裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

北欧からの彗星

2017-12-30 23:36:37 | 選手
いよいよ今年最後のネタ投下になります

前回は世界大会で久々にペンのチャンピオンが出て,その嬉しさで半ば勢いで記事を書いたのだが,今回は前回の流れで今年の世界ジュニアで注目した選手を紹介していく。

今回紹介するのはトラルス・モアガード

シニアでも最近復活の兆しを見せているスウェーデン勢の一員である。

シェークのドライブ型だが,普通のドライブマンに比べてちょっと変わっている。

ドライブは当然使えるのだが,バック対バックのラリーで時折ミート打法を用い,フォアもブロックをちょいちょい使うのが特徴

どちらかと言えば前陣に位置を取り,リスキーながらも素早い攻撃を得意としている。


男子シングルス準々決勝,徐海東との一戦。

世界の舞台に出たての中国勢に対し,ビビることなく圧倒的な試合を展開している。

また,失点した時のリアクションなど,パフォーマーとしての片鱗も少し見せている。

やや血気盛んで荒削りなところもあるが,いずれにせよ,シニアの世界でも大化けを予感させてくれる。

次回はこの試合でモアガードに敗れた徐海東を紹介する予定。

良いお年を

世界ジュニア2017にて

2017-12-26 23:57:28 | 試合
最近地元の本屋で卓球王国最新号を見たのだが……。

先日開催された世界ジュニア選手権で,ある人物が優勝したことにびっくりしている

その選手とは,以前にも紹介した薛飛


決勝の様子(2019年8月10日差し替え済み。)

決勝の相手は最近復権の兆しを見せているスウェーデンのモアガード。

この試合の前にすでに中国選手を破って勢いに乗るモアガードに対し,威力と安定性に富む両ハンドドライブでぐいぐい攻め,途中1ゲームを落としながらも貫禄の優勝となった。

偉大な先輩・王晧にますますフォームや戦い方が似てきた薛飛,今大会での優勝は将来のNTメンバー候補として非常に大きいと言えよう。

世界ジュニアにおけるペンのチャンピオンと言えば,2003年に行われた第1回大会男子ダブルスにおける村守実ぐらいしか記憶にない

ペンの自分にとっては久々に明るいニュースであった。

今大会で活躍した他の選手については,また次回に紹介したいと思う。

では,また