気ままな太太日記@広州

2012年2月、夫の転勤で中国へ。
広州で暮らす気ままな主婦の生活記録です。

ブータン旅行記 ②

2013年10月10日 | 旅行 -ブータン
ガイドさんから唐突の質問を受けました。

「あなたたちは結婚してどのくらい?」

「2年半くらいですかね~」と正直に答えてみる。

すると、「そろそろ子供欲しいね~」などという言葉が返ってくる。


突然何事かと思ったら、初日のお昼、昼食をいただくレストランのすぐ近くに
チミ・ラカンというお寺があるそうで、
そちらは子宝寺としてとてもご利益のあるお寺なんだとか。

「行きますか?(行きましょう!)」という強いお誘いにのって、行くことにしました。

チミ・ラカンは小高い丘の上に立っています。
この辺りは稲作がさかんで、歩きながら見渡す景色が最高に綺麗でした。

 

こちらがチミ・ラカンの入り口。



お寺の中は撮影できなかったのですが、大きな仏像が並んでおりました。

ブータンのお祈りの仕方を教えてもらい、見よう見まねで同じようにお参りしました。

僧侶が私たちの子どもについて占ってくれました。
(こういった呪術的な要素がチベット仏教の特徴のようです。)

子供はできるそうで、最初は女の子だそうです。その子の名前までいただきました。

ブータン人の名前なので、そのまま命名するのは無理だと思いますが、
もし本当に女の子が産まれたら、こっそり(勝手に)ミドルネームにしようかと考えております。笑


お寺の周りをぐるりとマニ車が並んでいました。



このマニ車、ブータン人にとっては特別なものです。

お寺や道中、いたるところにあります。

これを時計回りに1回まわすと、1回お経を唱えたことと同じ効果があるというものです。

マニ車のサイズも色々。
自分の身長より大きなものから、手に持って回す小さいものもあります。

 
(ミニサイズは自分のお土産に一個買いました♪♪)

字の読めない人や小さな子供でも同じように徳がつめるようつくられたものだそうです。

上の写真はこのお寺で出逢った若いママ。
こちらのお寺で祈願して授かった子供をおんぶしていました。
東ブータンからバスにのってはるばる、お礼をいいにお寺に来たところだったそうです。

子供の名前もお寺にちなんで、「チミ」ちゃんと名づけたそうです。


帰り道もガイドさんとママさんたちはずっとお話ししながら帰って行きました。
ブータン人の男は意外と軽い(積極的)らしい。。。

ここにも祈りの旗ルンタが風になびいていました。



ルンタと同様にいたるところでこのようなのぼりのような旗も目にします。



これはダルシンと呼ばれるもので、死者に向けて立てた旗だそう。
人が一人死ぬとダルシンを108本立てるのだとか。



いっぱい立っていました。



こちらは建設途中の家?店?



ブータンではこのように石と土で家の土台をつくるのが一般的だそうです。

近くには外壁になんとも過激な絵が描かれた建物も建っています。

 

日本では放送禁止かもしれませんね。。。

でもこれもまたチベット仏教の特徴なのであえて掲載させて頂きます。
これらのシンボルは豊饒の象徴であったり、魔よけや、子孫繁栄の願いが込められていたりするそうです。

田舎の方では今も民家の壁に堂々と描かれていたりするそうです。


そんなこんなでお昼ごはん。チミ・ラカンのふもとのレストランでいただいたお食事です。



ブータン料理はとっても質素です。

西ブータンの人は赤米をよく食すようです。

旦那は早速地ビールをいただいておりました。ブータンのビール『DRUK11000』なかなか美味しかったです。

レストランからの眺めが最高でした。




つづく。

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