「党首討論は、国会の審議とは別に、それぞれの政党のトップが全権をもって臨む討論である。そこからおのずと、国会の本会議、委員会審議とは違う、新しい何ものかが生み出されなければならない。ところが、昨日のやりとりはほとんど本会議、委員会で行われてきたこと以上ではなかった。双方が言いっぱなし――まるで道路を挟んでそれぞれの街頭宣伝カーの上で演説をし合っているような中身だった。(略)
国民にとって、何が大事なのか、そのことが党首討論のなかで話されない限り、何回続けても意味はない」(抄)
2011年2月11日、auのニュースサイト EZニュースフラッシュ増刊号
「今日のニュースに一言」でジャーナリスト・二木啓孝氏の記事
「擦れ違いの党首討論を続けても無意味だ!」
を聞き書きしました。