ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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“迷惑メール” 蔓延で景気悪化、国力衰退の危機

2011年02月13日 | Weblog

2011年2月11日、auのニュースサイト EZニュースフラッシュ増刊号

「朝刊ピックアップ」で記事

「“迷惑メール”が不況、衰退を招く!?」

を企画、取材、執筆しました。

 

 キーワードは「迷惑メール」


 総務省の天下り先(財)日本データ通信協会が2008年にまとめた調査結果によると、迷惑メールによる「労働時間損失による経済的損失(GDPへの影響)」は、約7,300億円に達するという。

 さらに憂慮すべきことは、関西大学教授の鵜飼康東氏らの調査によると、迷惑メールが存在する社会では、GDP弾力性(資本設備や労働サービスを増加させた場合のGDP効果)が、迷惑メールがない場合に比べて低いことが判明したという。(2010年10月11日付日本経済新聞朝刊「迷惑メールによる経済的損失」より)

 要するに、迷惑メールは、景気悪化を招き、その上、不況を克服するための国の活力をも奪っていることになる。他に、犯罪の誘発や、子どもたちへのメンタル面の悪影響なども考慮すると、迷惑メールの“害悪”は計り知れないものがある。


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