夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
こよなく愛し、ささやくブログ

英国王のスピーチ

2011年04月23日 14時49分30秒 | 映画
「英国王のスピーチ」は、第83回アカデミー賞作品賞受賞作品だ。

ナチスドイツが迫る大英帝国において、現在のエリザベス女王の父親で、
当時王だったジョージ6世(ヨーク公アルバート王子)を描いた作品だ。


主演はコリン・ファース。妻のエリザベスをヘレナ・ボナム=カーター、
スピーチ矯正師ローグをジェフリー・ラッシュが演じている。

内容であるが、吃音症に悩む王が、懸命のリハビリで、国民を勇気付ける
スピーチをするまでを描く。

王家に生まれたゆえに孤独。おまけに吃音症という悩みを抱えるジョージ6世。
幼い頃より治療をするが、うまくいかない。
内気になる王子。

そんな中ナチスドイツが欧州を席巻し、時勢は益々緊迫して行く。
吃音症でありながら、スピーチの機会も多く、失敗を重ね、
失笑を買い、益々内気になっていく。
しかし、時勢は彼の引篭もりを許さない。
兄が王位を退位すると、ジョージ6世は王位に就任する。

吃音治療のローグと共に努力して治療に励み、いつしか、身分を越えて
友情が芽生える。

ナチスのポーランド侵攻に伴い。
ついにイギリスも宣戦布告。
ジョージ6世の前に、吃音との大勝負 国民へのスピーチが待っていた。


感想であるが、大英帝国の王という凄い立場の方でも、自分のコンプレックスに
苦悩する、しかも孤独な姿に、人間性を感じ、共感が持てる。
吃音の演技も素晴らしい。


ただアカデミー賞ということで期待しすぎだったかもしれない。
個人的には期待はずれで、いまいちだった。

話が淡々として進みすぎるのである。
もっと王の吃音への苦悩や懸命の治療を描写して欲しかった。
これに尽きる。
だから盛り上がらない。
テーマが良いだけに残念な気がする。

(評価)
☆☆☆

※★=0.5☆

(基準)
☆☆☆☆☆ かなり面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆   なかなか面白い。
☆☆☆    まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆      がっかり。
☆       話にならん 金返せ!!







最新の画像もっと見る

コメントを投稿