服役19回、計約22年服役。耳が聞こえず、軽度の知的障害を持つ63歳男に実刑。生活費の為に盗み繰り返す。

あぁ、やっぱり執行猶予は無理だったか。

『福岡市内のアパートに侵入して現金を盗んだとして窃盗などの罪に問われた男（63）＝福岡県春日市＝に、福岡地裁（高原正良裁判官）は27日、懲役10ヶ月（求刑懲役2年）の判決を言い渡した。男は耳が聞こえず、軽度の知的障害も有り、過去に同様の罪で19回、計約22年服役している。弁護側は「刑務所教育では効果は上がらない」として、更生支援を受ける為の執行猶予を求めたが、高原裁判官は「刑事責任能力は有り、責任を取るべきだ」として退け、言い渡し後「社会復帰した時には、福祉の支援を受けて真面目に生活して下さい」と説諭した。弁護側によると、男は障害者年金を受給していたが、管理していた家族から旨く受け取れず、生活費を得る為に盗みを繰り返していたという。弁護側は執行猶予を求めた上で、国の事業で設置された「福岡県地域生活定着支援センター」の関連施設に入所出来る様手配していた。』

受給していた障害者年金を、管理していた家族から旨く受け取れなかった事が、一切問題視されていないって事は、このおっちゃんには浪費癖が有って、月々の受給額を一括で渡しちゃうと短期間の間に使い果たしてしまうって事が、過去に何度も有ったんだろうね。

金が無くなるたんびに、家族に金をせびったり、窃盗を繰り返していたんだろう。

そうさせない為に、障害者年金を家族が分割して定期的に渡していたんだろうが、このおっちゃんの浪費壁は抜ける事は無かったんだろうね。

恐らくは、パチンコ辺りに金を突っ込んでいたんじゃないかね?

弁護士の主張している通り『刑務所教育では効果は上がらない』事は、過去に服役19回、合計約22年服役から何の学習もしていないこのおっちゃんの行為からも判るんだが、だからと言ってそれに変わる更正支援なんて物はこの世には存在しないと思う。

取り敢えず、10ヶ月の服役が終った段階で『福岡県地域生活定着支援センター』の関連施設に入所させてやったら?

暫くの間は大人しくしているかも知れないが、ほとぼりが冷めたと自己判断した途端、又ぞろ施設内で窃盗事件が頻発するんじゃないかなぁ。

ま、一つの社会実験だ。

試しにやって見たら?