ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

佐々淳行氏『菅政権は危機管理上やってはならぬ事行った』無能の人災も降り掛かる国民の不幸。

2011-03-22 21:33:37 | 日記
流石に危機管理専門家だけ有って、その言葉は重い。

『計画停電は、東電の責任というより、「政治主導」を演出したい菅政権が引き起こした。計画停電は13日18時半から東電により発表予定だったが、首相が直接国民に呼び掛ける体裁を取りたいが為に、首相らの会見後の午後8時20分にずれ込んだ。そのた為鉄道会社等は対応の時間が取れず、翌朝のダイヤ混乱に繋がった。更に、14日の18時20分から3時間毎に実施するとしていた停電に実際に踏み切ったのが午後だった事が混乱に拍車を駆けた。初代内閣安全保障室長を務めた佐々淳行氏が危機管理の観点から“無計画”な計画停電を批判する。「オーダー(命令)→カウンターオーダー(取り消し)→ディスオーダー(混乱)という、危機管理上有ってはならない事をしています。停電すると一度決めたからには、何が有ってもやり切る事が重要です」そもそも電力の供給不足は国が責任を持って対応する必要が有る。第1次オイルショック時は電気事業法に基付いて産業界の電力使用制限を行なった。しかし、今回は国の規制ではなく東電という民間企業に対応を任せた。絵に描いた様な責任逃れである。菅政権の危機管理の欠陥は自衛隊の投入手法にも有った。「危機に直面した際にタブーとされるのが“兵力の逐次投入”です。菅首相は自衛隊の投入を、2万→5万→10万人と増やした。兵力を小出しにするのは投入効果を薄める。そんな基本さえも知らなかったのです」現場の迷惑も考えずに被災地の視察に訪れた様に、菅政権の「政治主導」はパフォーマンスに尽きる。未曾有の天災と共に、無能の人災も降りかかる国民の不幸。』

俗に言う『朝令暮改』って奴か。

いや、パフォーマンスやってもさ、それがいい方向に転んで結果さえ良ければ何の問題も無いんだけれども、菅の場合は本当に自己満足の為のパフォーマンスで、しかも碌でもない結果しか呼び起こしていないから、批判の対象にされちまうんだな。

ご本人と、その側近の一部はパフォーマンスだとは思っていないのかも知れないが…。

会見を開いても、中身の無いスッカスカの内容ばっかりだし。意味の無い無駄な被災地の視察に行きたがるし。

計画停電も電気が潤沢に確保出来たので、予定を変更して停電が無かったなんて事を何度も繰り返しているしな。

これは有る意味迷惑な話だぜぇ。

飲食店なんか大迷惑だ。

計画停電時間に合わせ、営業時間の短縮や食材の確保量を調整してたら電気が止まらないとかな。

次回も停電無しか? とか変に期待したりしていると、フルタイムで営業しようと食材を準備していたら、今度は予定通り停電になったりしてな。

計画停電初日に、朝から電車が動かなくなっている事を駅に着いた時に初めて知った女子高生が『これは計画停電じゃない、無計画停電だ』と怒り狂って発言していたけれど、全くその通り。

停電のタイムテーブルを決定しているんだったら、予定通り停電させろよ。

コメントを投稿