裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

今注目の孤軍奮闘ぶり

2016-06-24 13:09:11 | 選手
この頃選手紹介でドライブマンが多かった(当たり前かw)ので,たまには表フソト速攻型でも紹介するかw

今回紹介するのは,王増翠

読みはワン・ヅォンイだが,自分はあえて丸読みでワン・ゼンイとしているw

83年6月24日中国天津生まれ,今日で33歳のバースデーを迎えるベテランの1人。

今では数少なくなってしまったペン表&裏面ドライブのスタイルで,現在ではポーランドに移住して活躍している。

身長180cmとやや大き目ながら,小気味良いスマッシュや前陣での裏面ドライブ連打が特徴で,本気を出しさえすればカウンターも一発



本人の微博(中国版ツイッターより)

基本打法からドライブまで,かなり分かりやすく説明してくれている。

この人の試合を見て一つ思うのだが,高いボールをスマッシュするときについついシェーク持ちにしてしまうという悪癖が今でも引っかかってしまう。

そこはペンを貫けよw

とは言え,本気を出して時のスマッシュはえげつないものがあるので,かつての劉国梁ばりの勢いを見てみたいものだ。

では,また

愛工大 もう一人のペンドラOB

2016-06-20 22:50:16 | 選手
以前反転ペンでのドライブマンとして松下大星を紹介したと思うのだが,今回はもう一人,愛工大にいたペンドラ選手を紹介したい。

今回紹介するのは加藤由行

先に紹介した松下選手は反転ペンだが,こちらは中ペンでのドライブ型。

しかも3つ上の先輩で,同じくチキータや台上ドライブからの力強いドライブ攻撃を得意としている。


2012年12月1日日本リーグでの下山隆敬戦にて。

サービスの出し方をよく見てみると,王晧と同じような巻き込み式でアップダウンサービスを効果的に出していると思う。

この辺りは松下選手とも共通している。

愛工大から出た2人のペンドラ,これから先少しでも世界に行けるように,頑張ってほしいものである。

では,また

反転ペンドライブ型のきら星

2016-06-16 23:55:38 | 選手
選手紹介が最近外人が多い気がしてきたので,今回は久々に日本人選手をご紹介。

今回紹介するのは松下大星

96年8月生まれ,今年20歳にして数少ないペンドライブ型の1人である。

愛工大の主力選手の一員で,過去にはインターハイの男子シングルスで3年連続ベスト8等,安定した成績を残している。

裏面ドライブを取り入れた今風のスタイルだが,特筆すべき点はラケットが反転式で,しかも瞬間的にスナップを効かせることに長けているということ。


本人が出ているDVDより。

ダイジェストではあるものの,ドライブからチキータに至るまで,インパクト直前まで手首を曲げるのを待ってからの打球は非常に参考になる。

自分も今,チキータはこのスタイルで行こうと今練習をしている。

ちなみに同じスタイルのペンドラで同じ学校の先輩にあたる加藤由行もいるが,それはまたの機会に。

では.また

あのチームが……。

2016-06-07 22:57:01 | 試合
昨日,かつてお世話になっていたクラブチームのブログを見て知ったのだが……。

2日前に行われていた京都でのインターハイ予選で,66回目のインターハイ出場を狙っていた東山高校が,とうとうここに来てその連続出場記録が途絶えたという

初めて知ったときは目を疑ったのだが……。


何と見に来ていた人がしてくれていたので,掲載しておく。

手前が東山の瀬古選手で,奥が龍谷大平安の足立原選手。

3ゲーム目9-9になったところでタイムアウトを取り,一旦東山がゲームポイントに達するも,そこから一気にひっくり返された感じ。

自分も出身は京都の高校だったのだが,その時からずっと東山による神話は続くものと思っていた。

手元にある2000年8月の卓レポの1冊で東山高校の特集があるのだが,その中のインタビューで今井良春監督(当時)が,

「100年連続出場といきたいね~w」

と語っていたが,それが今回叶わぬものとなってしまった。

勝てた平安は当然祝福するけれども,その反面負けた東山を見ていると複雑になってしまう。

絶対って,その言葉通りにはならんモンやな……。

詳しい結果はこちら

では,また

女子日ペン 最後の生き残り

2016-06-04 23:57:27 | 選手
ネタが尽きてきそうなので,約数週間ぶりに選手紹介を決意

今回紹介するのは文炫晶

これまた知る人ぞ知る,韓国にあける日ペン使いの最後の生き残りの一人である。

韓国の女子で日ペンの紹介言うたらもう沈セロム以来かなw

女子らしく前陣速攻に近いドライブマンで,特にショートは横回転をかけて変化をつけるのが特徴的

そしてその選手生活においては,2005年の世界卓球では当時最強の中国選手の一人だった王楠の4連覇を阻み,さらにその年のプロツアーグランドファイナルではシングルス3位に食い込み,そして2008年の世界卓球の団体戦では福原愛に最後まで競り合ったりと,名場面を残している。


2013年ジャパンオープンの決勝にて。

愛ちゃんが優勝した時の決勝で,正直久々に文炫晶を見た試合でもある。

この試合でもバック対バックのラリーにおいて横回転ショートを使って変化をつけているのだが,やはり愛ちゃんの広角な打ち分けの方が上回っている印象。

この試合以降彼女が表舞台で活躍したという話は聞いてないが,去年のオーストラリアオープンでまた愛ちゃんと当たったそう。

まだまだ現役で頑張ってほしい。

では,また