裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

ペン表+裏面の名将

2015-08-17 23:49:32 | 選手
今までペンの選手を数多く紹介しておいて,この人が欠落していることに,今更ながら気が付いた

今回の人物は劉国梁

99年世界チャンピオン,そしてアトランタ五輪の金メダリストであり,今や中国ナショナルチーム首脳陣の顔としてお馴染み

ヨーロッパのシェーク攻撃型にペンが押されていた中,初めて裏面ドライブを世界で使うという,その当時としては斬新な試みで世界のトップの座を掴み,後にペンが活躍していける術を広めたその功績は大きい。

子気味良い連打,時折繰り出す裏面打法,そして90年代後半において最も変化が分かりにくいとされていたサービスが,彼の主戦武器だ。


99年世界卓球の決勝。

馬琳(当時19歳)との1戦。

途中ミスが目立つ場面もあったが,最後まで攻めきって世界を獲る瞬間はやっぱすごい

っていうか感情を露わにする体質って,この頃からなのだろうか……。

では,また

剛腕同士のスカッとする対決

2015-08-09 23:58:02 | 選手
暑さのみならず練習できない苛立ちにも苦しんでいる今日この頃orz

そんな状況において,何となくスカッとさせられる動画を


ニコ動より。

2000年世界卓球の団体準々決勝,金擇洙馬琳

この試合,金は珍しくバックハンドをやや多めに使っているのが目立つ。

対する馬琳も,今ほどではないが打点の速いカウンターを時々見せている。

もうあれから15年は経つのだが,この頃は両者とも動きが良かった。


もっとゆっくり見たいという方はこちら。

では,また

祭りの国から

2015-08-04 23:59:25 | 選手
ペンと言えば中ペンで裏面打法が主流となり,日ペンの数が減りつつある今日この頃

ところが,海を越えて遠くのブラジルで,日ペン使いが少ないながらも生き残っている。

ブラジルの日ペン使いと言えば日系のウゴ・オヤマ等を思い浮かべるかと思う(思い浮かぶだけでもかなりの通なw)のだが,今回紹介したいのは……。

ルアン・オリベイラ

2013年世界ジュニアのブラジル代表となった選手である。


ある国内の大会から,ラファエル・ワタナベ選手と。

中ペンになる前,日ペンを使っていた頃の貴重な映像である。

ペンであるにもかかわらず,積極性が見られないのが残念

このルアンのみならず,ブラジルのペンホルダー選手はどちらかと言うとテクニシャンが多いのが知られているが,彼にはそういう枠を飛び出してもらって,獰猛な選手に生まれ変わってほしいと思う。

ソースはこちら

では,また