スピナーどんのドントマインド

雑種犬、スピナーどんの楽しい毎日。
西オーストラリア、マンジュラから発信中~!

Walkの重要性に目からウロコ☆

2015年04月13日 | お悩み相談

ナオピーは 言わずと知れた「犬バカ」ですが、


スピナーどんにかける愛情は 日に日に増し、


この胸キュン状態を 自分でもどう処理したら良いのやら、


時々、スピナーどんの耳に かじりつきたくなるほど、、、



もう、お腹を痛めて産み落とした子のように 大事、大事な子なのです。








、、、、ところが、お恥ずかしい事に、つい、、ほんのつい最近、



この愛情のかけ方の 見当違いっぷりに ようやく気付き始めた気がします。



、、、というのも、



実は、スピナーどん お家では比較的良い子なのに、


散歩や、ドッグパークへ連れていった際は



けっこう ドミナント(支配的)な奴になるんです。



他の犬へ マウンティングする事も多く、遊び方も荒いため、



他の犬の飼い主さんから「 Hey, Easy !」と怒られる事もあります。








なぜ、スピナーが支配的になるのか、、、、?


それは きっと ナオピーに支配力が無いから、、、?



それに悩み、この頃は毎日のように Cesar Millanさんの番組を ネットで見て



これが 本当に良い勉強になります。



そして、ようやく 愛情のかけ方の間違いに 気付き始めました。



スピナーを2か月のパピーの時に 施設からアダプトして以来、



私は スピナーの「母親」になったつもりでいたのですが、


本当は スピナーの 「母犬」にならなければいけなかったのです!



当然、人間の母親と 犬の母親では やり方が違います。



犬の母親は リーダーでもあり、圧倒的な支配力を持っているはずです。



子犬の機嫌など取らず、有無を言わせぬリーダーシップがあるはずです。



ところが、ナオピーは今まで毎日 スピナーを楽しませたい!嬉しがらせたい!と、



ご機嫌取りばかり していたのかも 知れません、、、、。




散歩ひとつにしても その基本を履き違えていたのかも 知れません。



今まで 「散歩」というのは スピナーのために行くのだから、



スピナーが行きたい方に向かい、匂いを嗅ぎたいだけ嗅がせ、



小枝をくわえたければ くわえさせ、花壇のへりに上りたければ上らせ、



スピナーが思いっきり散歩を満喫して楽しめるようにしていたのです。



そして、時々、こんな顔で





「 楽しいねぇ~」なんて 見上げてくれると


あ~、スピナーが満足してて 良かったな♪なんて 微笑み返したりして。



ところが、最近 このような事が 支配権を奪われる原因ではないか?と気付いたのです。



Cesar Millanさんが指導する 「Walk」とは、



犬は常に自分の横少し後ろに付いて歩かせ ほとんど犬を見ない、



自分は進行方向だけを見て ずんずん歩く。



犬は飼い主が行く方向に付いてくるだけ。








なんか、これじゃ 犬とのコミュニケーションが無くて 冷たい感じがしますが、



これは決して 犬の事を無視しているのではなく、



リーダーの強いエナジーを リードを通して伝えているのです。



犬は「信頼できるリーダーに安心して付いて行ける」という事が 一番 精神的に大切なのだそうです。



リーダーが冷静で、自分のすべき事をハッキリ分かっていて、堂々としていると、



犬も 冷静で安心して平和な気分でいられるそうなのです。



そこで、最近 このやり方でWalkをするようにしてみると!?



効果テキメン! 初日から 既にスピナーに変化が!



以前は あっちへ こっちへリードを引っ張ったり、



「おいらは こっちへ行くのじゃ!」と自己主張してみせたりしたのが、



Cesar Millan式 Walkでは ただひたすら 歩く事に集中、終始 落ち着いています。



他の家から 犬が吠えようが お構いなしにWalkに集中。



でも、これでは ただ黙々と歩くだけで つまらないんじゃないかな?と、、、



やっぱり、匂いを嗅いだり ちょっと探検したりしたいだろうと 思うのです。



そこで、ナオピーは 全てに指示を与える事にしました。



「ここで匂いを嗅げ」 「ここでは 探検しろ」など、



ナオピーの許可で 楽しい行動もできるように。



すると、スピナーも 遊びの許可が出た時だけ 自由に歩き回り、



「付け」で歩く時には 歩く事にだけ集中するようになりました。



、、、、この態度の違いが 何と 散歩のみならず全てに対して変化が出てきたのです。








以前から 家ではスピナーは ナオピーのストーカーのように 常にそばに居て、



ナオピーの行動に いちいち反応。



トイレやシャワーにまで付いてくるほどでした。



「可愛いやつめ~」と思っていたのですが、、、、



今から考えると それは「不安」の表われだったのかも?



ナオピーが椅子から立ち上がると



「どこ行くの? 置いてかないでっ!」という感じの表情だったのです。



ところが、最近 ナオピーが支配的に振る舞い始めると



スピナーは 常にそばには居ますが もっと冷静、安心して



まさに 「次の指示を 待ってスタンバイしている」ような感じに見えます。



犬は 尻尾を振って 満面の笑顔でエキサイトしている時だけが 幸せなのじゃない、



無表情で ジ~っとしていても 安心して従えるリーダーがそばに居れば



落ち着いた幸せな気分でいるのでしょう、きっと。




なんか、明らかな「主従関係」って響きがナオピーは嫌いなんだけど、


犬に関しては そこんとこがハッキリしていないと 



犬を不安にさせ、凶暴にもさせるので しっかりリーダーシップとらなくちゃね。



たかが 散歩って 思っていたけれど、 Walkの重要さに目からウロコの気分です!




「 Cesar Millan Mastering Leadership」(英語)

これを見て すごく勉強になったYoutubeビデオです。


一時間近い長いビデオですが、興味のある方は是非 ご覧になって下さい!









                





「おまけ」 ~ ついに念願の鹿の角 の巻 ~





やっと! 本当にやっと!



オーストラリアのペットショップで 鹿の角を売り始めました!



(、、、って、他の州では 既に売ってたかもしれませんが、、、)









ちなみに お値段は$15ほど。



以前から 鹿角の良さは聞いていましたが、



なかなか半信半疑、、、、ほんとに角なんて与えて良いのかな~?なんて。



さて、いよいよ スピナーどん 初の鹿角体験~!







もう、これ! ほ~んとに夢中です



しかも長持ちっ!



だんぜん 鹿角ファンになりました!







おかげで歯も 真っ白 キラリン 




犬友さん達にも おすすめしようと思います!




 追記 : 「鹿の角」を犬に与える事について、危険性もあるとの記事をよみました。
   
  「正しく選ぼう・おいしく食べよう」GREEN DOG

 鹿の角をかじらせる時は、必ず飼い主の監督下にてお願いします。
 また長時間 噛み続けると歯のエナメル質を傷つけたり、歯が折れる原因にもなる可能性があるので、
 充分、気を付けてあげて下さい。


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