ユキノシタ

　　冬でも地面の上に葉を広げ、きっと雪が
　　降ってもその下で元気に育つところが
　　名の所以なのでょう。つげの木の下の
　　日陰で、他所よりも少し遅れて今頃、花
　　茎を伸ばしています。
　　何とも頼りなげで、この目立たないぐらい
　　小さな花が、これまたよく見ると、花弁の
　　様子が独特です。地味な花でも、それぞれ
　　に、自分を見てねとささやいているようです。

箱根釣鐘草

　　もう１０年ぐらい前になるかし
　　ら？小さな苗木を花の可愛さに
　　つられて買ったのは・・・
　　草と名がついてるけれど実は木
　　で、どうだんの仲間とか。
　　毎年少しづつ成長して今では
　　40ｃｍほどになりました。春に
　　なると柔らかい産毛のある葉が
　　出て、名のとおりべルのような
　　１ｃｍほどの花をつけます。
　　今年はたった３個。ヤマボウシ
　　の木の下でひっそりと咲いてい
　　ます。毎春、今年も咲くかなと
　　ドキドキします。

ヨハンシュトラウス(バラ） ―その３―

　　背の高いクィーンエリザベスの
　　横に低く咲いているヨハンシュト
　　ラウス。濃いピンクの花の横に
　　薄いピンクの花・・・
　　咲き進むとさらに薄いになり、
　　中心にほんのりと薄いクリーム色
　　を感じます。

　　――もう少しバラの仲間達を増やしま
　　　　しょうか？
　　私を忘れなければね・・・
　　もちろん！