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ずいぶんと具体的な数字を出してきた協栄金平会長

2007年08月26日 23時17分57秒 | 格闘技
WBC世界フライ級タイトルマッチ(10月11日・東京・有明コロシアム)をプロモートする協栄ジムの金平桂一郎会長(41)が25日、ファイトマネーをめぐり王者・内藤大助(32)と“不協和音”の漂う宮田ジムに対し、苦言を呈した。
 亀田兄弟の二男・大毅(18)=協栄=の世界初挑戦を受ける内藤だが、初防衛戦の報酬はチケットの売れ行きで変動する“歩合制”にされている。現時点で不確定の報酬に「納得できない。(報酬が)ゼロなら絶対やらない」などと不満を爆発させた。金平会長は「この事態に非常に困惑している。王者には心身ともにいい状態でリングに上がってほしいから、宮田ジムはしっかり調整をしてほしい」と異例の要請をした。
 金平会長は宮田ジムとは現金で7000万円、チケットで3000万円分の総額約1億円を支払う契約を交わしたことを明かし、すでに21日に2400万円を支払い、残りの4950万円(税込み)は、前日計量の10月10日に振り込むという。ルールでは「マネジャーの取得するマネジメント料はファイトマネーの33%を超えてはならない」とされている。9月には内藤が宮田ジムと報酬の再交渉を行うが、今後の成り行きが注目される。


この総額1億が本当なら、亀田陣営はいくら収入があるのだろうか?
協栄のプロモート代とマネージメント料を差し引いたらそんなに残るとは考えられないが。
慣習から言えば、チャンピオンに1億なら、挑戦者にはせいぜい3千万くらいだろうか。ファイトマネーの総額がこのくらいなら、今回の興行は健全に成立するはずだ。
宮田ジムは、これまで3度の世界挑戦で累積している赤字を一挙に解消したいところだろうし、ポンサクレックからのオプション買取費用もある。チャンピオンの手取りがチケット販売分程度になっても、仕方ないのかしれない。
しかし、天下の協栄でも、自力で有明を満員にする自信がないとは亀田人気も往時から考えられないことだ。まあ、ノンタイトルとはいえ亀田兄の試合でも入場パフォーマンス用という名目で観客席を間引いてなお満員に程遠いのが現実。視聴率がギリギリ及第だったことが唯一の救いだろうか。
とにかく、今は話題を絶やさずにチケットを完売して、視聴率にもつなげたいだろう。いわば作られたスター亀田兄弟にとっては、数字を維持することが全て。
しかし、ボクシングファンや業界関係者の中で、亀田弟の勝利を望んでいたり、信じている人はどのくらいいるのだろう? まあ、アンチも立派なファンのうちだろうけどね(笑)