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オバマの一般教書演説~一番でないとダメなんです

2011年01月26日 | 英語 受験
本日11時からの一般教書演説

もっとも拍手が多かったのは、後半最後のAmercan Dreamの例として、二人の議員を紹介したところ~一人は労働者階級から議員に、もうひとりは父の経営するバーで床掃除から始め議員に、でしょうか。

アメリカは世界のリーダーでありつづけないといけないのです。

そのためには未来をつくる子供達の「教育」。

アメリカは本気で中国・インドをかなり意識しています。で、彼らにに抜かれそうな「数学・科学」の分野で奮起を促すために、Race to the Topなるプランを実施するそうです。

全州が学力競争をして、topをめざし、ひいては国内全体の学力向上をめざす、というもの。

そのためにオバマ大統領は、ここ10年でベビーブーマーの先生方が退職したあとは、本気で
science, technology, engineering, mathの先生を10万人雇用するので、

若者よ、教師になれ!

と力強く言いました。そして
「韓国では先生は国を作る人として尊敬されている。アメリカもそうすべきだ」と加えました。
教員がオバマの支持基盤の構成要因だから、というのも当然意識しての発言ではありますが。

日本は大学全入の時代でそれがむしろ今の教育の欠点と見なされていますが、アメリカは
これから大学全入時代を目指す、といいます。それもすべて、これから始まるさらなる過酷な「職を得る」という、
もはや国際競争になってしまった椅子の取り合いで勝利するために、手に職が必要だからです。

それにしても中国、韓国、インド、ブラジル、ロシア、ヨーロッパ、中南米、の国々は演説で言及されていましたが、
「日本」という言葉は一度もありませんでした・・・

また、どう考えても中国の教育に対する皮肉?とも受け取れる発言、
「アメリカの教育は単に数式の暗記ではない。世界をかえるにはどうすればよいか、等々のアイデアを見つけ出す教育だ。」

もありました。

経済の分野でも、中国のおかげで国内に23万人、韓国のおかげで7万人、の雇用が生まれました、ありがとう的発言もあり、
日本は寂しい限りです。

アメリカ人が恐れる中国人ママの猛烈な教育方針と違って、国民一人一人は「世界にひとつだけの花」なので個性を活かした天職を見つけて欲しいけれど、国としてのアメリカは、世界で一番でないとダメなんですね~~。というか、前者ゆえに後者が成り立ってきた国、アメリカ。

日本の大学も、単に学歴を証明する資格としてだけでなく、「就職」の切符を得るための真の方法を学生に教える場になるといいですね。先日三菱関係の社長さんがテレビで、

「大学4年間はとにかく勉強。そのあと何年かは就活せずに色々勉強してもらって全くかまわない。」旨の発言をされていましたよ。

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