気ままな太太日記@広州

2012年2月、夫の転勤で中国へ。
広州で暮らす気ままな主婦の生活記録です。

ケニア旅行 お☆ま☆け

2014年02月24日 | 旅行 -ケニア
ケニア旅行の簡単なまとめ。


■旅行代理店について

今回の旅行は航空券だけ別途手配し、
その他現地での送迎・宿泊先・国内線(セスナ)等の手配はすべてケニアの現地旅行会社にお願いしました。

お願いしたのは、DoDo WORLD さん。
http://www.dodoworld.com/

5社くらいに見積もりをお願いしましたが、
その中でもDoDoWORLDさんは丁寧でしっかりした対応でお値段も良心的でした。
日本人のスタッフの方とずっとメールでやりとりをしました。
現地でのお迎えや国内線やロッジの手続き等も全く問題なくスムーズでした。

但し、振込みはケニアの銀行なので、送金手数料が結構高くつきました。
(また、中国からの海外送金のやり方がわからず、
日本の両親にお願いしました。その節はありがとうございました!)


余談ですが、前回のブータン旅行の時から、お世話になったガイドさんにお土産をお渡しするようになりました。
(ちょっとしたものを持っていくととても重宝します。)

ケニア在住の日本人スタッフ向けにと思い、お煎餅とキャンディを持っていきました。
ご本人にはお会いできなかったので現地スタッフに渡したけど、みんなで食べてくれたかな??


■ビザについて

ビザはケニアの空港で取得することができます。
その際に必要なのは、①復路の航空券②申請用紙③黄熱病予防接種証明書④ビザ代金(USD50)です。

申請用紙は、空港内に用意してありますが、
下記のURLからプリントし事前に記入しておくと時間短縮になります。
http://www.kenyarep-jp.com/visa/form/visa.pdf



■両替・チップについて

ケニアの通貨はケニアシリングですが、米ドルも使えます。
但し、米ドル紙幣は、2000年以降に発行されたものしか使えないそうなのでご注意を。

米ドルは持っていても損はないだろうと余らせる覚悟で事前に中国で多めに両替していきました。
何かのときのためにと思い、ケニアの空港でケニアシリングを5000円分だけ両替しました。
(細かいチップはケニアシリングが役に立ちました。)


ケニアは昔イギリス植民地だった為、チップの習慣が浸透しているようです。

旅行会社の方が目安を提示してくれました。

 ホテル・ロッジのポーターへのチップ…50シリング(約50円)
 夕食のテーブルチップ…100シリング(約100円)
 サファリドライバーへのチップ…USD30/台×日数分(同乗者の人数で割る)


サファリドライバーへのチップが思いのほか多かったのではじめは驚きましたが、
実際にサファリへ連れて行って頂いたあとでは、
喜んでお礼をお渡ししたい気持ちになること間違いなしでした。

ポーターへのチップ以外は、すべて最終日にまとめてお渡ししました。
(その方が細かいお金を用意しなくてすむし、実際にそれでいいと旅行代理店側からも聞いていました。)



■服装について
赤道に近くに位置するケニアですが、標高が1700m前後と高く、それほど気温は高くありません。
気候は日本の10 月~11 月と同じくらいで、比較的涼しい感じでした。
ただ、1日の気温差は激しく、朝晩は寒く、日中日差しの下は暑いといった感じです。
雨が降るとまた気温はぐっと下がります。
つまりは、どんな気候にも対応できる服が必要です。

といっても、重ね着すればいいだけなので、基本アイテムは以下のような感じでOKだと思います。
・TシャツorロングTシャツ
・薄手のシャツ
・フリースorトレーナー
・ジャケット

ゲームドライブ中は結構砂埃が立つので、上に羽織るジャケットは、
ウィンドブレーカーのような表面がビニールのようなツルツル素材のものがベストだと思います。
朝晩は寒いからといってニットのセーターなんかを着ていくと後悔するかもしれません。。(ホコリまみれになるかも)

下は、動きやすい長ズボンがいいのではないかと思います。虫さされ予防になるし。
半ズボンでないと困るほど暑くなることはありませんでした。

他に私はワンピースを1枚持っていきましたが、こちらも重宝しました。
ドレスコードはありませんが、夕食のときなど、やはり欧米の方たちはそれなりにキチンとした格好で席についていらっしゃいました。ゲームドライブ時と同じ格好だと少し恥ずかしい思いをするかもしれません。
男性は襟シャツを1枚用意しておくといいのではと思います。



■その他持参して良かったもの

細かいことを言うとキリがありませんので、個人的にこれは!というものだけ載せておきます。

もって行くことを絶対オススメするのはこの本。



動物図鑑のようなものです。
英語ガイドだと、動物の名前を英語で言わないと伝わらないので、辞書代わりにも役立ちました。
また、こちらの本は動物の写真と説明が本当に詳しく書いてあるので、かなりおすすめです。
旦那も食い入るように見ていました。
マサイマラで20年間ガイドを務めているというドライバーも、この本を手にとっては感心していました。
(日本語は読めないだろうけど、写真と英語表記の部分を読んで、とても良く書かれた本だと言っていました。)

せっかく動物たちを見にサファリに行くなら、動物の生態にも興味を持って観察すると、
サファリが3倍、いや5倍は楽しめますし、ガイドとの会話も弾みます!

そのほかはベタですが、、、

・一眼レフ(充電器と予備のメモリカードも)
・双眼鏡
・マスク(機内や夜乾燥している時役立ちました)
・リップクリームやハンドクリームなど
・のど飴
・バンダナ(ゲームドライブ中の埃よけに役立ちました)
・サンダル(スリッパ代わりにロッジの中で重宝します)
・帽子(風で飛ばされないように紐付きのものや頭にしっかりフィットするものがオススメ)
・サングラス(埃よけにもなります)
・レッグウォーマー(個人的に寒いときはいつもつけています)

こんなところでしょうか。


これからケニア旅行に行かれる方の旅が思い出深い素晴らしいものになりますように☆



最後に、私が参考にさせて頂いたサイトのURLを貼り付けておきます。

チャイままさんのサイト「MARA:SORA」
http://chaimama.com/kenya/index.html

マルタケエビスさんのサイト「ケニアハネムーン旅行記」
http://ebisu.surbiton.jp/travel/kenya/index.html

日本人経営のマサイマラロッジ「ムパタサファリクラブ」のHP
http://www.mpata.com/faq.htm

黄熱病予防接種について「厚生労働省検疫所 FORTH」
http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html

その他、4travelでも沢山の旅行記を参考にさせていただきました。
http://4travel.jp/os_travelogue_list-country-kenya.html


ケニア旅行 ⑩サバンナの空

2014年02月22日 | 旅行 -ケニア
今回のケニアの旅、動物たちもさることながらとにかく感動したのは、一面に広がる空でした。



こんなに何もないところ来たのは生まれて初めてだと思います。


雲の動きが激しく移り変わるサバンナの空。

キャンパスに写してそのまま額に入れて飾っておきたいほど美しかったです。

また、そんな空の下で無邪気に駆け回る動物たちが本当に羨ましかった。



一眼レフの広角レンズを買わなかったことに少しばかり後悔しましたが、
旦那が携帯で見事な空の写真を沢山撮ってくれていました。


写真でどこまで伝わるかわからないけど、素敵な写真を沢山貼り付けておきます。

 



 












この空の下に人間や動物が入るとまたすごく雰囲気が出るんです。

    


私が入るとなんだか合成写真みたいですが。。。苦笑





今思い出すだけでもため息が出ます。

いつかまた、あの空を見に行きたいです。




…ということで、これでケニア旅行記はおしまいにします。


私の周りでもケニア旅行に興味を持ってくれた人が沢山いたので、
次回、私がお世話になった旅行会社の紹介と、注意事項等々をまとめたいと思います。


長い旅行記を読んでくださった皆様、ありがとうございました!!


ケニア旅行 ⑨ボートサファリ&ブッシュウォーク

2014年02月21日 | 旅行 -ケニア
KIANGAZIの二日目の朝はボートサファリから始まりました。


こちらKIANGAZI所有のサファリカー。



湖に着くと、ライフジャケットを装着し、ボートに乗り込みました。

 

ここにはワニはいないとのことで一安心。

カバはいるといっていましたがほとんど会えませんでした。


しかし、とにかく色んな種類の鳥がいっぱい!!!

  

いっせいに羽ばたく様子は美しい。



こちら、アフリカンフィッシュイーグル。(和名:三色海鷲)



ここアフリカでは、餌付けはしないのかと思いきや、
フィッシュイーグルの狩りの場面を見せてくれるということで、
ガイドが持ってきていた魚を湖に投げ入れました。

すると、優雅に羽を羽ばたかせ飛んできたイーグルが見事に魚を足で捕まえてもって行きました。

 


鳥にはあまり詳しくないので、ふ~んと眺める程度でしたが、
色んな種類の鳥がいるもんですね。そして結構カラフルな鳥も沢山いて綺麗でした。

のんびりボートに揺られて心地の良い時間でした。


さて、ボートサファリが終わると、お次は朝食。

ここで、ビックリサプライズ!!ロッジがニクい演出をしてくれたのですが、
サプライズだったので、あえてココでは紹介しないことにしておきます。

KIANGAZIのご利用をご検討の方、どうぞお楽しみに♪♪


とっても嬉しいサプライズに心躍る気分で、お次はブッシュウォーク!

ブッシュウォークというくらいだから、安全な池の周りとかで小動物を見るのかなと思っていたのですが、
なんと、草原のど真ん中で、「ここで降りて良いよ」といわれてびっくり!



「一定の距離を置いて車で追いかけるから、
もしバッファローとかが近づいてきて危険を感じたらすぐに車に戻ってね。」

…って、そんなんでいいんですか。。。

と思いつつ、動物たちと同じ大地に立てることが嬉しくて、ゆっくりゆっくり歩いてみました。

 

遠くにもう一組ブッシュウォーク中。




まあ、人間が降りると動物たちは逃げていくもんで、
歩いている間は近くに動物が来ることはありませんでした。

でも道には沢山の動物たちの生活の痕跡が残っていてとても興味深かったです。

色んなところに穴が掘ってあるので、何かな~と覗いてみたりしたのですが、
するとガイドが飛んできて、「穴は覗かないで!」と怒られました。

たまにイボイノシシとかが潜んでいることがあったりするとかで、驚かすかもしれないからやめてと。
動物に刺激やストレスを与えることはタブーなんですって。

お日様も昇って暑くなってきたので、適当なところでブッシュウォークは切り上げ、
お次はオススメされた薔薇園に行くことにしました。




ビニールハウスで薔薇を育てているんだって。

    

とっても美しい。
香りもよくて気分もバラ色♪♪


その後ロッジに戻ってお昼ごはんをいただきました。


午後にはナイロビに戻らなければならなかったので、KIANGAZIともここでお別れです。
1泊2日でも十二分に楽しませていただきました。感謝感激!!
とても心地よい滞在だったので、チップもはずんでしまいました(^^)


ケニア旅行 ⑧KIANGAZI

2014年02月20日 | 旅行 -ケニア
ガバナーズに4泊したのち、一度ナイロビに戻り、そこからナイバシャ湖の方へ向かいました。

最後はナイバシャ湖近くのホテルロッジに1泊。


旅行代理店オススメのKIANGAZIというロッジです。

ここがまたなんとも素敵で。夢の世界でした。
素晴らしい旅の締めくくりとなりました。


KIANGAZI入り口。



デラックスルーム。


(スタンダードルームが空いていなくてデラックスを予約するはめになりましたが、結果大満足!)


見てください。この大きな暖炉!



各お部屋にも備え付けてあるようです。

暖炉の火がぱちぱちいう音と、その温かさを感じると、
なんともいえない安心感に包まれますよね。しわわへ~*^^*(幸せ)。


夕食は中。お昼は外で。

 


ここのお食事、何を食べても本当に美味しかった!!
旦那も大絶賛!!見た目もお味も一流のレストランに匹敵するのではというほどのでした。

 


ロッジからの眺め。奥には湖が。
近くまで動物がやってくることもめずらしくありません。




KIANGAZIの宿泊費には以下のオプションが全て含まれておりました!

・Sundowners
・Guided Bush Walk
・ゲームドライブ
・ボートサファリ
・アルコール含むドリンク代

時間がなくて入れませんでしたが、プールも完備。
のんびり優雅な時間を過ごしたい方にはもってこいです。



14:00頃にこちらのロッジにつきました。
その日は、ロッジで冷たいビールをいただいて、のんびりした後、16:00にゲームドライブにでかけました。

ここでは、一組に一台、専任のドライバーが就いてくれてとってもVIP待遇です。

ゲームドライブを行う公園はここのKIANGAZIが所有する車と
近くのCHUI LODGEが所有する車の計6台だけ出入りが許された公園だそうです。

木々が多いので、車が通れる道がちゃんと作られておりました。
道があるので、その道をたどれば少し暗くなってもちゃんとロッジまで帰れるという寸法です。
場所によってサファリの仕方も色々なんだなと学びました。


ここでは、マサイマラに比べると見れる動物は少ないように思いましたが、
マサイマラにはいないけどここでなら見れるという貴重な動物に会うこともできました。

こちらは、グレビーシマウマです。(写真右は普通のシマウマ)

   

グレビーシマウマは普通のシマウマに比べて縞模様がとっても細い。
見ていると芸術的!このシマウマ、ガイドさんのお気に入りの動物だといっていましたが、
私もとても気に入りました。


そして、こちらのダチョウは、ソマリダチョウです。(写真右はマサイダチョウ)

   

マサイダチョウと違い、肌が青みがかっているのが特徴なんだとか。ホントだ。


そのほか、動物の赤ちゃんに出会える遭遇率はマサイマラよりこちらの方が高かったように思います。

でもやっぱり、ワイルドな猫科の動物に会いたいなら、断然マサイマラかな。




ゲームドライブの後、夕暮れを楽しむSundownersをお願いしました。

眺めの良い小高い丘で、薪を炊いてくつろぎます。



ちょっとしたおやつまで用意してくれました。



もちろんドリンクも♪♪



この日は雲が多く、綺麗な夕陽は拝めず、いつの間にか暗くなってしまいましたが、
とても優雅な時間を過ごすことができました。




帰りは真っ暗。ライトを照らしながら道をたどります。
図らずもナイトサファリを楽しむことができてしまいました。

  

ここの保護区にいるたった一匹の雄ライオン。名前はジョージというんですって。





ロッジに戻って夕飯を頂いたあとは、
久しぶりにゆっくりバスタブに浸かり、心地よい眠りについたのでした。



しかし、新婚旅行か?!というくらいリッチでセレブな待遇です。
これまで素朴で質素な旅を好んで選択していたもので、なんだか恐縮です。。。笑

ケニア旅行 ⑦フォトギャラリー(親子&ベイビー編)

2014年02月19日 | 旅行 -ケニア
さてさて、今回私が最も叶えたかった、動物の赤ちゃん達に会いたい!という願望。

見事に果たせました。


いやはや、本当に会えるとは思いませんでした。

野生のライオンの赤ちゃん。




ズキュン❤


ハート撃ち抜かれました。…可愛すぎる。。。(♡▽♡)





それから、ハイエナの赤ちゃんがこんなに可愛いなんて知りませんでした。



ハイエナもこんなに優しい顔をするんですね。
写真をクリックして、是非アップで見てください!この母親の目!




こちら、イボイノシシの赤ちゃん。規則正しく並んでいます。めっちゃキュート♡♡♡




カバの親子。日向ぼっこ気持ち良さそうです(^^*)




これすごいっ!みんなこっち向いてくれた!
バッファローの成長の過程。笑




シマウマの赤ちゃんって茶色いんですね。



グレビーシマウマ。おっぱい飲んでいます。




これ何の赤ちゃんだか分かりますか??



実は、ヌーなんです。

大人になると、こうなる。



変わりすぎ!!

でも親子で歩いているとやっぱり似てる(*^^*)




こちらは、サバンナヒヒの親子。お母さんの背中で安心しきっちゃってますね♡




キリンの赤ちゃんにも出会えた!



子供だけでいたから比較対象がないので分かりにくいですが、
普通のキリンの脚くらいの大きさでした。


こちらは、トピの親子です。この幸せそうな顔~♡♡♡






カメラど素人の私でもこんなに素敵な写真が沢山とれました。

だって、どこにカメラを向けてもその時がいつもシャッターチャンスなんですもん。

どの瞬間も全てがスペシャルに輝く一瞬で。

これはもう、高いカメラ買ってわざわざアフリカに行く人の気持ちが分かりますよ。ホント。




草食動物の日常はとっても平和そう。
仲間同士かけまわったり、じゃれついたり、昼寝したり。
まさに動物の楽園パラダイスって感じでした。

でも、ひとたび肉食動物が近くに来ると、一斉にに警戒態勢に入ります。

仲間に危険を知らせる合図を出して、ピンと耳を立てて、目を見開いて、一気に緊張感が走ります。

いつ来るかもしれない危険と常に隣り合わせなのにも関わらず、
どうしてこんなに楽しそうなんだろう。

動物の生活はすごーくシンプル。

本能のままに生きるって素晴らしいな。


草原の真ん中で車を停めて、エンジンを切ると、動物たちの笑い声が聞こえてきそうでした。


風に草木が揺れる音。日の光。鳥のさえずり。大地の香り。


自然こそがこの世で一番の贅沢品だな~とつくづく思いました。