ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

DVD-R『ノストラダムスの大予言 Catastrophe 1999』をやっとこさ鑑賞した。

2011-06-26 21:54:06 | 日記
いやぁ、Yahoo!オークションが海賊版やコピー商品が野放しに出品されていた時代に落札した品物なんだが、今頃になってやっと鑑賞した。

画質は、当然悪い。ソースはVHSだろう。

この映画、公開当時は、文部省の推薦映画だったんだってね。

流石'74年の映画なんで出演者が若い事、若い事。

丹波哲郎はかくしゃくとしていて元気溌剌、黒沢年男は髪の毛が真っ黒でフッサフサだし。

由美かおるだけは、そう変わっていないのには驚くな。なんか秘訣でも有るんかしら? 公開から36年も経っているんだが。

公開直後、描写の一部に反倫理的・差別的だとのクレームが付き、東宝が問題の描写の一部をカットした修正版フィルムと差し替え、公開を続行。当時の邦画興行収入の2位を記録したんだそうだ。

'86年春にソフト化が告知された物の、社内の反対意見により中止となる。'95年にめりけんで英語吹き替え版のビデオとLDが発売されたっきりで、これ以外はソフト化されていないらしい。

1998年8月、劇中の音声を録音したドラマCDが東宝の協力を得たとするメーカー(グリフォン)より発売されたらしいが、東宝から資料用として貸し出したビデオがグリフォンの関係者から横流しされたってーのが真実なんじゃねーの?

詳しく知りたい人は、安藤健二著『封印作品の謎』に詳しく紹介されているので、そちらをどうぞ。

古い映画だけあって、出演者の中には既に故人となられるてい方も多いね。

酒喰らいながら観たんで、途中寝ちゃったり(ツマンなくて寝たんじゃなくって、酔っ払ったモンで)したんだが、クライマックスの核戦争や大地震の特撮シーンは流石に観応えが有ったね。『世界大戦争』からの流用も有ったみたいだけれど。

原発が木っ端微塵になるシーンには、え?、と思ったけどさぁ。

問題のクレームがついたシーンは、まぁ、どうって事の無い物だったけれどなぁ。何でもクレームを付け様と思えば、付けられるモンだわ。

そういえば、TVニュースキャスター役で、納谷悟朗氏がご出演なさっているそうだ。気が付かなかったな。ちょいと横になって寝てる時に流れたシーンなんだろうか?

近々にもう一度観直さんといかんな。


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