始まったことではない。それをスピードで補うとしたら、やはりセッターの大型化は避けられないだろう。今のセッターより20センチ大きくすることは難しいことではないはずだ。
サーブレシーブがセッターに入らないのも、小さいセッターに返すプレッシャーのせいかもしれない。クイックをより素早く決めるためにも、セッターがトスを上げるポイントが高くなったほうがいいに決まっている。ほんの一瞬に勝負をかけているなら、セッターが小さいのは致命傷だろう。もちろん、竹下が前衛のときのハンデは今さら言うまでもない。
個人的な心証としては、今の状態で北京に出ても惨敗に継ぐ惨敗って気がするなぁ。体格や運動能力に優れた対戦国が日本以上にテクニックを磨いてるし、相手を研究してるしじゃあ、勝ち目あるわけないよね。マスコミの希望的観測がやたら虚しく感じてるのは私だけじゃないと思うけど…
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F1でエンジン開発を凍結する意味って何?

2007年10月25日 22時15分33秒 | スポーツ一般
FIAはF1用エンジンに関する新たな開発規制を導入することを明らかにした。これにより来季からF1におけるエンジンの開発は完全に凍結されることになる。
 世界モータースポーツ評議会の会合の後に発表されたこの新たな規制は、来季から10年間にわたって施行されるもので、現在の規則では開発が許されているエンジン内の特定の部品についても、もはやチーム側は手を加えることができなくなる。
 将来的にはこのレギュレーションが変更される余地も残されているが、少なくとも2012年までは規則を変更することはできない。
「2008年より、10年間にわたってエンジンの開発は完全に凍結される」と、FIAの発表した声明は述べている。
「5年が経過した後に変更を行うことは可能だが、それもすべての利害関係者が合意し、かつ2年間の予告期間が設けられた場合に限られる」
「完全な凍結とは、現在のレギュレーションの元では開発が許されているエンジンの特定の部品に関しても例外ではないことを意味する」
 


技術の粋を結集して争うのがモータースポーツの最高峰F1だと思っていたが、10年後には「10年落ち」のエンジンで争われるレースに成り下がっていることになる。
報道ではよくわからないのだが、これで来年エンジンの優劣がハッキリ出てしまったら、その後10年間は逆転の可能性がなくなるってことなのだろうか? そうなったら来年はずれのエンジンを作ってしまったメーカーは撤退するしか道がくなるのだろうか?
もうこうなったら、ガソリンエンジンの使用をやめて、バイオエタノールとか、あるいは電気とか、自動車メーカーに開発メリットのある動力に切り替えたほうがいいんじゃないのかな。化石燃料を大量に燃やして争うなんて、もう流行らないってこと。
何にしても、開発費をケチって走るF1に魅力ってあるのかねぇ…
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ノリック非業の最期。まさか公道の事故なんて…

2007年10月08日 18時21分35秒 | スポーツ一般
7日午後6時20分ごろ、神奈川県川崎市の市道で、2輪ロードレースの人気ライダー、阿部典史(のりふみ)さんが乗ったバイクがトラックと衝突、阿部さんは病院に運ばれたが間もなく死亡した。32歳だった。93年に全日本ロードレースにデビューすると、いきなり史上最年少の18歳で総合優勝を達成。世界選手権(WGP)でも通算3勝を挙げるなど「ノリック」の愛称でファンに愛され、日本に2輪ブームを再来させた立役者だった。
 世界を舞台に活躍したライダーが非業の死を遂げた。川崎署によると、阿部さんは同市川崎区大島1丁目の片側2車線の市道の右車線をスクーター型の500CCバイクで北上中、前方の左車線からUターンしようとした4トントラックを避けようとしたが、衝突して対向車線に放り出された。当初は意識があったものの、午後8時52分、搬送された市内の病院で死亡が確認された。阿部さんは胸を強打し、ろっ骨骨折や臓器の損傷などもみられたもようだ。
 現場はUターン禁止だった。トラックを運転していた51歳の男性は、道を間違えて引き返そうとしていたといい、同署が自動車運転過失致死の疑いで事情を聴いている。
 阿部さんはオートレース選手の父光雄さんの影響で、5歳でバイクレースを始めた。93年に全日本ロードレースにデビューすると、いきなり史上最年少の18歳で総合優勝するなど、若くして才能を開花させた。95年から当時、WGPの最高峰クラスだった500CCにフル参戦。翌96年の日本GPで初優勝し、日本人としては14年ぶりの優勝を遂げた。後輪を滑らせながら必死に逃げる姿は、伝説のレースとして多くの2輪ファンに語り継がれている。
 レース中になびかせる長髪がトレードマークで、気さくな性格から「ノリック」の愛称で親しまれた。WGPでは通算3勝、表彰台17回の実績を残し、岡田忠之、伊藤真一らとともに日本に2輪ブームの再来をもたらした。マイケル・ドゥーハンら世界を代表するライダーと対等に渡り合いながら突然、転倒することもあり、「速くて危険なライダー」とも言われた。
 スーパーバイク世界選手権などを転戦後、今季から全日本に復帰。5月のレースでは3位に入り、復活をアピールした矢先の事故だった。


まさか超一流のライダーが、公道上の事故で亡くなるとは思いもよらなかった。
それもよりによって「ノリック」だ。訃報に触れたとき、「?」という思いしかなかった。
スーパーバイクにトップカテゴリーが変わってから名前をあまり聞かなくなっていたが、相変わらずヤマハのライダーとしてがんばっていたノリック。活動の拠点を日本に移して、仕切り直しの年のはずが…。
一発の速さと転倒の危うさを併せ持つライダーで、最盛期はもうずいぶん前だったかもしれないが、それでもそのネームバリューは大きかった。
日本では2輪のステイタスが低いが、もっともっと評価されていいライダーだった。それがまさか公道の事故とは。
まあ、サーキットの安全性は公道よりはるかに高かろう。レースではUターンするマシンなんかいるわけもない。
例えとして適切ではないかもしれないが、プロ野球選手が軟球の草野球でデッドボールを受けて亡くなったようなありえなさを感じる。あれだけの転倒をしても必ず生還していたじゃないか、ノリック。

ご冥福をお祈りします。
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世界のTOYOTAに配慮してもこの報道では、富士の日本GPは散々だったんだろうね

2007年09月30日 23時19分29秒 | スポーツ一般
自動車のF1世界選手権第15戦日本GPは29日、富士スピードウェイで2日目が行われたが、上空が厚い雲で覆われた上、コースも霧で視界不良の状態が続き、午前中のフリー(練習)走行が、ほとんどできずに終わった。
 F1では、けが人が出た場合に備え、搬送用ヘリコプターが待機することになっているが、この日は視界が悪く、飛べない状態となった。午前11時から予定されていたフリー走行は、飛行が可能となった同11時半に、いったん始まったものの、わずか4分で再び中断された。
 30年ぶりとなった富士スピードウェイでのF1開催は、コースが山間部にあるため、当初から濃霧などの天候面が心配されていた。

F1日本グランプリを開催中の富士スピードウェイ(静岡県小山町)で29日午後、会場と駅や駐車場を結ぶシャトルバスの専用道路が損壊し、約4時間半にわたって通行できなくなった。このため、観客約9万人のうち約2万人が足止めされた。
 スピードウェイによると、バス乗り場と東側ゲートを結ぶ道路3か所に、最大で直径約1メートル、深さ約25センチの穴があき、午後3時半ごろから影響が出たという。道路は大会用に簡易舗装されていたが、雨で地面がぬかるんだ上にバスの通行で負担がかかったとみられる。
 F1では、渋滞緩和のために観客の車乗り入れなどを規制、周辺の駅や駐車場からシャトルバスで輸送する方式を採用していた。

静岡県小山町の富士スピードウェイで30日に行われた、自動車のF1世界選手権第15戦・日本グランプリ(GP)決勝で、「観客席からレースが見えない」というクレームが多く寄せられ、主催者のスピードウェイは該当する席の約7000人に、指定席料金分の5万円を返却することを決めた。
 合計金額は約3億5000万円。また、シャトルバスの遅れで、決勝開始に間に合わなかった観客85人にも、チケット代、交通費、宿泊費などの費用全額を返却する、異例の措置を取ることになった。
 返還の対象となる指定席は、第1コーナー寄りのC指定席のうち、常設席の後方に作られた仮設部分。チケットは6万1000円(3日間の通し入場券)で販売され、うち5万円が指定席料金。グランドスタンド2階(7万1000円)に次ぐ高額券だが、追い越しシーンが楽しめるとして完売した。しかし常設席に比べ、仮設部分はスタンドのこう配が小さく、「コースが常設席の陰になり、全速走行するF1マシンがほとんど見えない」と、28日から場内係員などに苦情が数百件寄せられていた。富士側は「仮設席の完成が遅れ、席からの確認作業が行えなかった」と説明した。

30年ぶりの富士スピードウェイ(静岡県)でのF1日本グランプリ(GP)決勝は30日、雨中のレースとなったが、ファンは果敢に攻める“世界最高峰”の走りを楽しんだ。ただ、会場アクセスが混乱し、多くの観客が疲れ切った表情で帰途についた。
 この日は約14万人の観客が来場したが、レースは安全確保のため序盤戦は追い抜き禁止に。東京都の会社員高橋毅さん(43)は「(優勝した)ハミルトンの技術はさすがだけど、やっぱり晴天下での勝負が見たかった」とやや残念そう。埼玉県所沢市の杉江美智代さん(40)は「直線の速さは大迫力。大好きな佐藤琢磨選手も頑張ってくれた」と感動した様子だった。
 一方、観客の足となる周辺の駅や駐車場からのシャトルバスは大渋滞。午後1時半のスタートに間に合わなかった名古屋市の女性(50)は「チケットを払い戻してほしい。鈴鹿サーキット(三重県)の方が運営は上」と怒り心頭。レース終了後もバス乗り場にずぶ濡れの観客の長い列ができ、茨城県常陸太田市の会社員金田勝友さん(26)は「この混雑が改善されない限り、もう来たくない」と吐き捨てるように言った。


何と言っても「世界のTOYOTA」のホームサーキットでの実質初開催のF1日本GP。
もともとその立地から開催に「?」が着いていた。交通の不便さから10万人以上の客をどう迎えるのか。あるいは富士山の麓で天気が安定しない時期での開催は大丈夫なのか。
富士に決まって以降、心配されていた問題が大噴出。お客さんはお気の毒だ。
高い価格設定の入場券も、「世界のTOYOTA」がずいぶんと押し売りしたらしいし、会場内の飲食物もバカ高い。いかにもF1らしい「見せてやってる」感満載だ。
これでレースが白熱すれば多少許せるのだろうが、規定周回を2時間以上かける超低速レース(もっとも、違う意味でハラハラはしたけど)。天気は誰の責任でもないけれど「世界のTOYOTA」ならば誘致だけでなく、10月開催まで何で働きかけなかったのか。
まあ、何事も初体験となれば不慣れな点もあろう。改善していいイベントに育てればいいのかもしれない。でも、個人的には鈴鹿のほうがいろんな意味で優れた気がするけどね。きっと実際に観に行った人たちがいろんな感想をブログなんかにアップすると思うけど、「世界のTOYOTA」に配慮した報道でもけっこう厳しいものがあるんだから、その内容は推して知るべしだよね(笑)
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女子レスリングでインチキ判定。出る杭が欧米以外だとボコボコに打つヨーロッパ人の狭量

2007年09月24日 11時57分44秒 | スポーツ一般
京子、まさか!!レスリングの世界選手権最終日は23日、バクー(アゼルバイジャン)で女子3階級が行われ、4年ぶり6度目の世界一を狙った女子72キロ級の浜口京子(29=ジャパンビバレッジ)は、2回戦で昨年の決勝で敗れたスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)に微妙な判定の末に0―2で敗戦。敗者復活2回戦でもフォール負けを喫し、8位以内に与えられる北京五輪出場枠も逃す波乱の展開となった。
 立ち直る力は残っていなかった。浜口の敗者復活初戦。第1ピリオドを奪いながら、第2ピリオドにまさかの屈辱を味わった。01年世界選手権の3位決定戦以来6年ぶりのフォール負け。「現実が信じられない」。試合後は父のアニマル浜口こと浜口平吾団長と会場内で話し合い、サブアリーナで約10分間の練習。五輪出場枠すら逃す最悪の結末に、うなだれた。
 悪夢は2回戦で起きた。昨年の決勝で反則まがいの頭突きで鼻骨を折られた上、敗れたズラテバ戦。第1ピリオドを先取され、迎えた第2ピリオドの1分30秒すぎだ。1点を先取されていた浜口が、背後に回った相手の右ひざを右手で払う外無双で横転させた。さらにグラウンドで攻めようとしたが、ズラテバは体をねじり応戦。主審が両者をスタンディングの姿勢に戻したとき、電光掲示は「0―3」になっていた。
 外無双でポイント獲得を確信していた浜口は掲示板に走り寄り、自らの0の数字を指さして猛抗議した。だが、マットチェアマンはビデオ判定すらせず、ズラテバの得点だけを認めたまま。セコンドの金浜コーチもマットに上がり抗議したが、イエローカードを出される始末。試合後にマットに上がり「おかしい!どうなってんだよ!判定が違うだろうが!」と叫んだ浜口団長の声が、会場にむなしく響いた。
 これには、日本協会の福田富昭会長も怒り心頭で「日本の女子が強すぎるから嫉妬(しっと)があるんじゃないか」とまくし立て、国際連盟の副会長として審判団の処分を要求していく考えを示した。しかし、判定が覆ることはない。「強くなるための修業だと思う。落ち込んでいる場合じゃない」。アテネの銅から始まった浜口のリベンジロードは、北京まで1年を切り、さらに険しさを増した。


たぶん、始めから狙いは浜口京子だったのだろう。叩くには最も目立つ選手がいい。その上、実力的にも飛びぬけてないところも標的として最適だったのだろう。
しかし、ヨーロッパの狭量は今に始まったことではない。日本人が活躍する種目でその勢いを殺ぐためのルール改正は枚挙に暇がないだろう。そしてこのインチキ判定。誤審を認めて謝るのはいいが、判定が覆らない状況でいくら謝罪したところで何の役にも立たないではないか。
これでは来年のオリンピックも思いやられる。会場全体を覆う反日感情と、それに阿る判定。メダルの有力種目なだけに、日本での憤慨が今から見えるような気がする。しかし、オリンピックってこんなに憂鬱なものだっけ?(苦笑)
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谷亮子金メダル。斉藤仁監督に代わって男子にも世界対策を伝授したら?

2007年09月18日 12時26分30秒 | スポーツ一般
五輪3連覇へ、YAWARAが北京出場の当確ランプをともした。柔道の世界選手権最終日は16日、リオデジャネイロで男女各2階級を行い、女子48キロ級の谷亮子(32=トヨタ自動車)は決勝で前回女王のヤネト・ベルモイ(キューバ)を破り、出場7大会連続の優勝を果たした。世界選手権での優勝7回は男女を通じて史上最多となった。05年12月に長男・佳亮ちゃんを出産。実力世界一を証明したことで、柔道界初のママさん五輪代表をほぼ確実にした。
 軽いガッツポーズの後、自らを称えるように手を叩いた。少女のように跳びはね、天を仰いで両手で顔を押さえた。世界選手権7度目、五輪を合わせれば9度目の頂点を実感するように。
 「主人をはじめ、家族にもサポートしてもらって、いい練習をさせてもらって大会に臨むことができた。いいお土産を持って帰りたい。その気持ちだけでした」
 長男・佳亮ちゃんを日本に残し、今大会に集中した。母親業、主婦業を放棄できる環境を整えてくれた家族には、どうしても金メダルを持って帰りたかった。その目的を果たせたと自覚した瞬間、試合後のインタビューではボロボロと大粒の涙を流した。「2年に1度の大会で7度優勝するのに14年かかる。チャンピオンでいられたのはハッピーです」。今大会初めての金メダルで日本柔道の危機をも救った。
 名刀についたブランクという名のさびが、少しずつ落ちていった。3回戦、4回戦と延長までもつれこみながら、勝機を逃さなかった。準決勝は大外刈りで技ありを奪った。そして決勝。左足を取られると、前に出てきた相手をその足ごと払って倒した。アテネ銀のジョシネ、フランス国際Vの呉樹根、欧州女王のドゥミトル、そして谷が欠場した前回の女王・ベルモイ。考え得る最強の相手を次々とねじ伏せた。
 「目標は北京五輪。今年1年、復帰に向け準備する考えもあった」。試合の合間に授乳しながら戦った4月の選抜体重別で苦杯。5月の大阪合宿ではチーム宿舎の近くのホテルに母・和代さんと佳亮ちゃんを滞在させた。授乳のため夜中に宿舎とホテルを往復し、早朝練習に参加。合宿後、離乳時期を早めようとしたら乳腺炎になった。しかし、7月に佳亮ちゃんの授乳に区切りをつけると「育児を柔道の、柔道を育児の言い訳にしない」と心に決め、アスリートの顔を取り戻した。
 負けて選ばれた初めての国際舞台。重圧は過去にないほどだったが、世界での強さを見せつけ、来年の五輪出場はほぼ確実になった。「過去の6回よりいい試合ができた感触がある。7回目というのは、大きく深い自信を得た感じ」と振り返った谷は「出産してスタミナがついたみたい」と笑った。そして、今後に向けては「五輪3連覇はぜひ達成したい目標。きのうの金ではっきり見えてきた」と来年の北京五輪への自信を口にした。母は強し――。00年シドニーで初めて五輪の金メダルを手にしたのが9月16日。同じ日に同じ南半球で、北京での本当の「ママでも金」の準備は、完ぺきに整った。


強い。とにかく強い。あらゆるタイプに対応可能なJUDOマシーン・谷亮子。世界対策が不十分で敗退していった男子柔道の面々は谷のJUDOこそ見習うべきだ。
もともとスピード抜群の柔道で世界に打って出たが、オリンピックで苦杯をなめた。その後、組み手争いやレスリングまがいのタックル対策に進境を見せ、組んでよし、離れてよしの万能型へと進化。今や国内外に敵なしモードだ。
だが、ハッキリ言って決勝の試合のように、序盤のポイントを無理せず守りきるようなJUDOは、内容としては退屈だ。勝ち方を心得ていると言えばそれまでだが、魅せるという観点からは物足りない。
だが、逆に言えば、それは谷の強さの源泉だろう。冷徹に勝ちのみを目指す姿勢。瞬時に状況を判断して、最適な対応をする。その点では見事というしかない。
このまま、怪我なく来年を迎えれば、オリンピックも間違いなさそうだ。しかし、「ママでも金」の次はどこに行くのだろうか。これまでもモチベーションを維持するのには凡人には理解できない苦労・苦悩があっただろう。「二人産んでも金」とか「階級変えても金」とか、まあこじつければないこともないか。谷ならやっちゃいそうだよね、なんとなく(笑)
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善良な告発者ならいいけど、チームを恐喝して居座れるのかアロンソ

2007年09月17日 23時38分15秒 | スポーツ一般
フェルナンド・アロンソは、シーズンが終了してもマクラーレンを離れることは無いという。だが、噂はそれとはまったく逆である。というのも、ロン・デニス及びチームのマネージメントと、アロンソの関係は明らかに崩壊しているように見えるためである。
 新たに明らかになった事実として、ロン・デニスがラインナップの中でナンバーワンのステイタスをアロンソに与えるよう脅されるよりも、アロンソが自身のノートパソコンに“スパイ騒動”に関する電子メールを持っていたのを明らかにすることを選択したのは、例のハンガリーGPでの激しい口論の影響だったと考えられている。同GPの予選において、アロンソはルイス・ハミルトンのコースインを遅らせたとして、グリッド降格の処分を受けている。
 チーム内での一触即発の雰囲気により、アロンソの位置づけはチームにとって受け入れがたいものとなっていると考えられている。だが彼のマネージャー、ルイス・ガルシアは、アロンソが2008年も引き続きマクラーレンに留まるだろうと主張している。
「我々には契約がある」ガルシアはBBCスポーツに対してそう語っている。「我々は他のチームとはまったく話をしていない。我々のプランは引き続きここにいることだ」
 アロンソは、3年契約の1年目をまもなく終えようとしている。だがパドックに飛ぶ噂は、アロンソがマクラーレンを離れることを考えており、ルノーかフェラーリに行くか、あるいは、将来良い選択肢が現れるまで1年間F1を離れるのでは、というものである。


内部告発者の利益は守られなきゃいけないのが社会通念だろうが、その告発者が一方で恐喝を働いていたとなれば、評価を変えないといけないだろう。
マクラーレンが犯した罪は、罰金だけで済むものではない。もし、来季以降フェラーリの技術をマクラーレンのマシンが搭載していることがわかれば、レースから排除されても仕方あるまい。
マクラーレンの罪は罪として、糾弾されるべきだが、その証拠を掴んでいたからといって、チームに脅迫まがいの待遇改善を求めるドライバーってどういう神経なのだろうか?
もともとドライバーの待遇はイコールであることを前提に移籍してきたはずのアロンソ。たぶん、チームメートがルーキーであることで、自分に注力してくれると高をくくっていたのだろう。それがいざシーズンが始まると、そのチームメートがルーキーらしからぬ驚異の実力を発揮し始めたから大変。俺様がチームを引っ張る大エースとして君臨する目論見は木っ端微塵だったのだろう。国籍による差別を言い出してみたり、挙げ句の果てにはルーキーの妨害にまで手を染め始めた。
そこに今回のスパイ疑惑は渡りに船だったのだろう。ついにはナンバー1待遇を求めて脅迫まで行うとは、人間追い詰められると何をしでかすかわからないものだ。
だが、チームは1億ドルもの罰金を支払ってでもこの脅迫を排除する道を選んだ。こうなると普通の神経の人間なら、チームに残るなど考えられないはずだ。だが天才の神経は別次元なのかもしれない。契約を盾に高額の手切れ金を土産に来季のレギュレーションに最も対応できそうなチームにしっかり納まっているかもしれない。いやはや、魑魅魍魎がうごめくF1サーカス。どんなウルトラCで来期のラインナップが決まっていくか。でも、こんな男をチームに迎えるのは相当リスキーだよね。情報管理はしっかりと、ね。
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日本柔道惨敗は世界の潮流に取り残された指導者に原因ありじゃない?

2007年09月16日 16時44分51秒 | スポーツ一般
審判団は「ビデオ判定」を盾に取り、井上と鈴木に敗北を告げた。
 無機質な機械の目が戦況を正しくとらえたかどうか。だが、結論は動かない。
 先に仕掛けたのは井上の右足だった。やや浅い大内刈り。こらえるリネールを、井上は圧迫する。残り6秒。相手の体は確かに崩れたが、相手に振られた井上の体も畳をはう。主審は「有効」。捨て身の返し技を放ったリネールに、だった。
 約10分後、同じ悲劇に見舞われた鈴木がうめく。「何でこんなことが世界選手権で起こるのか」。鈴木の左大外刈りも確実にジリンスカスをとらえた。しかも背中をたたきつける「会心作」。だが、一本勝ちの名乗りを受けたのは、畳に落ちた後に横分けで鈴木を投げ飛ばした相手だった。
 IJFの川口孝夫審判委員は苦悶(くもん)の表情で「捨て身技は決めた方が有利。体をもっていかれるとだめなんだ」。だが、仕留めた後の返し技に軍配が上がっては、鈴木も立つ瀬がない。「技には流れがある。映像を見て、最後に背中をついたのが鈴木といわれても」と日本代表の木村昌彦マネジメントコーチ。機械はコンマ1秒の動きを映せても、勝負の機微は教えてくれない。
 試合場に駆け上がった斉藤監督が大声でまくしたて、呼応した場内もブーイング。鈴木は畳を降りようとしなかった。故障を乗り越え、酷暑の中で合宿を耐えた積み重ねがある。「あんな形ですべてを失うのは悔しい。アピールしないと自分に報いがないから」
 日本男子が誇る偉材が、不可解な判定で最高峰の舞台を去る。
 「柔道じゃねえ、こんなの」と斉藤監督。人の目と機械の目。埋めようのない溝により、2人の戦いがゆがめられたことだけは確かだ。


世界柔道での日本人低迷はアテネオリンピックでの快進撃にあぐらをかいて、世界の流れを見てこなかったツケが現れたと考えるべきだろう。
今回の判定を誤審とか審判の力量に問題ありと捉えていたら、来年のオリンピックも同じ結果を招くことは必至だ。もはや柔道は日本人の考える姿から違ったステージに変革したと考えなければいけない。最後にかけた技が有効というのが世界での判定基準なら、もうそれは絶対なのだ。
日本選手の敗因は技術でも体力でもメンタルでもない。無知だ。選手たちに世界基準の判定を教え、その対策をとってこなかったことだ。糾弾されるべきは選手ではなく、指導者たちだ。
日本人として、潔しとしない柔道が展開されているとしても、その対策は練るべきだった。自分たちがそういう技を仕掛けないとしても、仕掛けさせない方法を考えるべきだった。
幸いなことにオリンピックにはあと1年弱ある。恨み言を言っているヒマがあったら、この判定に対応することだ。だが、お家芸などと思い上がっていると、その固い頭で二進も三進もいかないことになりかねない。世界を見ろ! 日本柔道。
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マクラーレンに罰金1億ドル! これだけでスーパーアグリは1年活動できるよね、きっと

2007年09月14日 14時13分12秒 | スポーツ一般
国際自動車連盟(FIA)は13日、F1世界選手権でライバルチームの機密情報の不正入手・流用の疑いが持たれているマクラーレン・チームを、今季の製造者部門タイトル争いから除外すると発表した。今季獲得した全ポイントが剥奪(はくだつ)され、賞金や放映権収入などから分配予定だった1億ドル(約115億円)の没収処分も科された。
 マクラーレンのスタッフが、フェラーリの元技術者からマシンの設計などの技術情報を提供されたとする事件。7月の時点では明確な事実がないとして処分不問になったが、新たな証拠提出を受けてこの日パリで行われた世界モータースポーツ評議会で、マクラーレン・チームの事情聴取が実施され、処分が下された。FIAは14日に処分理由を公表するが、マクラーレン側は不服を表明している。
 年間王者を争っている所属のルイス・ハミルトン(英国)とフェルナンド・アロンソ(スペイン)のドライバー部門の獲得ポイント剥奪は回避された。ただし、マクラーレンの来季の同選手権出場については12月に改めて検討される。
 マクラーレンは今季ここまで13戦中、7戦を制するなど、1998年以来の製造者部門タイトル獲得の可能性が高くなっていた。


今回の一件でわかったことは、トップチームへの配分が1億ドル以上あること。これだけあれば、プライベーターなら1年間参戦可能だろう。
あらゆるスポーツの中で、たぶん参戦コストが最も高いF1。ハイリスクハイリターンの典型とも言える。これがプライベーターの参戦を困難なものにしているのは間違いない。
近年は、参加促進のためのコスト抑制策を次々打ち出しているが、これが大メーカー様にはお気に召さないようで、F1の分裂危機が叫ばれて久しい。この処分も大メーカーを狙い撃ちにしている感もあり、もし来季の出場停止といった処分が追加されれば、トヨタやホンダ、ルノーと言ったワークスチームがこぞってF1から分裂して新しいレースの枠組みを作り出すかもしれない。

まあ、常識的に考えても、ガソリンエンジンを使用するレースは遠からず衰退するはずだ。健康意識の高まりから、タバコの広告が困難になり、F1もその媒体から撤退。当然、次は環境意識の高まりで、化石燃料を燃やすことへの問題提起で自動車レースを廃止する方向に世論が動く可能性は高い。
大メーカーとしては、これからハイブリッドカーや燃料電池車、電気自動車へのシフトが大命題のはずだ。どんな形でレースの世界もこの流れに乗っていくのか。いっそ、F1が分裂して衰退してしまったほうが話が早いのかもしれない。大メーカー連合が来季以降どう動くのか。場外戦もチャンピオンシップ同様に面白い展開を迎えているのかもしれない。

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金主様のためにしょぼい席も用意する国際柔道連盟新会長のしたたかさ

2007年09月12日 14時32分13秒 | スポーツ一般
国際柔道連盟(IJF)は11日、当地で理事会を開き、新たに会長指名理事として8人を追加して計19人で理事会を構成することを決め、会長指名理事に全日本柔道連盟の上村春樹専務理事が選出された。
 ビゼール会長によると、上村氏は大会運営を円滑に行う役割を担うという。ただし、会長指名理事は選挙で選ばれていないため、理事会で発言することはできるが、議決権は持たない。
 上村氏は「急な話で驚いている。全柔連の嘉納(行光)会長に相談したい」としているが、「1人ではできないので、何人かでチームをつくって対応したい」と話すなど就任には前向き。前日の理事選では教育・コーチング理事を務めた山下泰裕氏が落選したが、これでIJF執行部に日本人が不在となる事態は回避される見込みとなった。


あの「世界の山下」を理事から追い落とした国際柔道連盟新会長が、自らの指名で日本人を理事に迎えた。もっとも、議決権がない「指名理事」。柔道の国際団体に日本人がいないという事態を避ける意味合いもあるだろうが、最大の指名要因は「太い金主」へのご機嫌取りなのだろう。
国際柔道連盟の収支に関して知識はないが、日本が最大のスポンサー国であることは間違いなかろう。その金主に対してあまりひどい扱いをしては、商業化を推進し、プロ選手によるグランプリ開催といった興行的色合いの強い政策を掲げる新会長の経済的裏付けが揺らぐ。すばやく適切でしたたかな対応と言えそうだ。
日本では柔道の「アマチュア」規定を頑なに守っているようだが、現実的には真のアマチュアとは程遠い。「何とかちゃん」ともてはやされている選手が柔道選手であることで得られている収入は(我々の収入とは桁違いの)相当額に上るだろう。逆に、メダリストでも食っていけないという現実もあり、他の格闘技に流失する人材もある。
宗主国として厳しい目で見られる日本人柔道選手に、その労に相応しい報酬が与えられるように、プロ化へ傾くのは悪いことではなかろう。国際化をし、さらに普及発展を図るにはやはり全ての国の選手の経済的メリットを打ち出さなければ難しかろう。
確かに山下理事の落選は日本柔道にとって痛い。国際的なスポーツの団体内で日本人の政治力の弱さは常々問題化しているが、ここ最近の日本柔道の強さには山下理事の力も少なからず働いていたはずだ。
この際は、国内の柔道振興にこの国際的な流れを利用するくらいでいいのではないだろうか? もちろん、「武道」の精神を守ることは大事だろうが、もはや柔道はスポーツであることも受け入れるときにきているのだろう。
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ハニカミ王子へのアシストと経費節約。一石二鳥の競技短縮も実らなかったフジサンケイC

2007年09月02日 22時41分35秒 | スポーツ一般
石川遼(15=杉並学院1年)が、「恵みの霧」でプロツアー2連勝へ夢を膨らませた。首位に3打差6位からスタートし、1番をパーで終えた直後に濃霧中断、そのままサスペンデッドになった。大会は54ホール競技に短縮され、今日2日に第3ラウンド残りホールを行い、最終順位を争う。石川にとっては、ツアー屈指の難コースで好位置をキープしたまま、残り17ホールでの短期決戦。逆転優勝への意欲は隠さず、偉業に挑戦する。
 石川が絶好の位置、最高のモチベーションで残り17ホールの大勝負に臨む。「6位にいるプロは、みんな(優勝を)狙えると思っている。そんな気持ちを邪魔しないように、失礼にならないように、自分も同じ思いでプレーします」。中途半端な気持ちではなく、優勝を狙っていくことを、堂々と宣言した。
 この日は、霧を呼んだ。2番ティーグランドから見下ろすグリーンが、みるみる白くかすんでいった。石川の勝つ大会には、何かが起こる。5月マンシングウェアKSB杯では、初日が中止になるほどの強風が吹いた。8月日本ジュニアでは、国内最高となる40・9度の猛暑だった。競技の短縮には「やりたかったです。1打1打で大きな経験が積めますから」と悔しがった。だが、すぐに「残り17ホールを首位に3打差で迎えられるなんて、本当にすごいことだと思います」と無邪気に喜んだ。
 5月とは境遇が違う。最終日36ホールの強行軍で優勝を勝ち取った前回は、重圧とは無縁の無名アマで、無欲に攻めまくってバーディー合戦を制した。「今回も36ホールできると思う。でもこの難しい条件の中では、体力勝負じゃない」。36ホールの7打差より、今回の17ホールの3打差の方が頂点に近い。しかも、最終日より難度が低い3日目のピン位置のまま競技が続けられるため、より勝機が生まれる。
 この日も天を味方に付けていた。1番で第1打を大きく左に曲げたが、OBライン直前の大木に当たり、大きくはねてバンカーに止まった。選手会長の深堀に「君には、本当に何かあるね」とあきれ顔で言われるほど。母由紀子さん(39)は「今週もラッキーなことが2、3回はありました。今日は『霧を呼ぶ男』ですか? かっこいいですね」と石川そっくりの目を細めた。ゴルフの神様に見守られた遼クンが、偉業を再現する。


放送時間の都合が理由で18ホール短縮したフジサンケイクラシック。最終日に36ホールやられたら、「スーパー競馬」に障るということらしい。スポンサーと放送局がイコールでは、文句も言えないのだろうか。
しかし、フジテレビの思惑は、それほど単純でもなかろう。ハニカミ王子こと石川遼が出場するのだから、この目玉商品をフィーチャーしないわけにいかない。幸いなことに2ラウンド終了時にトップと3打差という好位置につけている以上、さらに上位を目指してもらいたいと願うのが人情だ。
濃霧で中断は、予期せぬアクシデント。普通なら中断分を最終日にまとめてプレーするべきなのだろうが、3打差を35ホールで追わせるより、短期決戦の17ホールで追わせるほうが得策と踏んだのだろう。そして何より支払う賞金を25%も節約できるのだから、ごり押ししない手はないだろう。
ま、何にせよ大人たちを動かすだけの実力やスター性を備えているのは紛れもない事実だ。TBSのような汚い手を使って接近を試みるより、こういう形でジワッと恩を売っておいたほうが、先々が楽しみだろう。
残念ながら思惑と違って15位に終わったハニカミ王子だが、非凡な才能の片鱗は十二分に披露された。身体も大きくなっているようだし、女子プロに押されっ放しの男子ツアーの救世主となる日もそう遠くなさそうだ。
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