三重と珈琲とヲタク

ゆるっとゆったりまったりと

聖武天皇阿保頓宮跡にふらり

2022-03-29 21:06:24 | 伊賀
三重県伊賀市阿保

頓宮とは天皇の行幸の時や斎宮が伊勢へ向かう時の仮宮の事だそうです。
そして阿保頓宮は天平時代、聖武天皇が藤原広嗣の乱を避けるため
伊賀を越える際の仮宮跡ということです。

旧初瀬街道阿保宿の常夜灯から

南に下った場所に阿保頓宮跡への登り口があります。



階段をのぼるとミツマタがきれいに咲いていました。


頓宮跡は後に阿保城として使われたため土塁に囲まれています。


平坦地には阿保頓宮址の碑がたっています。

そして土塁にのぼると


北西と

南東に祠が建っています。

この二つの祠は頓宮跡から道を挟んで反対側にある
第十一代垂仁天皇の皇子、息速別命の陵墓で葬られている




息速別命外二神を祭るものだそうです。「外二神」とはどういう意味でしょう?

また阿保頓宮は斎宮が伊勢へ向かう際にも使われていたそうです。



※追記
「外二神」は息速別命の他に、ふたりの神様を祀っていることのようです。
どなたかは不詳。



掛田城跡にふらり

2022-03-29 19:54:55 | 伊賀
三重県伊賀市下川原 茶丸神社

国道165号線沿いにある下川原のバス停

バス停から北東にすぐの路地に入った先に登城口があります。
この道は茶丸神社への参道になっています。

参道の途中には大日宮の碑がありました。

こちらは大日如来か天照皇大神 かどちらを祀っているものでしょう?

参道を歩いて行くと

赤い鳥居が見えてきます。


お稲荷さんが祀られている茶丸神社です。

神社の裏手にいくと土塁跡がはっきりとわかります。

また山の中には空堀跡も見えます。

この神社のある茶丸山は富増氏が天正伊賀の乱のおり
掛田城として織田勢と戦った場所だそうです。

青山大師をぶらり

2022-03-29 18:23:07 | 伊賀
三重県伊賀市下川原

国道165号線、伊賀市から津市に入る少し前に青山大師はあります。
道路脇に駐車できるだけのスペースがあります。

道路脇からのぞいた様子。

いろいろな石仏さまがいらっしゃいます。



中央には弘法大師さまが彫ったとも伝えられる磨崖仏があります。


この青山大師から西、伊賀方面へ1㎞程行ったところに青山大師石仏群があります。
こちらにも駐車できるスペースがあります。


四国八十八ヶ所霊場巡りができます。

供養等の脇からお遍路が始まります。


最初はなだらかなスタートですが、

どんどんと山の斜面を登っていくことになります。

山の斜面に石仏さまたちが点在しています。

道も狭いので注意が必要です。

山の斜面や

岩の上に立つ石仏さまたちは、とても雰囲気があります。



急な斜面をこんな高さまで登ってくることになります。

六十番台後半から倒木のために倒れている石仏さまや

道をふさがれたり

倒木の下に隠れている方もいらっしゃり大変な状態になっていました。

倒木で道が塞がれていた所は、回り込んで何とか参拝できました。

供養塔の裏まできたらもう少しで終了です。


そして最後八十八番、なかなかハードな霊場巡りでした。

さらに石仏群から3㎞程行くと道沿いに薬師様が祀られています。


青山峠に入る初瀬街道を見守ってくださる石仏さまたちでした。