裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

日の出づる国より,粒高

2016-03-28 23:10:51 | 選手
皆さんは日本の女子で粒高を使っていた選手と聞くと,誰が思い浮かぶだろうか。

たいていの人は真っ先に福岡春菜を思い浮かべるだろうが,今回紹介するのは全くの別人物w

今回紹介するのは海津富美代

1967年4月1日生まれ,旧姓は山下で,若狭高校から中京大学,松下電工と言うキャリアで,90年代初頭に活躍したペン粒のレジェンドの一人である。

オリンピックはバルセロナとアトランタに2大会連続で出場し,現役時代には今や廃盤となったニッタクのアバロックスにTSPのカールと言う組み合わせを愛用したことで知られている。


とある試合にて。

旧姓を名乗っていた時代に,何と亞萍と戦っていた動画があったので

当時絶対的な強さを誇っていた亞萍に対し,何とかして攪乱してやろうという姿勢が見て取れる。

自分はこの人を2004年卓球王国の別冊カタログのグッズストーリーと言うコーナーで初めて知ったのだが,その時のインタビューでの彼女の「心がラバーに出る」と言う発言が印象的だったのを覚えている。

やはり一流選手といえども,最後に勝負を左右するのはその人の心持ち,と言う考えである。

やはり世界レベルで活躍した人は考え方が違う

現在ではオリンピアスポーツクラブと言う所でコーチをされているそうだ。

では,また

Insane table tennis training(?)

2016-03-23 23:55:57 | 技術
今年に入ってからホンマにネタに困るorz

先日何気なくYouTubeを見ていたら,こんな動画が見つかったので



何と球を出す側が1台,練習する側が2台並べてのファルケンベリ・フットワーク

恐らく前陣でも大きく動けるようにするための工夫であるらしいのだが……。

かつて自分が所属していたチームの合宿では,これ以上の事をしていたのをネットで見たことがある(やったことないけどw)

また,足腰の弱さに危機感を感じた自分にとってはいい練習になるかも分からん。

では,また

レジェンド去る

2016-03-19 23:57:57 | 選手
シェークドライブ型でヨーロッパのレジェンドと聞いて,ワルドナーを思い浮かべないものはいないであろうと思う。

そんな彼なのだが,何と先月11日のスウェーデン・エリートリーグでの試合をもって,とうとう引退したという

50歳となる今日まで,長きにわたってプレーしてきたワルドナー。

その独自のオールラウンド性と天性のボールタッチを駆使し,世界選手権とオリンピックをはじめとして数々のタイトルを得て,長い卓球史上で最強中国を脅かしてきた数少ない存在。

一時代を作って来た彼が,いよいよここに来て,ラケットを置くことを決意したのだ。

自分の中では,中国をはじめ数多くの選手を相手に,力でものを言わすでもなく漂々とした態度で振り回していたのがことに印象的。

引退してからはITTFレジェンドツアーでの活動に重きを置くことになるとの事。

ソースはこちら

お疲れした,天才ワルドナー

では,また

現代のペン粒のテクニシャン Part2

2016-03-10 23:55:18 | 選手
久々に選手紹介をしたい気分にw

今回紹介したいのは陳晴

2000年代半ばに一時期活躍した選手で,以前紹介した同じペン粒の周昕彤からすると先輩にあたる。

フォア表ソフト,バック粒高と言う変則的な組み合わせで,フォアハンドで攻撃したかと思いきや粒高でブロックしたりと,変幻自在のプレーを得意とする。

しかも表のみならずたまに粒でもフォアハンドで打てるのだから厄介だ


何と2007年世界卓球の混合ダブルスで張超と組んで李廷祐&李恩姫組と当った時の試合があったため

相手となる韓国ペア,フォアの攻撃と粒高でのブロックとのギャップに戸惑う場面がちょくちょく。

それに流しやストップで先手を取られて得点されている印象がある。

ちなみにワールドラバーマーケットからは銀河と言う卓球メーカーとの共同開発による粒高ラバーQingが出ているという。

では,また

世界卓球2016 結果発表

2016-03-06 23:42:44 | 試合
スマホが水没して意気消沈していたために更新が出来ず

男女とも決勝に進んだ世界卓球。

残念ながら両者とも中国に敗れて2位となってしまった

しかしながら,女子は2大会連続,男子に至っては39年ぶりの決勝進出が若い力によってなされたので,今回の活躍は十分に評価してもいいと言える。

特に女子はドイツに一度は負けたり北朝鮮に苦しめられたりと決してその道は平坦ではなかったという。

っていうか,男女とも今回のメンツを見て思ったのだが……。

愛ちゃんも水谷も結構長く見て来たのだが,10年も見てると最年長としても風格を感じてしまう。

ともあれ,今年はリオ五輪があるので次こそリベンジしてほしいと思う。

では,また