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スポーツヲタクの独り言

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内藤のファイトマネー1000万って、ボクシング関係の人は数字に弱いの?

2007年09月14日 22時00分10秒 | 格闘技
「亀田3兄弟」の二男・大毅(18)の挑戦を受ける、王者・内藤大助(33)が12日までに、所属ジムの宮田博行会長(40)とのファイトマネー交渉で合意に達した。タイトルマッチ決定後、宮田ジムが提示した金額は500万円(金額はいずれも推定)だったが、粘り強い交渉で倍増の約1000万円を勝ち取った。
 モチベーションが急上昇した内藤は「いろいろ意見を言って、結果として納得できる額になった」。夫婦共働きで月収12万円の厳しい生活を送る王者が、初めて報酬で大台を突破し、満面の笑みを浮かべた。
 当初は、興行が赤字になるなどとして、ジム側は約500万円プラスチケット売り上げの歩合制を提示した。だが、この額に不満を示した王者は、第三者を立てるなどして、2度目の交渉を行い、“銭闘”に勝利した。約1億円ともいわれる大毅の報酬に比べれば、10分の1程度。それでも、内藤は「これで試合に向けた練習に集中できる。使い道? 今まで世話になった両親、家族のために使いたい」と納得してリングへ立つ。


どのスポーツでも、ギャラの話は「推定」だから、いちいち真に受けてはいられないが、せめて整合性は考えて欲しいものだ。
内藤対亀田2のタイトルマッチ、2億円だの3億円興行だのと謳っているのに、チャンピオンのギャラが奮発して1000万なんて、辻褄が合わないにも程がある。
この試合に関しては普通のタイトルマッチ以上にお金の話がついてまわる。挑戦者のギャラは1億とか、内藤のジムには現金7000万プラスチケット3000万分が支払われるとか。
まあ、景気のいい話はそれはそれでいいのだが、最後になってチャンピオンのギャラが1000万で決着では、ずいぶんと「必要経費」の大きな試合ってことになる。これじゃ金額の信憑性なんてないに等しい。
もうちょっと過去の発言を覚えていて、話の合うように盛り上げて欲しいものだ。ボクシングの人々はあんまり数字が得意じゃないのかな。だったらあんまりおおっぴらにしないほうが得策だと思うけどね。

亀田ビジネス縮小の一途

2007年09月08日 22時33分26秒 | 格闘技
亀田3兄弟の長男・興毅(20=協栄)が、年末恒例の「亀田のけんか祭り」で2階級制覇に挑戦する可能性が7日、浮上した。トレーナーの父・史郎氏(42)が、11月4日に防衛戦に臨むWBA世界フライ級王者・坂田健史(27=協栄)が王座陥落なら、新王者となるデンカオセーン(31=タイ)に、興毅を挑戦させるプランを明かした。
 興毅は東京・大久保の協栄ジムで行われた次戦(10月25日、パシフィコ横浜国立大ホール)の発表会見に出席。対戦相手は未定だが「誰でもいい。世界前哨戦や。(年末に)2階級制覇を目指さんとな」とぶち上げた。史郎氏も「デンカオセーンは決して楽な相手じゃない。挑戦者が勝てば興毅に行かす」と明言した。ハードルは多いが思惑通りにコトが運ぶかどうか――。

亀田戦のチケットは異例の全席8000円になった。通常ならリングサイド、アリーナ、2階席と料金は分かれており、ボクシングの場合、リングサイドなら数万円するケースも少なくない。父史郎氏は「ボクシングのチケットは高額なイメージがあるから、見やすくしたかった。今回は早い者勝ちで、前の席に座れるで」と話した。


亀田兄の次戦が決まった。といっても、相手は未定。約1ヶ月前の段階で相手が決まってないということは、ま、ろくなもんじゃないのは確定だ。
そのうえ、パシフィコ横浜とは小屋の規模もかなり縮小傾向。さらに全席8000円という価格設定も切羽詰った感満載だ。
高い券種を設定できないのは、タニマチ的ファンの激減が想像できる。そして、早いもの勝ちというのも、テレビ放映の見栄えをよくするために、リングサイドを確実に有料入場者で埋める苦肉の策か。
亀田のビジネスは、一時期ファンを増やしたが、逆にアンチファンも大いに作り出した。今となっては盲目的ファンは消え、アンチのみが大量に残ったようだ。その結果、試合ごとにお金を出してくれるファンは減って、テレビ観戦で負けるのを期待する人が残ったのだろう。
この右肩下がりを打開するにはビッグマウスと対戦相手のグレードを一致させることだろう。上位ランカーをことごとく粉砕することでしか、疑念をもたれている実力は証明できないし、アンチを黙らせることもできない。
とは言うものの、最近の亀田家は協栄とも距離がある感じだし、スポンサー獲得も難しい四面楚歌モード。技術的にも伸び悩み、まさに八方塞がり。
終焉の近い亀田家をみんなで見守っていきましょうかね。

16歳の亀田3を悪役にしちゃかわいそうだよ、いくら宣伝のためだからって…

2007年09月06日 22時04分20秒 | 格闘技
亀田3兄弟の三男・和毅(16)が5日、一家の敵、WBC世界フライ級王者・内藤大助(33)のスパーリング・パートナーに名乗りを上げた。兄・大毅(18)が世界初挑戦する相手にオキテ破りの挑戦表明。しかも3分1ラウンドで10万円の“高額ファイトマネー”を支払うと宣言した。三男の独断行動か、一家が刺客として仕向けた作戦か。因縁世界戦が思わぬ展開を見せ始めた。
 日本ボクシングコミッション(JBC)は5日、内藤―大毅のWBC世界フライ級タイトルマッチの使用グラブをメキシコ製8オンスで統一すると発表した。内藤陣営が日本製グラブの使用を求め紛糾しかけていたが、両陣営とJBCでの協議で、公平性、同一条件の観点から当初の約束事で決まった。
 メキシコでのアマ3戦目に向かう成田空港での宣言だった。いきなり和毅は「ちょい貸してくれんか」と、報道陣から万札を借用。10枚になった時点で扇子のようにお金を広げると「1ラウンド10万円で、どや。内藤、逃げんなよ」と出し抜けに言い出した。
 2日に内藤は「右ファイターの仮想大毅」のスパーリング・パートナーを募集し、この3日間で前WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男(六島)、元WBC世界同級王者・川嶋勝重(大橋)が参加表明。そこへ和毅は「俺も右ファイターや。大毅似どころか実の弟やで」と割って入った。
 現在、和毅はメキシコのアマ最高峰大会「ゴールデン・グローブ」で2連勝中。この日は8日の3戦目に向けて日本を出発した。兄の宿敵である内藤の相手に名乗りを上げた理由を「世界を経験しておきたいんや」とし、一家が差し向けた刺客ではないと主張した。
 希望するリングは、世界戦恒例行事である直前の公開スパーだ。用意する金額は3分3回で計30万円。和毅が内藤を倒せなかったら10万円の追加ボーナスも約束した。「子供のころからの貯金はたくで。ガチガチに倒しにいくよ」
 また、東京・葛飾の宮田ジムと亀田家の東京合宿所は徒歩5分の距離。24日に帰国する和毅は「俺はヒマやで。何やったらええ、前倒しでもええ。足りんかったらおやじに金借りるで」ときっぱり。亀と金。因縁世界戦が本番を前にヒートアップしてきた。

◆内藤「逃げる」
「3分10万円バイトスパー」をブチ上げた“亀田家最終兵器”に、内藤が最低条件を突き付けた。5月に和毅が掲げた「100万円懸賞マッチ」で、日本スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)の挑戦をあやふやにしたことを指摘。「俺とやりたいなら先に河野とやってからにしろ」と切り返した。夫婦共働きで月収12万円の極貧王者にとって、和毅の提案は最高の臨時収入だが「金の問題じゃねぇって。だって敵に塩を送っちゃうんだよ」。それでも「ふつうは敵の、しかも弟となんかやらないよ。俺は逃げるよ。本番前に俺を痛めつけようって魂胆なんじゃないの?」と警戒しきりだった。


本人の自発的な行動なら止める理由はないけど、一応16歳プロ入り前の少年なんだから、札びら切っての挑発はいかがなものだろう?
プロボクシングの興行を盛り上げるために、対戦する両陣営が舌戦を繰り広げて世間の関心を喚起することは決して悪いことではない。多少行き過ぎた中傷も許容範囲と言える。
しかし、だからと言って16歳の少年が矢面に立って、現金を片手に無作法を働くのはやめたほうがいいのではないか。世間一般の考えとしては16歳のアマボクサーが、スパーの公募に10万だ100万だなど、おかしいと思うだろう。ま、小学生の口げんかなら命を賭けたり、100万円賭けたりもない話ではないだろうけど。つまり、亀田3の思考レベルは小学生並とも言えるかもしれない。
こういう行為をメディアが煽り立ててる節もある。需要があるからといえばそれまでだが、一方で同い年の「ハニカミ王子」のアイドル的な取り扱いとはかなり違うのが、かわいそうな気もする。どう見たってこんなお金を振りかざしての挑発は悪役のそれでしかないのだから。
もう亀田家は腰を据えてヒール一本で生きていくつもりなのだろうか?
だが、弱い者いじめのようなマッチメークに終始してたら、悪役の絶対条件である「強さ」は証明できないだろう。
この際、誰の挑戦でも受けるくらいの度量を見せて、真のヒールに成長してもらいたいものだ。

さあ、みんなで「亀田をしゃぶりつくそう!連合」誕生か

2007年09月05日 17時15分16秒 | 格闘技
プロボクシング前WBC世界スーパーフライ級王者の川嶋勝重(32)=大橋=が4日、“反亀田連合”への参加を表明した。10月11日に亀田兄弟の二男・大毅(18)=協栄=の世界初挑戦を受けるWBC世界フライ級王者・内藤大助(33)=宮田=が募集するスパーリング・パートナーに名乗り。同世代の内藤への助太刀を宣言した。川嶋自身は5日、横浜文化体育館で世界前哨戦に挑む。
 2日に内藤が呼び掛けた「右ファイターの仮想大毅大募集」に、川嶋が「同い年の33歳でもまだまだやれることを証明した彼の力になりたい」と敏感に反応。大橋秀行会長からも「おまえも行ってこい。中立的な立場で」と指令を下された。
 3日には、亀田興毅(20)とスパー経験がある、前WBA世界同級王者の名城信男(25)=六島=が先陣を切って“仮想大毅”に名乗り。川嶋も04年8月と06年3月に大毅と2度拳を交えているが、2人の亀田家との最大の共通点は「鼻クソ」だ。5月に三男・和毅(16)がブチ挙げた「100万円懸賞マッチ」の相手に指名され、流れた際に「あんなん鼻クソ」とコキ下ろされた。
 和毅の“暴言”は水に流したという川嶋。5日には「世界前哨戦」と銘打ったバンタム級8回戦で再起第2戦を行い、バンタム級での2階級制覇かスーパーフライ級での返り咲きの方向性を探る。世界再挑戦は来年1月3日が有力。内藤とのスパーでさらに磨きをかけたいという思惑がある。その川嶋の試合には内藤が、テレビのゲスト解説で特別出演する。
 東西の前世界王者に加え、内藤に練習場所を提供しているのは、昨年の亀田批判で注目を集めた白井・具志堅ジムの具志堅用高氏(52)だ。まさに“反亀田連合”誕生の図式。内藤VS亀田の因縁世界戦が急展開を見せた。


ボクシング界の話題を一手に引き受けている感のある亀田家。
昨年夏からはもっぱらヒールの役回りではあるが、今どきタイトル戦でもないのに地上波ゴールデンタイムで放送されるボクサーは亀田兄弟のみだ。
その亀田兄弟はいよいよ禁を破って(というか、他に選択肢がなくなったわけだが)日本人と世界タイトルを争うと言うのだから、業界も注目だろう。
これまで実力がありながら、人気の面では足元にも及ばなかった元世界チャンピオンたちがこの機を見逃すわけもない。対戦相手である世界チャンピオン内藤の下に集結。揃って亀田の人気に肖ろうと必死だ。
どちらの元チャンプも、再起をかけて近々試合がある。今回の「反亀田連合」に名乗りを挙げなければよっぽどのボクシングファン以外は試合があることを知らなかったであろう。
一時期、亀田父が日本人と試合させない理由を利用されるのがいやだと言っていたが、いざ日本人と試合が決まると、確かに群がってくる選手がいたわけだ。それも元チャンプでまだまだ現役の大物。亀田兄弟の実力はともかく、そのバリューだけは超大物であることが証明された格好だ。
これだけの「反亀田連合」は、いわば勝ち馬に乗りたいという魂胆が見え見え。つまり業界内では内藤の勝利は確定事項ということなのだろう。
今のうちにこの人気を利用しなければと思われてるとすれば、亀田兄弟も哀れなものだ。三男がプロデビューする頃には、「あの人は今」的な扱いをされてなければいいんだけどねぇ。

視聴率アップのためにはヌルヌルにも頼るのかHERO’S

2007年09月04日 23時30分21秒 | 格闘技
HERO’S実行委員の谷川貞治イベント・プロデューサー(45)は3日、都内事務所で秋山成勲(32=フリー)から送られてきた直筆謝罪文を公開した。昨年末のDynamite!!での桜庭戦でクリーム塗布により無期限出場停止処分中の秋山が、謝罪と反省を込めた手紙に、谷川EPは「9月大会は微妙だ」と次戦復帰には困惑の表情をみせた。今週中にHERO’S横浜アリーナ大会(17日)での復帰の可否を決断する。
 謹慎処分から8カ月がすぎ、突然送られてきた封書。気持ちを込めた力強い文字で秋山は便せん2枚に思いをつづった。「HERO’Sを支えて下さっている格闘技ファンの方々(中略)私を信じてくれた柔道の子供たち、そして桜庭さん大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」と、謝罪から始まっている。
 秋山のマネジャーが直接谷川EPの元へ封書を届けたのが8月20日すぎ。同時に当日の秋山のチェックが甘かったとして批判され、処分を受けた審判員、さらに中継したTBSサイドにも手紙は届けられていた。
 秋山が手紙を出した心境について谷川EPは「秋山に釈明会見の許可を与えていない。ただ、アンケートでも生の声を聞きたいファンの意見があった。秋山としては謝罪、反省と復帰を目指す気持ちを手紙を通して自分の言葉で伝えたかったのでは」と代弁した。
 スポンサー、テレビ局、実行委員など主催者サイドに、明確に復帰に反対する声はない。桜庭だけはこの話題に触れておらず当事者の根深い憤りがうかがえる。また、一部ファンに復帰は時期尚早とする声もあり、谷川EPも決断できない状況だ。それだけに今回の手紙により、17日復帰へ事態が動く可能性はある。
 秋山は最後を「率直にHERO’Sの舞台でお詫びと反省を表しそして新たに出発するチャンスを頂きたいというのが正直な気持ちです」と結んでいる。復帰を認めても、見送っても批判が予想されるだけに、谷川EPの悩みは深い。「このクラスは充実している。仮に出場するなら、相手は何人かいる。ただし、今週中に決めなくては…」。復帰か謹慎継続か。結論が注目される。


溺れる者は藁をも掴む。それもヌルヌルの藁を(笑)
このタイミングでの発表は年末へ向けての根回しだろう。いきなり今月の大会に復帰ということではあるまい。情報を小出しにして世間の反応を測りながら最良の復帰時期を探っているに違いない。そして出来れば年末の目玉に据えたいのだろう。
PRIDEの地上波放送がなくなって以降、総合の人気は衰える一方のようだ。同時にK-1の人気にも翳りが見える。現状を打開するには名のある選手の参加が必要なのだろう。
だが、「前科」があまりにもひどい秋山の復帰には拒否反応も大きいはずだ。総合の根幹に関わるような反則行為だった「ヌルヌル」。永久追放でもおかしくないような行為をファンは忘れていないだろう。

これは邪推というやつだが、朝青龍のHERO’S参戦と秋山の復帰が年末にリンクしてるなんて…。いや、これは考えすぎで妄想だな(笑)

ずいぶんと具体的な数字を出してきた協栄金平会長

2007年08月26日 23時17分57秒 | 格闘技
WBC世界フライ級タイトルマッチ(10月11日・東京・有明コロシアム)をプロモートする協栄ジムの金平桂一郎会長(41)が25日、ファイトマネーをめぐり王者・内藤大助(32)と“不協和音”の漂う宮田ジムに対し、苦言を呈した。
 亀田兄弟の二男・大毅(18)=協栄=の世界初挑戦を受ける内藤だが、初防衛戦の報酬はチケットの売れ行きで変動する“歩合制”にされている。現時点で不確定の報酬に「納得できない。(報酬が)ゼロなら絶対やらない」などと不満を爆発させた。金平会長は「この事態に非常に困惑している。王者には心身ともにいい状態でリングに上がってほしいから、宮田ジムはしっかり調整をしてほしい」と異例の要請をした。
 金平会長は宮田ジムとは現金で7000万円、チケットで3000万円分の総額約1億円を支払う契約を交わしたことを明かし、すでに21日に2400万円を支払い、残りの4950万円(税込み)は、前日計量の10月10日に振り込むという。ルールでは「マネジャーの取得するマネジメント料はファイトマネーの33%を超えてはならない」とされている。9月には内藤が宮田ジムと報酬の再交渉を行うが、今後の成り行きが注目される。


この総額1億が本当なら、亀田陣営はいくら収入があるのだろうか?
協栄のプロモート代とマネージメント料を差し引いたらそんなに残るとは考えられないが。
慣習から言えば、チャンピオンに1億なら、挑戦者にはせいぜい3千万くらいだろうか。ファイトマネーの総額がこのくらいなら、今回の興行は健全に成立するはずだ。
宮田ジムは、これまで3度の世界挑戦で累積している赤字を一挙に解消したいところだろうし、ポンサクレックからのオプション買取費用もある。チャンピオンの手取りがチケット販売分程度になっても、仕方ないのかしれない。
しかし、天下の協栄でも、自力で有明を満員にする自信がないとは亀田人気も往時から考えられないことだ。まあ、ノンタイトルとはいえ亀田兄の試合でも入場パフォーマンス用という名目で観客席を間引いてなお満員に程遠いのが現実。視聴率がギリギリ及第だったことが唯一の救いだろうか。
とにかく、今は話題を絶やさずにチケットを完売して、視聴率にもつなげたいだろう。いわば作られたスター亀田兄弟にとっては、数字を維持することが全て。
しかし、ボクシングファンや業界関係者の中で、亀田弟の勝利を望んでいたり、信じている人はどのくらいいるのだろう? まあ、アンチも立派なファンのうちだろうけどね(笑)

内藤対亀田弟 話題作りにしては興行の実情をバラし過ぎじゃない?

2007年08月25日 23時36分17秒 | 格闘技
“徹底抗銭”だ! 亀田兄弟の二男、大毅(18)の世界初挑戦を受けるWBC世界フライ級王者・内藤が24日、長野・車山高原での高地合宿を開始した。宮田ジムが発表した内藤の初防衛戦のファイトマネーは、チケットの売れ行きで変動する“歩合制”だが、これに不満を爆発させ「現時点でないようなもの。こんなんじゃモチベーションが上がらないよ」と訴えた。
 世界王者の初防衛戦の相場は300万円から500万円とされるが内藤、大毅のファイトマネー総額は、約3億円といわれる。内藤は「これだけ注目集めてて、まして俺は王者。亀田のお陰で有名にはなるけど(報酬が)出ないなら絶対にやらない。納得できないからジムに承諾の返事はしていない」と意見した。
 7月の世界奪取の報酬は100万円。月収は夫婦共働きの12万円と生活はいまだ苦しい。さらに今回の1週間の合宿費約8万円も自腹だ。合宿中の30日には33歳の誕生日を迎える。15歳も年下で若さと勢いのある大毅戦に向け、標高1500メートル以上の地で足腰とスタミナを強化する。「おれは18歳の時は童貞でしたよ。でもナメてかからないから」と内藤。9月1日の合宿打ち上げ後、ジム側とファイトマネーの再交渉をする。


「話題の」だとか「注目の」だとか言われている内藤対亀田弟のカード。
表向き3億円興行なんて話も、プロモーターがチャンピオンサイドにチケット販売を押し付けてるようでは内情がバレバレだ。有明なんて、どんなにがんばっても1万席。諸々の舞台装置を並べれば、せいぜい8千席がいいところだ。そのうち約6千席弱は2階と3階で値段もしれてる。ゲートマネーは諸経費込みでも最大1億程度。放映権料も巨人戦が1億程度とすれば、それ以上になるとは思えない。やっぱり3億なんて不可能だ。もちろん、特別なスポンサーマネーがあるなら話は別だが、チャンピオン内藤はもちろん、亀田弟にパーソナルスポンサーがいるわけもないだろう。
素人が考えてもわかるような「誇大広告」を垂れ流している新聞も新聞だが、チャンピオンサイドもあんまり興行にまつわる数字を公表しないほうがいいのではないだろうか?
前景気を盛り上げるために、いろいろな話題を振りまくことに異論はないが、ことがお金となるとちょっと寂しいと言うか惨めと言うか…。
亀田家もTBSも初めて日本人と、それも現役の世界チャンピオンとの試合するという伝家の宝刀を抜いたわけだから、盛り上げるだけ盛り上げなきゃいけないだろう。しかし、グローブハンデの件やら、チケットの押し売りやらあまり知られたくない話まで堂々と流れてきたら、実は「火の車」な内情がばれちまうだろうに。
しかし、軽量級ボクシングの実態は大変そうだよね。夢がないと言うか…。松坂一人で1億ドルが動くことを思えば、少子化の昨今、ボクシングやらせたい親なんかいるわけないしねぇ…。

亀田陣営も内藤陣営も会見するときはもうちょっと事前に打ち合わせしておきましょうよ…

2007年08月22日 23時52分12秒 | 格闘技
ファイトマネー歩合制! WBC世界フライ級タイトルマッチで、亀田大毅(18)=協栄=の挑戦を受ける同級王者の内藤大助(32)=宮田=のファイトマネーが、チケットの売り上げで決まることが21日、明らかになった。宮田ジム側に用意されるチケットは約1000枚で、平均見込みで完売すれば、約2000万円になるが、内藤は「注目される試合。それだけの額がほしい」と不満を漏らした。
                                            ◇

 笑みを浮かべていた王者・内藤の顔が突然、引きつった。宮田会長と2人で並んだ世界戦決定の会見。ファイトマネーに話が及んだ時だ。
 「今回、大ちゃん応援シートを作りました。このチケットの売り上げが、ファイトマネーになります。ぜひチケットを買ってください」
 世界戦で前代未聞ともいえる歩合制によるファイトマネーを打ち出した宮田会長。隣に座る内藤が「本当ですか?」と詰め寄ると、「収入がなければ、支出もない。チケットが売れなければ、ファイトマネーは払えない」と開き直る。事前の話し合いがなかったため、険悪な空気に包まれた。
 前代未聞の支払い方法だ。宮田ジムが用意するチケットは券種の内訳は未定の約1000枚(SRS=スペシャルリングサイド=席5万円、RS席3万円、S席1万円)が完売しても、売り上げ見込みは約2000万円程度。ファイトマネーの総額が約3億円のビッグファイトで、王者が得られるのは、その10分の1以下にすぎない。チャンピオンにとって屈辱の低額。「国民が注目する試合だから、それにふさわしいものがほしい」。3度目のタイトルマッチのファイトマネー100万円には納得したが、月収12万円で生活してきた内藤は増額を要求した。
 リングでも、リングの外でも王者として1歩も譲れない。亀田陣営から「ゴキブリ」とからかわれる内藤。
 「亀田家には負けたくないし、負けられない。ゴキブリに負けたら、ゴキブリ以下だぞ。KO勝ちすることは国民の期待」と口撃する一方で、「ファイトマネーはたっぷりもらいたい」と内藤はいいきった。世界チャンピオンとして、勝たなければならない理由がもう一つ増えた。

★両者違うグローブを使用、大毅はKO狙いメキシコ製!?
 内藤Vs亀田の世紀の一戦は、日本初の試みになる。内藤がウイニング(日本製)のグローブを使うのに対して、亀田はレイジェス(メキシコ製)。これまで、日本で行われる世界戦では両者が同じグローブが慣例で、日本ボクシングコミッションは「両者が合意していれば、問題ない。国内では初めてのことになる」としている。内藤は「(亀田は)KOを狙ってメキシコ製を使うらしいが、ボクは使い慣れているウイニングでいきます」と自信たっぷりだった。



3億円興行が聞いて呆れる。チャンピオンサイドのギャラが最大で2千万円なのに、総額が3億円なんて…。
結局放映するTBSのスポンサー対策が「公称3億円」ってことなのだろう。
(雑誌なんかが媒体料の根拠に示す公称部数と同じだ)
あの辰吉対薬師寺の興行でも、入札3億4千万。辰吉側には半額が支払われたようだが、薬師寺側にはいくら残ったことやら。
それを考えても3億円はありえない金額だ。さらに小屋が有明では入場料収入も推して知るべし。辻褄が合わないアドバルーンはそれでなくてもインチキが取り沙汰される亀田陣営としてはいかがなものか。
さらに、チャンピオンがグローブハンデまで飲まされているとはかわいそうで涙が出てくる。いくら人気商売とはいえ内藤陣営も情けない条件で試合をするものだ。
まあ、それでも指名試合を消化する前に、亀田兄弟と2試合できれば、退職金としてそれなりのギャラも残るだろうし、亀田に勝った男という勲章も手に入る。実力的にはグローブハンデもしゃれの範囲だろう。
亀田一家も、世界チャンピオンにのみこだわるなら、何も国内に留まらないで、海外に出てWBFのベルトでも買ってきたらいいのに。もっとも海外じゃフライ級なんてぜんぜん金にはならないんだろうけどねぇ。

マンガや映画がお手本の史郎トレーナーって…

2007年08月19日 23時15分30秒 | 格闘技
WBC世界フライ級15位亀田大毅(18=協栄)が、「弱小パートナー」で内藤戦に備える。トレーナーの父史郎氏は17日、同級王者・内藤大助(32=宮田)戦(10月11日、東京・有明コロシアム)へ向けた実戦練習を、4、6回戦レベルの選手と行うことを明かした。内藤を「6回戦レベル」と見下していた言葉通り、調整方法でも内藤を世界王者扱いしなかった。この日、大毅は兄興毅(20)とともにメキシコ合宿に出発した。
 内藤対策に世界レベルの選手はいらない。この日、父史郎氏と亀田兄弟はメキシコ合宿に出発した。現地では世界ランカーとスパーリングを敢行する。当然、仮想内藤と思いきや…。史郎氏は「6回戦レベルの内藤に世界ランカーはいらんやろ。内藤対策は日本人の4、6回戦ボーイで十分やろ」と言い放った。
 メキシコ合宿から帰国後の来月中旬、大阪で合宿を張る。そこにデビュー間もない4、6回戦ボクサー10人を集める。1人1回の計10ラウンドを2日間。技術的には未熟な選手とのスパーリングが内藤対策だという。通常は世界戦前は厳しい戦いを想定して、世界ランカークラスと実戦を積み、本番に備える選手が多い。まさに異例の「弱小パートナー」とのスパーリングだ。
 亀田家は常々、内藤のことを「6回戦レベル」とこき下ろしてきた。その考えは今も変わらない。史郎氏は「過去のビデオを見てきたんや。スタミナはないな。頭が低いからバッティングが怖い。それだけや」とばっさり。続けて「まあ苦手の減量だけきちんとしといてや。うちの近所の岩盤浴の招待券でもやるか」と対策は不要と言わんばかりだった。
 もっとも、単なる口撃だけではない。4階級上のフェザー級選手を用意してもらうなど、内藤の弱点と見ているスタミナ、パワーの強化を図る。亀田家が「ゴキブリ」と例えるトリッキーなスタイルに対抗するためには逆に基礎の固まっていない「弱小パートナー」とのスパーリングの方が役立つとの狙いもある。
 メキシコ合宿で、大毅はWBC世界スーパーフライ級王者ミハレスとスパーリングの可能性もある。最高の実戦練習だが「自分のレベルを上げるためだけや。オレはもっと先を見てるからな」と内藤対策に世界レベルは不要とする父の考えに同調していた。



もともとトレーナーのライセンスなど持ってないらしい亀田史郎。またまた奇天烈な発想で世間をポカンとさせるつもりらしい。
しかし、スポーツ新聞の記者って、本気で史郎の言うことを「ごもっとも」と思って記事を書いているのだろうか? 単に出入り禁止にならないためにちょうちん記事を垂れ流しているだけなのだろうか?
これまでも丸太を担いだり、軍鶏を追い掛け回したりといった、映画「ロッキー」シリーズのパクリトレーニングをさも工夫したオリジナルトレーニングのように報じてきているが、今回の弱小相手のスパーリングも「あしたのジョー」のゴロまき権藤とのケンカスパーのパクリに違いない。
発言もたいがいめちゃくちゃだが、トレーニングも理にかなわないものでは、息子たちもかわいそうだ。なりたくてなったわけではないヒール役もあんまり板についてない。そもそもヒールは往年の北の湖や、今の朝青龍のように、誰が見ても絶対に強くて憎らしい選手こそが相応しいもの。ちょっと骨のある相手のときは腰の引けたアウトボクシングで判定勝ちを拾っているような今の亀田兄弟には憎憎しいヒールは荷が重いってものだ。
ま、結果はもう少しでハッキリする。商売道具としてまだ価値があるか、消費しつくされてお払い箱になるか…。亀田兄弟がボクサーとして技術や強さで語られる日は来るのだろうか?

高額ファイトマネーは退職金? 内藤対亀田弟決定!

2007年08月16日 21時22分39秒 | 格闘技
ボクシングの協栄ジムは16日、亀田3兄弟の二男、亀田大毅が10月11日に東京・有明コロシアムで世界ボクシング評議会(WBC)フライ級チャンピオンの内藤大助(宮田)に挑戦すると発表した。
 協栄ジムの金平桂一郎会長によると、両者のファイトマネーは総額2億円以上になるという。兄の興毅(協栄)とともに人気を集める亀田兄弟が、日本選手と対戦するのは初めて。
 試合当日に18歳9カ月5日となる亀田大が勝てば、井岡弘樹が持つ18歳9カ月10日の日本人最年少世界王座獲得記録を更新する。内藤は7月に獲得したタイトルの初防衛戦となる。
 記者会見した亀田大は変則的な動きをする王者について「あいつは打たれ弱いし、パンチ力はおれの方がある。KOする。試合後はピアノの弾き語りをしたいな」と自信満々だった。



ついに亀田弟の世界戦が決定した。いろいろ曲折があったように見せかけていたが、それもこれも前宣伝というところだろうか。
しかし、ファイトマネーの総額が2億以上とはすごい。あの辰吉対薬師寺の統一戦が国内最高で3億4千万ほどだったことを思えば、フライ級の試合で億の金が動くとは…。
何せ亀田弟はフライ級リミットでただの1度も試合をしたことがない。それでランク入りしてるのもたいがいだが、チャンピオンに挑戦できるもの、この金の力に他ならない。
たぶん、内藤が勝てば、年末にも亀田兄が挑戦することも込み込みの話だろう。内藤は1年で億万長者確定だ(笑)
TBSもこれで一気に回収して、来年はポイってしちゃいそうなのがちょっとかわいそうな気もするが、旬が過ぎればそんなものだろう。
さて、10月11日が今から楽しみだ!

いよいよ本決まりか? 内藤対亀田弟

2007年08月13日 23時15分12秒 | 格闘技
 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級チャンピオンの内藤大助(宮田)と亀田3兄弟の二男、亀田大毅(協栄)の世界戦が14日にも決まる可能性が高まった。13日、協栄ジムの金平桂一郎会長が明らかにした。
 内藤の初防衛戦を含む今後2試合は前王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)側が興行権を持っており、宮田ジムの宮田博行会長がバンコクで交渉している。
 金平会長は当初、13日を交渉期限としていたが、同日に宮田会長から「ほぼ合意に達しそうだ。あと1日、時間が欲しい」と連絡があり、了承した。



ついに本決まりになりそうな亀田弟の世界戦。
巷間言われてるほど弱いとは思わないが、世界チャンピオンの器かと問われれば正直「ノー」と言わざるを得ない。
実際、ここのところ兄弟揃って、ちょっとマシな相手と試合すると、自慢の強打は鳴りを潜め、自称「亀田とKOはセット」とは程遠い試合内容となっている。
何もKOがボクシングのすべてではないが、大口と中身が一致しないのは、人気低落の大きな要因だろう。
たぶん、亀田弟では内藤に敵うまい。強いて内藤側の問題を挙げれば、ポンサクレックとの激闘から間がないことくらいか。亀田家としては、兄弟を矢継ぎ早に挑戦させ、内藤が不完全なコンディションで対戦することが狙いかもしれない。
WBA、WBCともこの階級は日本人がチャンピオンである以上、日本人の強豪と対戦という、これまで亀田家が未経験な領域に踏み込まざるを得ない。
いっそこの際はWBFのチャンピオンでも狙ってみたらいいのでは? 歌手志望の弟クンにはそれがちょうどいいような気もするけどね。
内藤は、これまで経済的に恵まれない選手生活を送ってきていたが、この試合で一気に取り返すチャンスだろう。亀田2連戦なんて言ったら、盆と正月が一緒に来るようなもんだしね(笑)

内藤対亀田弟 協栄ジムのしたたかな戦略

2007年08月09日 22時58分15秒 | 格闘技
ボクシングの「亀田3兄弟」の二男・大毅(18)=協栄、写真=の世界初挑戦が大きく前進した。父・史郎トレーナー(42)と、協栄ジム・金平桂一郎会長(41)が8日、都内で会談し、大毅をWBC世界フライ級王者・内藤大助(32)=宮田=に挑戦させることを正式に決めた。内藤陣営に総額5000万円以上のオファーを出し、前王者陣営が保有する興行権を買い取らせ、日本人対決を実現させる。
                                            ◇
 掛け声だけではない。ついにゴーサインが出た。史郎トレーナーと金平会長がこの日、話し合いを行い、わずか30分で大毅を内藤に挑戦させることで合意。9日にも、内藤陣営にファイトマネーを含めた正式なオファーを出す。
 「オファーの総額? 金額を言うわけにはいきません。正式に決まったら発表します」。金平会長は詳細を明らかにしなかったが、協栄サイドが提示する額は、破格の5000万円以上になりそうだ。
 大毅が内藤に挑戦する計画の最大のネックは、興行権の問題にある。内藤は7月に、前王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)を破って王座を奪取したが、契約で初防衛戦を含めた今後2試合の興行権はポンサクレック陣営が保有している。そのため、挑戦者を選択できる試合を実現するためには、内藤陣営が権利を買い取ることが必要になる。
 軽量級のフライ級では、世界王者のファイトマネーは上限2000万円程度といわれる。さらに、興行権の買い取り額は通常500~1000万円といわれ、総額5000万円以上のオファーは、内藤陣営にとっては魅力な条件。金銭面が整えば、残されるのは宮田博行会長(40)と前王者側との交渉だけ。金平会長は「あとは宮田会長が興行権を買い取ってくれればいい。早ければ、早い方がいい」と、吉報を待つ。


結局業界内の反発が思いのほか強かった同門対決は当座なくなったようだ。
まずはオプション買取交渉を宮田ジムに丸投げし、様子見といったところか。
協栄ジムとしては、決まれば興行的に美味しいだろうし、決まらなければそれはそれで何のダメージもない。一番痛いのはチャンピオン内藤だろうし、その次は亀田陣営(イコール協栄というわけでもなさそうだ)だろう。
それにしても、人気先行でこれと言った実績がない亀田弟との試合を組むために、何かと苦労が絶えない内藤陣営。まあ、オプションを忠実に履行しようとすれば、タイ人とのアウェー2連戦。これに比べれば亀田弟ほどいい相手は他にはおるまい。
ただ、ポンサクレック陣営も、お金だけでオプションを手放すとは限らない。内藤対亀田弟の勝者とやらせろなんて要求は充分考えられる。
内藤が勝つ分には、日本でのポンサクレック戦はありだろうが、亀田陣営がこれは受けないだろうし…。
しかし、本当のところ、亀田弟は世界戦をやるんだろうか?
実力的に「?」が付くだけでなく、フライ級リミットで試合をしたことが1度もないのだ。本当にちゃんと減量できるのだろうか?
どうも亀田兄のための時間稼ぎというか、捨て駒の匂いがプンプンしてるんだが…

一度もフライ級リミットで戦ったことないよね、亀田弟って。でもランクインだって

2007年08月05日 23時25分04秒 | 格闘技
WBA世界フライ級10位亀田大毅(18=協栄)が、週明けにもWBCの世界ランキング入りすることが分かった。4日、アマデビューを控える和毅(16)と父史郎氏(42)がメキシコシティーのWBC事務局を訪問。スレイマン事務局長から「来週発表のランキングに間違いなく入っている」と、大毅の世界15位以内のランク入りを確約された。これによりWBAに加えて、WBC王者内藤大助(32=宮田)への挑戦資格も得ることになった。
 7月28日にWBC17位のファーペッチノーイに大差判定勝ちした実績を評価されて、世界王座挑戦資格を有する15位以内のランクインが認められた。朗報に史郎氏は「大毅はWBCのベルトを取りにいくしかないな」と喜んだ。
 大毅はファーペッチノーイ戦後、史郎氏から亀田家の次期世界挑戦者に指名された。同門のWBA王者坂田健史(27)とWBC王者内藤の両王座へ挑戦意欲を示していたが、世界ランク入りしていないWBCへの挑戦資格はなかった。WBCの世界ランク入り実現で、晴れて両王者と交渉できるようになる。週明けの史郎氏の帰国後、協栄ジムの金平会長と会談を持ち、坂田、内藤のどちらに挑戦するかを決める。



ボクシングの世界では、強豪が階級を上げるときに、その階級で実績がなくても上位にランキングされることはよくある。しかし、亀田弟の場合、スーパーフライ級で大した実績があるわけでもないし、ましてやフライ級のリミットで試合をした経験は1回もない。そんな選手に簡単にチャンピオンへの挑戦権がある15位以内を与えていいのだろうか? 
誰の目から見てもその実力があると断言できるほどに強いと言うなら、百歩譲ってよしとするが、亀田弟の力を万人が認めているのだろうか?
まあ、チャンピオン側から見れば、鴨がねぎ背負ってやってきてくれるようなものかもしれない。一応戦績としては無敗の亀田兄弟。どっちのチャンピオンにしてもその一角を崩せる可能性が高いだけに、話題性でもギャラの面でも申し分のない相手だろう。
亀田家にしても、その実力に疑問符がつけられてる現状を打開するには日本人の世界チャンピオンと試合することが一番手っ取り早いはず。
弟が日本最年少記録更新を狙うなら、来月中にタイトルマッチになるかもしれない。亀田家のストーリーがどんな展開を迎えるか。面白くなってきたぞ!

亀田弟世界初挑戦って、本気なの?

2007年08月03日 22時43分09秒 | 格闘技
プロボクシングの協栄ジム・金平桂一郎会長(42)は2日、「亀田3兄弟」の二男・大毅(18)=協栄、の世界初挑戦の実現に向けて、父・史郎トレーナー(42)=同下=と来週中に話し合うことを明らかにした。同トレーナーはこの日、16歳の三男・和毅(ともき)のアマチュアデビュー戦を観戦するため、メキシコへ出発した。
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 国内史上最年少の世界王座奪取を狙う大毅の世界戦が、動き出す。この日、史郎トレーナーは「まだ何の動きもない」として、メキシコへ移動したが、金平会長は前向きだ。「お父さんが帰ってきたら、すぐに話し合う。会長として、まずはトレーナーの意見を聞きたい」と、同トレーナーが帰国する6日以降に協議に入るという。
 大毅が、井岡弘樹(グリーンツダ)がWBC世界ミニマム級王座を獲得したときの国内最年少の世界王座奪取記録(18歳9カ月10日)を更新するには、10月15日までに世界挑戦を実現し、ベルトを巻かなければならない。リミットが決まっているだけに、金平会長は「記録のことも考えると、早めに交渉をまとめる必要がある」。プロモーションの時間も確保しなければならず、早ければ今月上旬にも、同じ協栄ジムに所属するWBA世界フライ級王者・坂田健史(27)との同門対決、またはWBC世界同級王者・内藤大助(32)=宮田=との対戦を決める。


先日の試合は内容も視聴率も及第点ということに異論はないが、弟の世界挑戦は時期尚早ではないだろうか?
お兄ちゃんはWBA1位で、時期が来れば否応なく「指名挑戦者」として坂田と試合をしなければならない。しかし、弟はWBAの10位で、WBCに至ってはランク外(スーパーフライ級の25位)だ。
それが誰がチャンピオンかわからないような大口で次は世界戦と言い放っている。
この兄弟は常に話題先行で、マッチメークは慎重の上にも慎重だ。対戦相手と言えばロートルや下の階級が主戦場の選手ばかり。それなのに今回の強気はどんな根拠があるのだろうか?
このところの亀田兄弟の試合は、スポンサー離れが著しい。昨年の今時分は、トランクスにはスポンサーロゴが満載だったが、前回の試合では1つも見えなかった。ここで「起死回生」の一発が必要なのは亀田家もテレビ局も同意見だったのだろう。
一方、坂田にしても内藤にしても、苦労に苦労を重ねて得たベルトはなるべく長く保持していたいに違いない。亀田兄弟ほど「美味しい」相手はそうそういないのではないだろうか? 何しろ資金力と言う観点では、まだまだこの兄弟がフライ級の中心にいるのは間違いないのだから。
まあ、そろそろかませ犬相手の無敗伝説にも飽きが来てることだろうから、一回負けてみるのも手かもしれない。弟の敵討ちを兄がって図式も年末か年始の興行としては面白かろう。
しかし、この兄弟に対する興味はいつまでもつのかなぁ。三男なんて、バンタムより上でデビューとなったら、「世界」は宇宙の彼方って気もするんだけどなぁ…

亀田興毅圧勝でタイトル奪取! 強いのはわかったんで、今度は日本人とぜひ

2005年08月21日 19時06分07秒 | 格闘技
「浪速の闘拳」亀田興毅(18=協栄)が豪快なTKO勝ちで王座を奪取した。王者ワンミーチョーク・シンワンチャー(28=タイ)に挑み、3回50秒、4度目のダウンを奪ったところでレフェリーが試合をストップした。
亀田は1回、右のショートストレートなどで2度のダウンを奪い、3回にも左右のストレートでアゴを打ち抜いて王者を2度倒すなど、強打と固いガードで圧勝した。03年12月のプロデビュー以来の戦績を8戦全勝(7KO)とし、世界ランク15位以内に顔を出すのは確実。目標とする来年中の世界王座奪取へ第1関門をクリアした。

大口を叩くだけの内容と結果で東洋太平洋王座を奪取した亀田興毅。仮にもチャンピオン、少なくともこれまでの「かませ犬」とは身体の締まりも違った。
何事も順番通りなどと言う気はないが、日本タイトルを避けて東洋太平洋タイトルに照準を絞ったのも、相手が「タイ人」だったからと、まだまだ若干疑りたくもなるが。
これで世界ランク15位以内も確実視される。しかし、今後この階級では日本人が次々とタイトルに挑戦する予定だ。特にWBAは同門のチャンプが誕生する可能性も大いにある。本人の意向とは別の次元で世界戦が遠のくことも起こり得るのが現状だ。
日本ボクシング界が久々に放つ超大型選手・亀田興毅。その言動が話題にはなっているが、そのボクシングを観る限りはいたって「真面目」な選手と言えそうだ。たぶんこれから試合が大きくなればなるほど、キャリアを積めば積むほど謙虚になっていくような気もする(大口は変わらないだろうが)。その攻防一体のボクシングに磨きをかけて長期政権を築いてもらいたいものだ。いやぁ、強い強い(笑)