裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

卓球界一"神った"男

2016-11-16 23:29:49 | 選手
今までペンを中心に選手を紹介してきたのだが,たまにはシェークでも紹介してみるかと腹をくくった所存w

今回紹介するのは劉国正

昭和55年3月生まれの36歳で,2000年代前半に主に活躍したシェークのドライブ型である。

板ってオーソドックスなドライブマンだが,ある要素が中国選手の中でもとりわけ神がかっているという。

それは,マッチポイントを握られた時の精神力である。

それがはっきりとした形で現れた一戦がこちら


2001年世界卓球,団体準決勝(2019年8月10日,差し替え済み)。

当時の中国NTでエースの1人だった孔令輝の2点落としで韓国に流れが寄りつつあったラスト,相手は金擇洙。

1ゲーム目を落とし,2ゲーム目でマッチポイントを握られるも,ゲームオールに持ち込んで中国に勝利をもたらした試合は,今世紀最大の競り合いとして今でも語り継がれている。

この試合では通算7回もマッチポイントを許したにもかかわらず逆転出来るとか,誰がどう見てもこの男は神がかっているとしか言いようがない。

しかもこの試合から4年後,上海大会のシングルスベスト8決定戦ではボル相手に同じく逆転勝ちを決めているから凄い

ただ,えらいモンで両大会シングルスはベスト8止まりだったのだが,いずれも負けた相手は馬琳だった……。

何だろう,この巡り合わせw

中国の英雄として一番の称賛を得た男は今,結婚して幸せに生活しているという

では,また


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