Love Life Rock

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この世の果てまで 投げ捨てに行こう
(この世の果てまで)

ARABAKI ROCK FEST.07(2日目)

2007年05月04日 | Live
 それではARABAKI ROCK FEST.07の2日目の報告。その前に、ちょっとだけ食事のブースに触れておくと、写真のような感じでいろんな出店がありました。ところが、以前にも少しだけ書いたように、当たり外れの差が大きいんですよ。美味しい食事処に当たればいいけど、不味い食事処に当たるとゲンナリしてかなり萎えます。次回以降に参戦予定の人は、ピクニック気分でお弁当を持ってきたほうがいいかもね。
 で、ライブ・アクトのほうに話を移すと、2日目は朝から車の大渋滞に巻き込まれてしまい、着くだけで既に気力ゼロ(笑)。とりあえず昨日と同じく「HATAHATAステージ」に足を運んで、怒髪天を鑑賞。朝の景気付けには丁度いい爆音ロック。そういや彼らのライブ終了後に、ねすさんは酔っ払いながら会場内をぶらぶらと歩く増子兄ィを目撃。いろんな人に捕まっては写メされてましたが、兄ィは何のフェスでも歩き回るためか希少価値が少ないので、あえて写真は撮りませんでした(笑)。続いて、同じステージでThe ピーズを楽しむ。思えば、地元で彼らのライブを見たのはかなり久々だなぁ(笑)。今年は結成20周年だし、地方とかにもどんどん足を運んでくれるといいんですけどね。その後は、8ottoASIAN KUNG-FU GENERATIONを横目に見ながら、別ステージへ移動。あ、8ottoは既に二度ほど見てるし、アジカンはヲタの人が詳しく書くだろうからが、ここではパスね(笑)

 昼食後には、同じく久し振りのPOLYSICSを鑑賞。いやぁ、彼らのライブ見たの4年振りくらいかも(笑)。ニューアルバムの『KARATE HOUSE』も全然聴いてないんで、ついて行けるかなーと心配してたら、意外とついて行けました(笑)。今日披露した「カジャカジャグー」とか「ピーチパイ・オン・ザ・ビーチ」や「URGE ON!!」あたりは、ベスト盤にも収録されてる楽曲なので、広く浅く的なセットリストで無難な選択と言えるかもね。あと、ストロングマシン2号が出演したPVでお馴染みの「I My Me Mine」も、初めて生で聴けて満足でした。締めの1曲は、フミとカヨのコーラスに乗っての「Baby BIAS」。結構踊り狂えたし、ハヤシは最初からテンション高すぎでヤバかった(笑)。なんせ『アーラーバキー!、アーラーバキー!』というコールに始まり、最後はなぜか『GIP!GIP!』のコールをおっ始めるし・・・ハヤシくん、そんなにイベンターにゴマすんなくてもいいんだってww ちなみに、彼らは5月にも仙台で公演があるそうですが、その日は平日なんだよねぇ~。見に行けないのがちょっと残念。

 ポリの後は髭(HiGE)を鑑賞。演奏開始前に、いきなりボーカルの人が「チューニングが狂ってるんだぁ~」と喋って、ギターのチューニングを開始。これってネタじゃないよね(笑)。ちなみに彼らを見るのは初めてなんですが、何というか、スカーンと突き抜けたロックじゃない印象。どっちかというと、結構アクが強いようなサウンドですね。あと、彼らのバンドってツインドラムなんですかね?そういう情報は持っていなかったので・・・。続いて場所を移動し、浅井健一を見る。SEがJUDEの頃の「太陽がいっぱい」に戻ってましたが、何故に?ベンジーの「ハロー、アラ・・・バキベイビーズ(←ちょっと噛んでたw)」の声で、1曲目の「SKUNK」が始まって場内大盛り上がり。続いて「DEVIL」「原爆とミルクシェイク」「WAY」「FIXER」と続き、6曲目で披露した新曲が、以前ねすさんもうろ覚えで書いた「ボニー」だと思われ。7曲目には、5月にリリースの「Dark Cherry」を披露。これが「FIXER」とはまた違って、結構ポップな感じの曲。その後は「Hello」を挟み、これまた久々の「ICE CANDY」を披露。そして「Homesick Baby Blues」と「Chiquitita Boots」で今回は終演となりました。えーと、ねすさんの記憶違いでなければ、他の人が6曲とか7曲の中、都合11曲もやっちゃっていいんでしょうか(笑)

 ベンジーの後は、そのまま同じステージでUAを鑑賞。1曲目からいきなり「情熱」で会場を沸かせたほか、「プライベート サーファー」や「閃光」などのお馴染みの楽曲に加え、新曲「黄金の緑」まで披露してくれて、とても満足できる内容でした。何よりも、お日様が照らす下でUA姐さんを見れた、ということが非常に貴重だったかも(笑)。続いてはラス前のKEMURIを見に移動。昨年のエゾで見事にトリを務めてくれたし、最後に太陽が顔を出してくれたのは彼らのお陰もあると思うんで、やっぱしお礼の意味で見に行った次第。そしたら、入場規制されてもおかしくないくらい、会場がメチャメチャ混んでやがる orz さらに、曲がスタートした途端、あちこちでダイバー続出&水撒き厨続出(笑)。演奏した楽曲ですが、ニューアルバム『our PMA』からの新曲をいくつか披露してくれたし、アンコールではエゾでも聴いた「Ato-Ichinen」もやってくれて、再び感動の嵐。ところが、アンコールが終わっても客がなかなか帰ろうとしない(笑)。とうとう根負けしたのか、ダブルアンコールに応えて「葉月の海」を披露して、彼らは最後のアラバキ出演を終えました。ボーカルのふみおは「(大トリの)ウルフルズが見たいんです!」と叫んでたから、ホントに予定外のアンコールだったのかも(笑)。

 そして2日目のトリはウルフルズ。楽曲は世代を問わず歌えるものが多いし、トータスの関西系のノリと、パワフルな歌唱力が重なって、トリに相応しい内容だったと思います。トータス本人は『もうね、僕ら鮮度のないバンドやからね~。みんなにも「バンザイ」か「ガッツだぜ!!」しか言われへんもんね~』って、こんな自虐的なMCをするバンドだったのか(笑)。アンコールでは「ええねん」を披露して、2日間にわたるフェスは無事終了となりました。
 その後、イベンターのプロデューサーが出てきて「来年もまたここでやりたい」旨の発言が。うーん、足下は芝生で、確かに砂埃は出ないからいいんだけど、人が増えてきたせいで、交通面とか場内の往来とか鑑賞マナーとかの面で、やや問題が生じてきているように思います。これはフェスの永遠の課題だと思うんだけど、どっかのフェスみたいに集客だけを前面にアピールするような、そういう方向性には行ってほしくないんだよねー。東北には、東北ならではの文化と歴史と風土があるわけですから、それらを十分に生かして地域に根ざしたフェス作りを進めてほしいと思う次第です。以上、金も出すし口も出す1音楽ファンの戯言でした(笑)