“教育的指導”で『ハイサイおじさん』消える、『酔っぱらいの歌が高校野球にそぐわない』と投書。

興南高校野球部OB会ってのは、事無かれ主義の阿呆の集まりだな。

『甲子園で開かれている第92回全国高校野球選手権大会で、準々決勝進出を果たした興南高校（沖縄）のアルプススタンド応援席から、沖縄代表の定番応援歌「ハイサイおじさん」が、ピタリと消えた。理由は、酔っぱらいおじさんを扱った歌詞が高校野球に相応しくないという“教育的指導”。興南高校は18日の準々決勝第2試合に登場するが、御馴染みのメロディー復活を求める声は根強い。「ハイサイおじさん」は、約30年前に沖縄で生まれた歌謡曲。25年程前、沖縄出身で兵庫県尼崎市内の中学校で音楽教諭をしていた羽地靖隆さん（62）が、甲子園に出場した沖縄勢を応援する為、生徒達と演奏したのが始まり。独特のリズムが人気となり、沖縄県勢共通の応援曲となった。所が今年7月、地元紙に、「遊郭を遊び歩く酒飲みおじさんをからかう原曲の歌詞が、高校野球にそぐわない」という内容の投書が掲載された事から、興南高校野球部OB会が使用自粛を決めた。』

どんな曲だっけ? 高校野球には全く興味が無いので判らんなぁ。家人がTV観戦しているのを横で殆ど音声のみを聞いている程度。

沖縄県の応援曲としてそのまま使い続けても全く問題無いと思うがねぇ。メロディー聴いて歌詞が思い浮かぶのは、現行でも一部の沖縄県民か、一部の沖縄出身者、へヴィな沖縄ファン位なものだろう。その数、高校野球視聴者全体から見たらホンの一撮み。

投書内容は確かに一部は正論なのかも知れないが、使用しているのはメロディーのみ。応援席全体で合唱している訳じゃ有るまいし、シカトブッコいてもいい投書内容。

『盆踊り大会を中止しないと何かが起こるぞ』、と激馬鹿からの脅迫手紙にビビって盆踊り大会を中止した某自治体を、遥かに上回る馬鹿ッ振りには呆れ帰る。

開き直って自説を主張しろよ。

『ルパン三世のテーマ』、主人公達が泥棒だから高校野球に相応しくない。
『宇宙戦艦ヤマト』、太平洋戦争を連想させるので高校野球に相応しくない。
『Go!Go!トリトン』、敵対民族絶滅をテーマに扱っているので高校野球に相応しくない。
『必殺仕事人のテーマ』、殺し屋が主人公なので高校野球に相応しくない。
『ひみつのアッコちゃん～すきすきソング～』、納豆売りが差別用語なので高校野球に相応しくない。
『狙い撃ち』、自己中女の歌なので高校野球に相応しくない。
『コンバットマーチ』、戦争ドラマの主題曲なので高校野球に相応しくない。
『暴れん坊将軍のテーマ』、身分制度を思い起こさせるので高校野球に相応しくない。
『天地人OPテーマ』人命を軽々しく扱った戦国時代を扱っているので高校野球に相応しくない。

と、興南高校野球部OB会は思いますがこれらの曲の使用に対しては、どの様にお考えですか? と。どうせまともな反論は返って来る訳が無いので、そのまま放っておけば良かったんだが…。

更に開き直って『あの曲は「ハイサイおじさん」では有りません。あれは志村けんの「へんなオジさん」です』って返せば面白かったのにね。投書した阿呆も呆れてもう何も言ってこなかったかも知れないのになぁ。

歴史有る応援曲なんだからどっしりと構えて、ガイキチのクレームなんか無視すりゃぁ良かったんだよ。一々隣国のクレームに脅え、いかれたコメントと政策打ち出してる民主党じゃあ無いんだからさ。

さて、明日11時開始の『報徳学園 × 興南』、『ハイサイおじさん』は復活するか否か?

駄目なら、来年春の甲子園に期待するしか無いかのなぁ。